13日は特別ディーでロングラン公演(笑)
この日も、飛騨支部長さんの応援を賜った。
今回は、コウタ君が指導を受ける。
最近研修会でもF1の子に白星が拾えるようになり、今年中に勝率5割と見ていたが何とか昇級出来ないものかと、これまた親の贔屓目視線で対局を横で眺める。
まだまだ、支部長先生には歯が立ちませんが、途中では良い勝負の局面もあり成長の跡が伺える次第です。
飛騨支部長先生、今回もありがとうございました。
ロングランも終わり、帰宅途中でリュウ君家に届け物をもって行く。
夜も遅いし帰るつもりだったが、リュウ君からのリクエストで1局指す事になった。
前回の将棋大会では、三段クラスで3位入賞がかなり自信になったのか、24のR点も急速に増え連盟の道場では三段で指せるレベルになって来ました。
本人は、来年までにもう1ランクアップをと、何やら怖ろしげな計画を進行中・・・・(謎)
図は、後手一手損角換りの、羽生VS谷川の伝説的名人戦プレイオフと同じ図。
図は同じだが、ここまでに後手番の私目は、リュウ君得意の早繰り銀・棒銀を迎撃すべく△8四歩を保留して角交換振り飛車風右玉にスイッチ出来るよう最新の??(かなり怪しい)注意で指してると、スイスイと腰掛銀になった。
この局面は、前に1回リュウ君と経験があり定跡化されてるから、「さぁ来なさい」と思っていたら手を変えられた。
まず、▲2六角と自陣に角を設置して、総攻撃の準備に入る。
後で聞いたが、この手、本にでも載ってたのと訊ねたら、自分で考えたとの事で、ここら辺が彼の強みなのかもしれない。
△4三金右▲4八飛とされて唖然!
▲4八飛では、▲4五歩と来るとばかり読んでいて、これこそ「下手な考え休むに似たり」で▲4八飛以下、△4二銀・△8五桂・△2二玉・△6五歩・△4二金寄などを読んで、どれにしようか迷い「下手な考え・・・」が続く。
そこで、最後に悪手であろう△2七角を選んでしまう。(涙)
リュウ君のストレートな攻めを、受けきれる自信が無く、B面攻撃で攻めのスピードを緩和しようとの心は良いが、上手く咎められたら中押し負けになってしまう。
ここでの正解は、▲4七金のようである。
玉が薄くなるが金の守備力で角を拿捕してしまえば、ゲームセット。
そうはさせじと暴れる後手を、面倒見て討ち取るのが良さげみたいです。
実戦は、▲4七銀と引いたが、これも同じ発想で角を拿捕するように攻め駒を責めながらの展開が続く。
数手進んで、先手が▲3五歩と銀を仕留めたところ。
この銀は餌にしていたので、計画通りに△3六歩と反撃して形勢は後手に傾く、ここでは▲3九桂とした方が良かった気がします。
この後も、形勢は損ねたものの鋭い勝負手を連発され、タジタジになった。
もう、多面指しのお稽古将棋では、手に負えなくなって来ました。
今後、どこまで強くなるのだろう、楽しみです。