日曜教室に最初に登場したのはヒロ君だったので、伊藤先生の9手詰を出題してみた。
この子は、いわゆる定跡党なので序盤は完璧で、いつも戦うと作戦負けしてしまい、最近では、いらっしゃい作戦で、力を出させるとディフェンス・ラインを突破して来る様になって来た。
定跡の力から、その後の流れが良くなって来ているが、定跡党のウィークポイントで、中盤から終盤の力が今後の課題になっている。
てなわけで、詰将棋をたくさん解きなさいと念仏の様に毎回唱えるが、さて実行しているだろうか。
そして帰り際に、「オセロ作戦」をPCを使って、具体的に説明してみた。
・激指3段と戦う⇒負ける⇒疑問手(悪手)が出た箇所の見つけ方説明⇒そこで最善手を激指から習う⇒再度、その局面から試合を再開する。
ここで問題は、激指はほとんどノータイムで指して来るので、それに釣られて早く指してしまう事で、ここら辺は小学生では仕方ないところか・・・・・・・・・。
自分の好きな戦法で良いから1年続けられたら、三段まで行けそうでリュウ君・リョウセイ君をレベルに到達すると思う。
実戦の詰将棋になって居るので、詰ませれば良い。
初手は、これしかなく3手目が浮かべば、さほど難しくないが、3手目を取る手逃げる手の両方を正確読む必要あり。
最短なら17手くらいで詰みそう。
最善手を逃しても、23手前後でゴールの道もあそう。
詰将棋というより、詰ますために正確に読む練習問題です。
コトノさん・ヒマリさんも仲良く同時登場だったので、前回の高橋和先生の本から復習。
頭金問題は、ほぼクリアで「上からマリコ」も定着して来たようである。
上の図は初心者では、難しい問題になるのだろうか。
初手勢い良く▲1二金!「これ、お友達居るかな?」と言うと、さっと手を引っ込めて2三の金を2二金と正解を指した。
これ、3二にいる金で寄っては、九州から「さしこ」が来て駄目なんだ・・・・・と言うとキョトンとされた。
これからは、あまりAKBネタは、使わない方が良いのかも。(涙)
しかし、「飛車で取って、金で取って、王で取ると、何もなくなってしまうから・・・・・」と何気なく語ってくれた。
もう、数手読める様になっているのだ。