先手は飛車先の歩を交換して、後手の飛車先交換を拒否する▲7七銀としたところ、普通に先手の方が良いと教えられて来ましたが、ソフト世界の大局観=評価値では互角なるも、やや後手に針が傾いている。
△8六飛▲8七歩△8四飛なら▲5五歩の銀ハサミがあるので、無理でしょうと思いきや。
△6四角と打つ手があり▲6六歩で銀はゲット出来るが香車を取られ馬を作られ桂馬も差押えられては、さすがに先手辛い。
本譜は△5六銀から間接十字飛車で攻めるが、そんなに急がなくてもとおもえるが、ツツナカの評価値は△5六銀が最高値なのでしょうね。
俗に言う、詰みまで読まないと指せない手はソフトの独壇場なのだろうか。
素人目に見ても先手有利な気がする局面になるも、後手番なので飛車を取られたりすると、実戦心理で怖い局面。
ツツナカは、△6一銀?????
人間では、0.1秒も考えない手かもしれない。
△6一銀▲8二飛が詰めろなのだが、△2八銀成として型作りをしたのは、人間らしいソフトと言われる所業なのか。
紛れが少ないので直線的に読めて難しくなさそうだが、15手後くらいにこれぞ詰将棋の手があり詰みます。