タイキ君どんな作戦するのかと、今回も平手で指したら、矢倉、四間飛車、そして最後にゴキゲン中飛車を指したいと、それなりに組んで来た。
いくらなんでも、ご免なさいアナグマは出来ないので、流行りの超速で受けたが、それはそれとして、何処で戦法勉強してるのだろうか?
今度聞いてみましょよう。
明日教室なので、何を講座にしようかと考えていましたが、王様の近くの金を狙えにしようかとデーター収集してみた。
手筋はたくさん知っていた方が良いので、知らないと指せない手というものも将棋にはあり、倦まない程度にクイズ方式で出してみようかと思ってます。
ただただ将棋を指したい子も居ますが、定跡の大切さとか手筋を知らないと、成長するに多くの時間が必要になる感じです。
その子その子の性質もあるので、押しつけはしませんが知って損しなくクイズ方式で楽しんで参加出来るようにしてみたいものです。
さて、できるでしょうか?
お楽しみですね。
全国大会へ出場した経験がある子や、有段免状を持っている子も最初は初心者だったので、千里の道も一歩からで根気よく行きましょう。
1月にプロの先生を、お招きしての成果発表会として指導対局を予定しています。
6枚落ちで、勝負けるは別として内容が整っていれば、もう初心は卒業と言えるでしょう。
2枚落ちで勝利出来るようになれば、初段~2段クラスの実力になります。
強くなりたい子は、毎週の教室だけでは上達スピードが遅くなるから、お家で詰将棋等のトレーニングをしてみて下さい。
1月は、進級者がたくさん出ます様に!
駒の動かし方覚えて、いざ行かんの小学1年生の子が見学にやって来ました。
初めは上の図から行ってましたが、これ多くの子が▲5八飛と王手して来るので最近は少し進化させて下の図から始める事にした。
この図からなら、▲2二飛成としてくれるかな???????と期待しつつ見守る。
▲2二飛不成!
金を取ってくれたが、飛車がひっくり返らない・・・・・・・・・そんなものなんです最初はね ドンマイドンマイ!
そして、▲2二飛成 △5二玉!絶妙手(笑)
▲5二同竜と指すか静かに見守る。
これ分かっていないと、今後が進められないから意外と重要な一手となる。
▲2二飛成 △6一玉 に ▲6二金としてもらい勝って頂く。
師匠はここで、「はい負けました」と頭を下げる・・・・・・・・子どもは、にっこり笑う!
これで、この子は将棋の虜になって行く。(怖い世界ですね!)
そして、また上の図にする。
すると▲5二飛と指す。
また、この図にする。
何回か、これを繰り返すと、だいたい身体で分かって来るようになる。
終着駅は始発駅作戦で、最近は将棋の終わりから教える事にしています。
今回の小学1年生君は、飲みこみが早くてこの日だけで、10枚の入り口まで行く事が出来ました。
最後に初心用詰将棋の一間竜の手筋問題を解いてもらってお仕舞い。
「これ覚えると将棋が10倍強くなります」と、よこで見守るお母様にリップサービスを欠かさないのも最近覚えた手筋かな?
四面で指していた、Gunji君との対戦で同時に一間竜の手筋が発生して、師匠としてはリアルで見せられて満足ったがGunji君から、これ19手詰ですよね・・・・・・・・でも5手で詰んでましたよ!
あらま、その筋見えてなかった!
