クリスマスの曲を弾くリサイタルが12月に催される。
去年のリサイタルでは参加する生徒は
音楽教室( nonprofit )の為に
最低25ドルの寄付金集めをするか
そうでなければ数時間 音楽教室の手伝いをするか を
選ばなくてはいけなかったけれど
今年は寄付金集めをするのは自由で
集めた額の半分が音楽教室に
残り半分は生徒の授業料にまわる事になった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/2b/324ddd36a07ee99014fc9b8f9dcab331.jpg)
その知らせを読んだ寿司子(私の職場で寿司を握る中国人)が
先週音楽教室に寄付をしてきた と話し始めた。
彼女に言わせると
去年 donation と言う意味が分からなくて
何もしなかった事が気になったので
今年は200ドルの寄付をした と言う。
200ドル!! 寿司子 太っ腹
大きな額に驚いた私が
なぜ200ドルという額にしたのか訊くと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/97/aec49e97eea96e17356b073daf2a50db.jpg)
”一人100ドルとして
息子と娘の分で200ドルにしたのよ。
中国では寄付をする習慣もなくて
いくらにしたらいいのか分からなかったけれど
数年前に子供を連れて買い物をしていたら
高齢の男性が
子供たちにクリスマスプレゼントを、、、、って
私に100ドルを手渡してくれた事があったの
だから100ドルが相場かと思って、、、、”
寿司子らしい考え方に笑ってしまったけど
あの時のシークレットサンタさんからの100ドルが
寄付金額の目安になったと知り
シークレットサンタさんの行為が
ふーーっと息づいた ようにも感じられた。
スーパーではフルタイムで働き
休みの日はネイルサロンで働く寿司子、、、
約2万円と言うと
それほどの額ではないかもしれないけれど
アメリカの田舎町で暮らす者にとって
200ドルは大きい。
いろんな思いの中で寿司子はこの額を決め
寄付して来たように感じられる
多分 子供たちが恥をかかないように、、、と
自分の貯金を使ったんだろうなぁーー
なんか キュンとなる。
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