藤井四段は、▲4五桂から羽生三冠の陣に襲いかかった。
羽生三冠の△8三飛車の展開が、COM解析では疑問手だった様子。
この後、▲4五歩から藤井四段の総攻撃が開始された。
お稽古将棋だが、少し難しい局面にしながら勝ってもらった。
光るものを探すのも、この稼業の奥義なのでしょうか。
隠れた、良い処を引き出せたなら良かったが、どうだったのでしょうか。
COMには、飛車先交換三つの得ありなんて言葉は無い様だ。
交換させている間に、早繰り銀の様に攻め駒を繰り出すのが、pananzaの得意手順で、佐藤名人も評価したのか後手番を持って7三銀と構えた。
将棋ソフトは、これまでの定跡や常識を、変えようとしているようですね。
昨日の図より。
バッサリ▲6三龍と一枚金を失った片美濃囲いに切り込む。
自分なら、思い出王手の時にしか指せない手です。
ここまで来ると、ひ弱な私でも次の一手は指せそう。
▲6二金から片美濃囲いの最後の金を剥がして、6四から桂馬を放ち詰ろが掛かる局面になって行く。
後手の王様は、この後脱出経路から入玉を求め長旅に出るが、3九に居る金の存在が大きく投了に追い込まれました。
▲6三龍と入る手から、3九に居る金を働かせる手順を、読んでいたのでしょうか。
チョイとした野望というか無理だろうが夢があり、1回公費で旅行してみたい。
来年から参加できる大会で、2018は富山で2019は和歌山で開催されます。
資格は、選考試合で3位までに入れば行けるそうです。
一度選ばれると翌年は、お休みになるので多くの人にチャンスあり。
そこで作戦だが、相手が振り飛車ならイビアナで、居飛車で来れば三間飛車の限定で行こうかと構想を練っている。
インスタント三間飛車なので、どうなる事やらですが、升田式石田流は若い時勉強したし、変化で石田流本組みと7七角で、穴に潜る様子ならトマホークシステム+カナケンシステムで時間を残し優勢になって押し切る(終盤弱いから)普通の手を重ねればどうだろうか。
先手:藤井聡太四段(居飛車 )vs後手:大橋貴洸四段(三間飛車)の実戦より、後手の大橋先生が△3六歩と仕掛けたところです。
大橋先生は、この1月に子どもに指導して頂いた優しい先生です。
藤井先生は、彼が子どもの頃(今も未青年ですが)からJT杯などで知って居いまして、どちらの先生も応援しています。
カナケンシステムは、我が偉大なるウッキー先生の得意技で、24ではイビアナ党に連戦連勝という田舎伝説があります。
前に、Hageyubi先生とスパーリングしていた時、6段の先生は4九に金を置いたままで、まったく攻略できませんでしたが、プロなら当然の配置なのでしょうね。
(アマでシニアなら、そんなに研究してないだろうからチャンスありと思う心)
形勢は、少し先手の藤井先生が有利でしょうか。
*COMの感想です。
ここで先手は、一気に後手陣に襲いかかりました。
もし自分なら、少し優勢に臆病になって▲4四龍と一旦逃げます。
さて、藤井先生の次の一手は何だったのでしょう。
ponanza が商品化されるそうです。
1万円くらいなので、買ってみようかと思う。
その前に脆弱になったPCの買換えが先だろうか。
スマホの登場で、最近はPCに自宅で触れる機会も減りましたが、仕方なき一手になりそう。
でもでも、そんなにお金掛けなくてもフリーの、MyBonaで充分な気もしますね。
やがてフリーのソフトが、名人を負かす日も来るのでしょうね。
自分の指した棋譜をCOM先生に観て貰い、振り返り感想戦を行えば、プロの先生の指導と同じ効果が得られるから、学習効果はアップしますね。
もう、上達したい子どもさんは、これも定跡手順になっているのかもです。
かつての愛読書でしたが、糖質制限であまり飲まなくなった日本酒。
でも、一番好きな酒は地酒です。
美味しいです、清酒一合に含まれる糖は角砂糖2個分なので、三合までならご飯一杯分(角砂糖13個)の半分以下。
上手に付き合いましょう。
▲4五桂までの図。
先手:藤井四段VS後手:佐藤(秀)九段。
ponanzaの角交換対策に、地下鉄飛車がありますが、まさにそんな陣形になっています。
ソフト解析では、悪手0疑問手0の藤井四段の完勝。
次は、羽生三冠との対局になります。
さすがに、羽生三冠に勝って欲しい。
前回の図は、深浦康市九段 vs 谷川浩司九段の【叡王戦】からでした。