上手の変化技が上の図です。
この図と、比べてみましょう。
王様と金の位置を入れ替えたのがキモになってます。
将棋って難しくて、これまでの手順しか知らないとここで迷ってしまう。
ノータイムで▲2四歩と来る子と、ここで長考に沈む子に別れます。
▲2四歩チームは、△同歩▲同銀△2三歩とした時に長考に沈みます。
ノータイムの皆さんOKです。
△同歩▲同銀△2三歩で長考OKです。
ここで長考チームのみなさん、「初心よさらば」近くなって来ましたね。
ノータイムの皆さんも、少し時間差だけなので、「準初心よさらば」になってます。
前の図から、この図までに指した手は3手だけです。
2対2では、攻められないから3枚にする為に3手掛けます。
▲5六歩と突いて▲7八銀と上がり、角の効きを2筋にプラスするなんて習わなきゃ指せない手ですね。
その他、良い手は有ると思われますが、盤面を大きく見られるこの方法を伝授してます。
ここら辺が指せるようになったのは、Yosiki君Yamamoto君で、もう6落ちの世界に入ってます。
習うから理解へ、ボチボチ進行中。
おまけ。
ちなみに、ここから激指先生と指導対局をしてみました。
▲5三と!と入り以下数手で激指先生投了でした。
竜や馬をブンブン振り回さず、それより足の遅い成駒(今回はと金)を前に出すように指すのが基本です。
さて、上の図からどう考えましたでしょうか?
枡目1個バックの▲2五飛からの展開が初見で見れれば、アマ三段はあるのかと思われます。
次に6五歩を無条件で取れれば、金取りになり上手が金取りを受ければ、飛車は9五へ行き▲9三竜が確定します。
なんで、上手の歩が6五に居るのかは、最初の段階で▲6六角を防いで右の金(図で見れば左の金)を中央に使いたいからなのです。
なので△5四金と6五の歩を守りながら中央に金を使って来ます。
ここからはハイライト!
歩越しに金を打って攻めます。
上手銀を使って受けます。
これが決め手で角で王手!
定跡を知て理解して忘れて、そして自分で考えて指した手が振りかえって見れば、定跡手だったになれば有段者ですね。
そこを目指して、ゆっくり行きましょう。
簡単敵陣突破で、寄せの勉強を卒業すると上手最強に守ります。
プロの先生の指導対局も、ほとんどが上の図になるので、この攻略方法が必要になります。
棒銀の攻めで、上手陣に攻めかかります。
ここで、どうしましょう?
定跡手順を知らないと、殆どの子は▲3五銀か▲1五銀と撤退してしまいます。
この様に▲2三銀成!と突っ込んで来る場合は、凄く強いか凄く弱いかのどちらかですね。
上の図から、△同金と取って▲2四歩で金と交換になり▲同歩に△2三歩と蓋をしました。
さて、どうしましょうか。
ここも、定跡を知って居ないと指せない手かもしれません。
下手必勝形から、駒落ちは始まると言われてますが、まさに上の図がその局面。
△5四金と馬を取りますよの手に元気よく▲5三成銀と突撃してくる例が多く見られます。
5三の地点の駒の効きが同じだから先に行くと失敗する理解が無いと何回も同じ事をくりかえしてしまう。
ここら辺を早くクリア出来る子出来ない子で、その後のスキルの伸びが違って来るような気がします。
1回馬を逃げて・・・・・・・どこに?
5三の地点を守っている金二枚のうちどちらかを移動させれば▲5三成銀と入れるよ・・・・・・どうやって上手の金を移動させる?
教えると覚えるが、それは知っているになる。
ヒントを出して、発見してもらうと理解するになる。
新しい会員さんも増え、保護者の皆様も私のブログを見て下さるので、神武それなりの解説企画を考え「初心よさらば」をカテゴリー追加しました。
10枚を卒業すると8枚での戦いになりますが、これが結構難しい。
守備力では最大の機能を持っている金が2枚王様を守っていて、これを打ち破るのが初心者にとっては、かなり難しい戦いになっている。
上の図は、下手勝って下さいねバージョンで、棒銀の手筋を学びながら勝将棋を勝ちきる練習になっています。
上手は0手の受けの手筋を使いながら、金を王様の周りに集結して本土決戦状態になっています。
ポイントは、下手の成銀と上手の金を交換して、次に飛車か角をもう一枚の金と交換する。
すると上手玉は裸になってしまい、飛車(竜)または角(馬)を一枚残し上手から交換した金2枚を使って寄せる練ができる局面に誘導しています。
下手必勝形だが、上手は△5四金とがんばり、さぁ~どうしますか?と下手に問いかけた局面です。
ここら辺りが山が故の局面になりました。
さらば初心の第一関門なってます。