早いもので、H24年最後の支部例会@土曜日。
高山将棋教室支部の野球部とサッカー部が集合した感じになった。(笑)
大ちゃん用に、激指で学習するコースをCDに焼いているとY月君登場、続いてリュウ君。
Y月君との一戦。
▲6五歩と角交換しますかと指して来たので、はいOKしましょう作戦に変更した。
しばらく進んだ図。
角を交換すると打ち込みの手を狙う展開になるが、先手右辺のアナグマと左辺の攻撃陣が離れるので、先手からの争点を消しながら控えめに・・・控えめに・・・・・。
もしこれが柔道だったら指導ポイントを取られる感じの手渡しの連続手で、無理に仕掛けて来るのを、ひたすら待っていた。
斬り合うと終盤力が強いので、こう指させたのもY月君の実力の証明だった。
いけしお第三局。 先手:リュウ君 後手:管理人(持ち時間35分 切れたら60秒)
角交換フリ飛車の予想に反して、居飛車を選択して来た。
ここで角を交換して、一手損角換りOR一手損角交換振り飛車も考えたが、おとなしく△4二飛とした。
その後、昔ながらの対抗形になるも、5五歩定跡は最近プロの将棋に出て来ないので珍しい戦いになった。
中原十六世名人が得意とされていた戦型で、6筋で歩を交換して5筋~8筋に勢力を張り全体的なバランスで戦う、まさに自然流を象徴するかのような優雅で綺麗な戦いは、大昔管理人も棋譜を並べて勉強した事を思い出します。
そこで、そうなると苦しいので、▲5五歩には△4五歩・▲5六銀には△5四歩として美濃が低い瞬間最強の間に、イチャモンを求めて行ってみた。
管理人が先手なら、▲5五歩△4五歩の後に、▲2五歩△3三角のセットメニューを入れるが、この辺り急戦・持久戦の両面を持っている戦型なので難しい。
中央でチャンバラになり、△5四銀とタダ捨ての銀を指したところ。
王手飛車の手が見え隠れして、それを主線に複線が数本書けそうで、やや振り飛車側が指せそうな気もする。
勝又教授の「消えた戦法の謎」には、ここら辺が詳しく説明されているので次回までに研究しておくと、次は同じ戦法を指して来ないのが最近のリュウ君の傾向のようだ。
H25年は、どんな展開になるのだろうか、楽しみでもある。
ユーゴ君、最近将棋の形が整ってきた感じもする。
管理人が、ユーゴ君の頃にタイムスリップして戦えば負けるような気がする。
という事は、最低でも管理人のレベルにはなれそう、楽しみながら続けていれば、今のユーキッチ君みたいに火が点くとベースが出来ているだけに早く到達できそう。
火が点くか点かないかは、「神のみぞ知る」
イツキ君、なにやら居飛車で左美濃している。
訊いてみると、管理人が指しているのを見て真似してみたと・・・・・・・・・・。
得意戦法の、逆を持って指すのも役に立つみたいで、中原先生も大山名人の振り飛車を攻め倦み、逆に振って名人を獲得されたのは、あまりにも有名な話し。
どんどん、いろいろな戦法を指すのも楽しからずや。
てなわけで、真剣勝負あり、友達との楽しい対局あり和気藹々で、第三の居場所としての機能も、有効に動いているようである。
学業や部活・スポーツ活動は、「行け行け飛雄馬」なので、将棋までそうなったら息を抜くところが無くなってしまいますからね。