日曜の今日、 獏じいの新しい職場から20ー30分程、西にいった町に新居探しに行く。
ネットで見つけた家を数件見回り、気に入ったものを書き留める。
あとで不動産屋に連絡を付け家の中を見せてもらう為だ。
この町は人口約26000人、治安のいい場所と悪い場所がある。
建っている家の環境は家事態より大切な条件となる。
数件見回ってる時、道にたてられていた " Sale by Owner " のサインに目がとまり、探しに行くと
今住んでいる家と似たような ランチ式の家があった。
悪くはないなと 電話番号を書き留める。
と、、ゆっくりとその家の裏側にドライブしていた獏じい。
" LOOK ! "
大きな目を見開き 笑顔で叫んだ。
窓に映ったその予期もしなかった光景に わたしも喜びの悲鳴!
何と家の裏庭は小さな湖に続いていた。
獏じいと私の Dream House は 川や湖沿いに家を持つ事だ。
現在住んでいる街はミシッシッピー川が流れている。
川沿いに建てられた家はかなり値段が張るので、川沿いの家は諦めていたが、小さな 湖だったら 将来もてるかも と それなりにお互い夢をもっていた。
だからこの家を見つけたこの時の私たちの驚きと喜びはおおきかった。
”あまり期待 しちゃだめだよ。 きっと僕たちには 手の届かない値段だよ”
と私に言い聞かしながらも、彼自身の期待がどんどん大きくなっていくのを感じる。
”でも あれ Lake っていうより Pond って感じだよね。そんなに高くないかも、、。” と、私、、。
”そうかもなあー ”と、より大きな笑顔はキラキラ目 と一緒に夢の中。
別の家を探しに行く道、その家の話で沸き上る。
彼はすでにその家を”僕たちの家”とまで呼び始めた。
”あんまり期待しないほうがいいよ。”と、 今度は私が彼に言い聞かせる。
その後見た家々は、 家事態はいくら良くても、満足できず どれも目に入らない。
私たちは家に戻り、その家の持ち主に連絡 を付ける事にした。
”神様。僕はあまり いい人間ではありませんが、僕の妻はとても いい人間です。どうか 彼女の願いをかなえてあげてください。”
と、帰り道 獏じいさん ブツブツとこんな事までいい始めた。 ホロリ
だめな話になっても あんまり 落ち込まないように キッパリ 諦めよう。と 私は心の中で呟いた。
家の値段は私たちが買える値段より$50、000高かった。
ガッカリ!
又、ゆっくり 探すか、、、。