高校バスケの州大会チャンピオン戦は
州立の大学で催された。
流石 ユニバーシティーともなると
ジムのスケールも違う。

シャツ ショップで働いている義理妹が
アイオワを発つ金曜の朝
大急ぎでプリントしてくれたTシャツは
1番安価の白いTシャツに
ジョーダンちゃんのチームカラーである黄色で
彼女の番号に学校名 そして
バックにはW家の名を
プリントしてある物だった。

"一枚2ドルだったわ。" と
店のオーナーが
原価で売ってくれた事を
嬉しそうに話す。

アイオワから駆けつけた家族11人で
そのシャツを着用し

前席に座りチームの応援。

手に汗握るモーメントもある試合でもあったが
最終的には 10点差で
見事 州のチャンピオンになった。

高校のバスケトーナメントが
やっと終了するや
トラベルチームの練習が
開始されるというジョーダンちゃん
来月、
シカゴで開催されるトラベルチームの試合も
応援に行こう。
と 話す私たちだ。

アイオワに帰り着き、そこから
一人イリノイに向かうバッキーから
"今 イリノイに向かう途中だが
週末の事を思い出しては
何と楽しい時間が持てたんだろうと
つくづく感じる。
それは皆 同じだったと思うし
こうやって
喜びを分かち合う家族を持った事に
感謝の思いで一杯だ。" と
テキストメッセージがあった。
多分 それは
家族皆に送ったメッセージだろう。

こうして 言葉で一人一人が読むことで
皆の心が 一層強く
結びつくかのようだった
流石、兄貴!!