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MFCオーナーのブログ

Listen To The Music ~ 槇原敬之コンサート・レポート

2014年06月15日 23時29分05秒 | ライブレポート

いよいよ始まりました、4年に一度の祭典、FIFAワールドカップブラジル大会。世界に名だたるサッカー大国であるブラジルに於いてでさえ、ワールドカップに反対するデモが起こっている、というのは正直驚きではあったけど、それでも無事に開幕し、一ヶ月に渡る熱戦の火ぶたは切られた。優勝候補のブラジルは開幕戦でクロアチアに勝って、幸先良いスタートを切ったが、ディフェンディング・チャンピオンであるスペインが、オランダ相手の初戦で大量5失点でまさかの大敗。この組み合わせ、前回大会の決勝戦の再現というのも面白いが、イタリアvsイングランドという強豪同士の対戦も、イタリアに軍配が上がり、早くも順当なんだか波乱含みなんだかよく分からん展開になってて、今回も目が離せない。今回のワールドカップ期間中は、普段より早起きして、半分でも試合を見てから支度して出勤する、という生活をしようと意気込んでみたものの、そんな都合の良い時間には試合やってない、という事にさっき気づいた(爆)

そんな中、日本時間で今日の午前10時に、日本vsコートジボワール戦が行われた訳で、結果は皆さんご存じの通り、1-2で日本は逆転負けを喫してしまった。前半、本田のゴールで先制したものの、後半コートジボワールが絶対的エース・ドログバを投入した直後の2分間で、あれよあれよという間に2点を取られ、あっさりと逆転された。僕は、その時間所用で外出しており、車を運転しながら、車内のテレビで見ていた、というか音声だけ聞いてたのだが、ほんと何だか訳分からんうちに逆転されてたって感じ。見てないから何とも言えないが、ドログバって、そんなに凄いのか? 解説の岡田武史氏も、(ドログバが入って)全く違うチームになった、なんて言ってたし。ま、とにもかくにも、この敗戦は痛い。監督・選手の皆さんには、気持ちを切り替えて次のギリシャ戦に臨んで下さい、としか言いようがないが、敗戦のショックから立ち直れないままだと、ずるずると負け続けてしまう可能性もある。早くも正念場だ。何とか、乗り越えて欲しいもの。

次の対戦相手であるギリシャも、初戦コロンビアに0-3で負けた。守備力には定評あるチームという話だったし、開幕前の強化試合でも、ほとんど失点しておらず、かなり手強い相手と思っていたけど、まさかの3失点での敗戦、もしかすると日本よりショックはデカいかもしれない。そうなると、日本にも勝機が出てくる。どちらも、次はなんとしても勝たねばならない訳だし、初戦の敗戦のショックから立ち直った方が間違いなく優位に立てるだろう。とにかく、頑張ってくれ。

おっと、今回はサッカーのネタではなかった(笑) 久々のコンサート・レポートなのである。ワールドカップが開幕する2日前の6月10日、東京国際フォーラムに槇原敬之のコンサートを見に行ってきたので、その模様をレポートさせて貰おうと思う。

MFCオーナーが槇原敬之のコンサートに行くとは意外だなぁ、とおっしゃる人もいらっしゃるかもしれないが、確かに、あまり聴いてはいない。「どんなときも。」とか、有名な曲をいくつか知ってるだけだったりする。でも、「どんなときも。」は昔から好きな曲だ。カラオケで歌ってた時もある。けど、コンサートに行くほどのファンではないのは確か。では何故、見に行ったのか? 妻が槇原敬之のファンだからである。

今回の槇原敬之のコンサートというか、ツアーのタイトルは、『Listen To The Music ~ うたのお☆も☆て☆な☆し』。彼は、シンガーソングライターとして有名になったが、カバーアルバムも3枚発表しているのだそう。全く知らなかった。「Listen To The Music」というのは、そのカバーアルバムのタイトルであって、つまり、今回のコンサートは、カバー曲をメインにした構成なのである。それを知った時は、やや拍子抜けだったけど(笑) ちなみに、その3枚のカバーアルバムはこれこれこれ

さて当日、我々は開演20分前くらいに会場に到着した。一階やや後方の席に着いてから客層を見ると、やはり女性が多い。アベックもいたが、女性同士の組み合わせもいた。但し、若い人は少なかった(笑) ファンの大半は、槇原敬之と同世代のようだ。場内では、DJが槇原敬之のカバー曲を次々と紹介する音声が流れている。そして、バンドメンバーの女性による、コンサートに於ける注意事項が流れた後、ほぼ定刻にコンサートスタート。幕が上がると、そこに槇原敬之がバンドを従えて、手を振りながら立っていた。オープニングは知らない曲。多分、誰かのカバーなのだろう。

