会社の先輩にソフト・マシーンのCDを借りた。タイトルは『Live At The Proms 1970』、メンバーはマイク・ラトレッジ(Key)、ヒュー・ホッパー(Bs)、エルトン・ディーン(Sax)、ロバート・ワイアット(Ds)、の4人。実を言うと、ソフト・マシーン周辺というか、いわゆるカンタベリー系のミュージシャンについてはほとんど知らず、音も聴いたことはない。にもかかわらず、ここの4人は皆名前を知っている人たちばかりなので、きっと黄金期のメンバーなのだろう、と思っている(笑)
で、初めて聴いたソフト・マシーンなのだが、これが意外と良いのである。一言で言ってしまえば、ジャズのスタイルを取り入れたフリーフォームなインスト、という事になるのだろうと思うが、その手の音楽にありがちな難解さとか冗長さとかが全くない。やたらと長いソロもなくて、とても分かりやすく聴きやすいのだ。トータル38分程度、という時間もちょうどいい。こりゃ、なかなか(笑) 他のアルバムも聴いてみようかな。
このCDを貸してくれた先輩は、10代の頃クリムゾンを皮切りにプログレ関係を聴き漁っていたという人で、イタリアやドイツのプログレにも詳しいらしい。日本のバンドだと美狂乱がいいよ、と言ってた(美狂乱て、プログレ?)。こういう人がひょっこりと存在しているのが、うちの会社のヘンなとこだ(爆)