お隣さんの家族が経営するレストランで
木曜日の夜 お手伝いをするようになって
3度目の週を迎える。
木曜日は ローリーさん (お隣の奥さん、)が
一人でウエイトレスをしており
夏に入って忙しくなったので私に声をかけて下さった。
”貴方もテーブルをとってね。” と
言われたが
1979年から この店でウエイトレスをしていると言うローリーさんは
殆どの客と顔なじみ
客が好む調理の具合や
オーダーするドリンクも知っている。
記憶力の悪い私が
無理して それらを覚えようとするより
ウエイトレスの仕事はローリーさんに任せ
私は彼女のヘルプをする事にした。
主にレストランでは下記のような職種がある。
ホステス
客をテーブルに案内したり
会計や電話の応対をしたりする。
バスボーイ、バスガール
テーブルに水を運んだり、お皿を片づけたり
客が去った後 テーブルのセッティングをする。
ウエイトレス、ウエイター
料理のオーダーを取り それらを運ぶだけでなく
客が気持ちよく食事が出来るように演出する。
ローリーさんは上記の仕事を一人でしておられたので
ホステスとバスガールの仕事を私がしている。
忙しい時間帯だけなので
1日2-3時間働き
給与はキャッシュで その日にローリーさんから手渡される。
”時給は9ドル それに チップも加えたわ。” と言われ
満足した私は大きく頷きお礼を言った。
なぜ こんな話をするかと言うと
今週の木曜日 休暇を取ったローリーさんの代わりに
経営者でないウエイトレス エリカさんが働いていた。
2時間半働き
暇になったので帰ろうとしたら
エリカさんが自分のチップから私に
その日の給与プラス私へのチップとして
27ドル(2700円)を支払ってくれる
普通、給与を支払うのはレストランの経営者であり
ウエイトレスは自分のチップの1-2割を
ホステスやバスガールにチップとして支払うようになっているので
驚いた!!
チップ制のアメリカではウエイトレスは
お勘定の15%から20%をチップとして
客から支払われることもあり
経営者から支払われる
ウエイトレスの時給は
その州で決められた最低賃金より安い。
ウエイトレスにとって チップは大きな収入源となるのに
その中からヘルパーの給与まで支払うって どう?
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