飛車落ちで挑んだのはグンジ君とユキナリ君で、一週間前に定跡を知らなかったユキナリ君は、一週間勉強して来た様なので少し試してみました。
上手役は棋神を降臨させて、やねうら王師範にお願いしました。
ポイントは、△4五歩を▲同銀で取る手順が定跡になっていて、攻めを止めない様に指すのですが、先に駒損するし最強の守備陣に向かって行くので、下手必敗定跡なんて言われたりします。
ここら辺は、前飛騨支部長先生も詳しいので、一緒に入って頂いて大研究会になりました。
Yowai62とユキナリ君との棋力差では、もう投了級なのでしょうが、ここは屋根先生だから何とかして下さいとお願いして、いよいよ中盤から終盤へと進みます。
AIの登場で、プロ棋士が指してくれるような練習が叶うようになり、時代の差を感じますね。
ユキナリ君好調に攻めるも、初めての疑問手が出ました。
4三歩は、力を溜めた手で切れない攻めを目指しましたが、ここは4二銀と直接攻める手が勝った様ですが、ここから先の変化を読み切らないと指せない手でもある感じです。
歩が成って戻って来た局面です。
この手までの時間を利用して、屋根師範は下手陣を脅かすが、受けが得意のユキナリ君は簡単には土俵を割らず正確に受け続けていました。
上手の最善手は、ここで王様を逃げる8三王らしいですが、ここは人間的に怖そうな△5七金と人間Yowaiの手にしてみました。
下手の駒が豊富なので、下手玉が詰めろで無ければ簡単なのですが、詰めろだったら相手玉を詰ますか一旦受けに廻り詰め路ろを消すか難しい局面になりました。
しかし~~しかし~~し・か・し。
仕掛けから、ここまで下手の指した手で悪手は無しで、疑問手が一手のみなのは日頃の研鑽が伺えます。
定跡の研究+将棋ソフトに入れて実戦体験+詰将棋は最近の三種の神器なのかも。
それをして、守・破・離の守の段階なのが将棋の難しい処かもしれません。