バッキーと2歳違いの妹リタが働く店のオーナーの旦那様が
交通事故で急にお亡くなりになられた。
それも50歳という若さで、、、、。
旦那様にお会いした事はなかったけれど
義理妹リタのボスである奥様とは
店に買い物に行った時
数回顔を合わせた事があった。
それだけの事で
知り合いとは言えない関係なのだけれど
日本のお通夜にあたる Visitation が金曜の夕方
それもイリノイの家に帰る途中通る街の教会であった事もあり
立ち寄る事にした。
それは沢山の人達が訪れ
教会には長い列が出来ていた。
列に並び ゆっくりと前に進みながら
奥様に何と言えばいいだろう と
考えれば考えるほど 言葉に詰まった私は
結局何の言葉もかけず 奥様に大きなハグをして去った。
イリノイの家に帰りつくと
”それで奥さんはお前の事が分かったか?” と
バッキーに訊かれ
”私の顔を見ても分からないようだったんで
私はリタの、、、って言い始めたら
分かってくださって
来て下さってありがとう って言ってくださったわ” と応えると
”なんやそれは、、、、
”私は000会社に勤めるバッキーの妻だ” と
何故言わなかったんだ。” と
言われた私は
バッキーが中に立ち
彼女のバーベキューソースを
会社が販売し始めた事を思い出した。
結婚38年もすると
こういった考え方をするバッキーの事は
勿論良く理解してはいるのだけれど
そこまで気づかない事は多い。