先崎九段の駒落ちの著書に、6枚落ち平手定跡編があって、上手が6枚落としているので下手は居飛車でも振り飛車でも、自分の思う形を作る事が出来て平手戦の良い学習題材にもなると書かれていたので、レディースのチノさんが矢倉嗜好なので上の形を教えている。
上手の動きを見ながら、ここまで組めれば100点なんだが、まだそこまで達してないので少し説明しながら何回も、この局面に誘導して来た。
次に▲1四歩と来られるとTOKなので、上手は△3五歩と血を流しながら致命傷を避け、その後3歩の持駒で絶望的な煙幕を張る事になる。
何とか頑張って、上の局面まで辿り着く。
上手は、中段玉なので捕まえるのは難しいが、ここから7手で詰んでいるとヒントを出していたが、初手が判ら無い様子だったので、一番強い駒を王様に近づけると5手になると再ヒントを出し、長考していたが何とか正解手順に辿り着けました。
ヒントは出したが、自分で考えて解けたので満足げの頬笑みが素敵でした。
こうやって騙されて、次回も来る事になるのだろう。(笑)
とりあえず、美しい矢倉から自然勝ちを目指しましょう。