社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

11月16日(木) 朝一の訃報。

2023年11月18日 20時37分28秒 | 2023年

 6時半起床。

 朝食はソイプロテイン。

 妻と娘を見送ってから、身支度を整えて家を出る。

 出勤途中に友人の訃報が届く。病気で突然のことだったそうだ。私より8つか9つ年上なので、40代後半とまだまだ逝くような年齢ではない。連絡をくださった方に詳細がわかったら教えてくださいと返信し、電車を降りる。

 9時前に出勤。

 午前中は外部機関の方々とのZoom会議。若干波風が立ったのは想定内で、無事に終わる。

 昼食は、上司と後輩と一緒に「鳥松」へ。

 焼き鳥丼をご馳走になる。

 様々な種類の焼鳥が入っていて美味しかった。ご馳走様でした。

 午後の勤務を開始して1時間ほどしたところで、体調が悪くなってきていることに気付く。

 急遽、時間休暇を取って帰宅し、横になりながら在宅で出来る仕事をコツコツ進める。

 夜になって、今朝Amazonで注文した『まばたきで消えていく』が届いた。先日観たYouTubeチャンネル『ReHacQ』の「社会人のための”死”入門」にゲストでいらっしゃっていた藤宮若菜さんの歌集で、その時から読んでみたいなと思っていたのだが、今朝友人の訃報を聞いて衝動的に注文した。

 入浴と洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。

 夕食は、セブンイレブンで買ってきたキーマカレー。後に妻のハヤシライスと交換して食べる。

 食後のデザートは新しい味の「爽」。

 『まばたきで消えていく』を読む。先述のYouTubeにゲスト出演されていたように、彼女の歌は「生」や「死」を題材にしたものが多く、まさに今お世話になった人の死に直面している私も、せっかくなので詠んでみようと思い立つ。

肩を張りくぐる赤門2号館踏み入る勇気迎える微笑み

 大学2年生の秋、当時東大で教鞭をとっていらっしゃった上野千鶴子先生のオープンゼミに参加し始めた。その3回目か4回目くらいだったと思うが、たまたま彼と隣の席になり、雑談をしたことがきっかけで可愛がってもらうようになった。オープンゼミは正規の大学院ゼミの後に設定されていたので、私が部屋に入る時には必ず彼はもう席に座っていた。他に誰も知り合いがいない中で、彼の姿が見えるとほっとした。

 告別式は日曜日。当初は別の予定が入っていたが、キャンセルして参列することにした。直接お礼を伝える最後の機会である。

 日付が変わる頃に就寝。