新人王戦のエント範囲は難しく、毎回担当の役員さんが悩まれているクラス。
大雑把な分けかただが、プロの先生への指導対局で6枚までが新人王戦で、4枚からが名人戦にしているが、これもランク落としで希望されると実際のところ把握できないのが現状な感じもする。
今回の優勝・準優勝は石川県から来てくれた兄弟であったが、ここら辺の棋力がギリギリセーフなのだろうか、上のエントでも充分な力だがチャレンジするか、確実に入賞を狙うか境目なんだろうね。
ユーゴ君・テンシン君・ユーシ君の3-1は見事だった。
カンタ君は、2-2でしたが連勝スタートが成長の証になったようです。
愛知県から来てくれたカイ君は、ささゆり繋がりで級位戦の優勝者で、このクラスもレベルが高くなりにけり。
チノさん・コトノさん・ヒマリさんの女流3人は仲良く皆さん1勝して良かった次回は2勝を目標にして「鳥中華ツアー」を夢見ましょう。
ドラゴンキッズ戦は、前回からの新設リーグで昨日将棋を覚えた子どもさんでも参加してもらえるクラスで、ここの必勝手は「王手」がメイン。
王手放置で王様を取られて勝負が決まるも、偶然王手を気がつかないパターンと、王手されてカウンターで王手を放ち、これまた王手されたので逃げるパターンなどが見られて微笑ましい。
そんな中で、決勝戦では3手詰の基本パターンで確実に詰ましたサクラさんが春に続き連続優勝でした。
やはり将棋は、詰が大切の様相です。
必勝形を築きながら敗れたミューさんは、途中から王手の狙い過ぎがアダとなった様子。
単純王手は、受けられる事を身に付ければ3手の読みになるから、今回の準優勝を励みに「鳥中華ツアー」を夢見ましょう。
3位入賞は、ソータ君で元気なお兄ちゃんの影に隠れて目立たない感じでしたが、逆に沈着冷静な性格が強くなれる原石を持っているのかもしれない。
3位まで楯がもらえるので、良かった良かった。