初めて見る生の槇原敬之は、チェックのジャケットを羽織って、とても若々しい印象。昔風に言うなら“とっちゃんぼうや”風の外見になんたけど、そういう人って年を取っても印象があまり変わらず、結果として若く見られる傾向があり、槇原敬之もまさにそんな感じ(笑) その声もCDで聴くのと同じで、張りがあって若々しく、ほんと“好青年”って感じの人でした(笑)

槇原本人もMCで述べていたように、やっぱり今回はカバー曲中心とのこと。もちろん、「どんなときも。」や「もう恋なんてしない」といったヒット曲も歌ってたけど、セットリストの大半はカバー。といっても、知らない曲が大半だった。けど、槇原敬之、カバーを歌うと分かるが、歌唱力もなかなかである。女性の曲も歌ってたけど、元々キーが高いせいか、全く違和感なし。凄い。原曲のイメージはそのままに、自分の歌にしてしまっているという感じ。正直、ここまでの実力の持ち主とは知らなかった。恐るべし。

嗜好やルーツが窺えるという点で、槇原敬之のカバーの選曲は、実に興味深い。小田和正や大江千里あたりは、シンガーソングライターの大先輩として、かなり影響を受けたのであろう。山下達郎あたりには、アレンジ面で刺激されたのでは。ユーミンや中島みゆきといったあたりは、自分には書けない歌世界を、カバーする事で補ってる感じ。尾崎豊については、全く面識ないけど、彼の曲を歌ってみて、シンパシーを強く感じた。今尾崎が生きていれば、きっと仲良くなれるような気がする、なんて事も言ってた。久保田利伸は、自分にはない才能の持ち主として、純粋に憧れていたんだろうな、なんて思わせたりして、なかなかに楽しくコンサートを過ごしたのである。

バックバンドは8人。意外と多い。コーラスがいない、というのも意外。メンバー構成は、ギターとキーボードが各2人、ベース、ドラム、パーカッション、プログラマーが各1人。ドラムが屋敷豪太だったのには驚いた。全体的には、和気藹々とした雰囲気だった。

アンコールでは、SMAPでお馴染み「世界にひとつだけの花」も歌っていた。また、自身が手がけたミュージカルの曲も披露してたりして、結構幅広い活動をしているようだ。全て終わった時に時計を見たら、なんと2時間45分程経っていた。角松敏生ほどではないものの、3時間近く歌い続けるとは、さすがである。素晴らしい。

という訳で、槇原敬之のコンサートは初めてだったけど、とても良かったと思う。前述したように、歌手としても実力者なのであるが、ただやはり、彼の独特の声や節回しは、やはり彼自身の曲を歌う時に、最もフィットするような気がした。やっぱり、シンガーソングライターなんだな、というのを強く感じた。

槇原敬之は、もうデビューして20年以上が経つ訳で、当然彼の音楽に影響されたミュージシャンも出てきていたりする。そんな若手(ばかりでもないが)による槇原トリビュートも出てたりなんかして、押しも押されもせぬベテランと言ってもいいのだが、コンサートで見せた“万年青年”っぽいキャラクターのままに、いつまでも若々しい音楽活動を続けていって欲しいな、なんて思ったりもするのである。

という訳で、槇原敬之コンサート・レポートでした。今度は、オリジナル中心のコンサートを見たいな。

あ、忘れてた、今回の収穫。

Makihara_drops

グッズ売り場に売ってた。要するにドロップである。缶にシールが貼ってあるのではなく、缶そのものに印刷されている。製造元はサクマ。つまり、本物ってことなのである(笑)

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2 コメント

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♪マッキーファンさま (MFCオーナー)
2014-06-29 11:56:54
♪マッキーファンさま

こちらこそ、はじめてまして^^

>6月15日、大阪に行ったんでしょうか?
いえ、文中にもありますが、東京国際フォーラムです。

>彼はコーラスは自分で録音したものをほとんど使っています
やっぱりそうなんですか。最初は、バンドの人がコーラスもやってるのかと思いましたが、そんな雰囲気でもなかったですし。

>今度はオリジナルアルバム?のツアーだと思いますので。。。
はい、機会があれば、また行こうと思ってます。オリジナルのライブ楽しみです。
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はじめまして^^ (マッキーファン)
2014-06-28 20:00:30
はじめまして^^
6月15日、大阪に行ったんでしょうか?
15日はツアーのファイナルだったので、特別、マッキーと同世代の女性が多かったと思います^^ 若い方、、確かに少ないですね。。。

今回、初めてのカヴァーアルバムのツアーでした。
所々に自分の持ち歌、それも盛り上がる曲を入れていました。
彼はコーラスは自分で録音したものをほとんど使っています。
バンドメンバーは、かなり多くなりました。 機械に頼る部分もありますが、本物の音楽を届けたいと思ったのかもしれません。
また機会があれば、マッキーのライヴにきてください^^ 今度はオリジナルアルバム?のツアーだと思いますので。。。
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