ケイト君との対局より▲ケイト君△Yowai62。
最近、居飛車に転向したケイト君でしたが、振り飛車も時々アレンジするそうで、今回は、どちらも可能性のある創造的な序盤展開から力戦型に構えて来ました。
こちらは、居飛車左美濃をメイン構想にしながら、相手の進行に対応出来る感じで構えてましたら、居飛車カマイタチ風になった局面です。
ここで後手の手番だったので、△７五歩と仕掛けてみました。
玉の安定感が違うので、+２００位こちら良いかとイルカ先生に尋ねてみましたら、先手＋９５ポイントでした。
AIの評価値は、バランス感覚を重視するものだと思う次第です。
余談になりますが、あの藤井七段の△３一銀ですが、イルカ先生を考慮時間無限大にして考えて頂いたところ、おおよそ１８分で最善手判定をしました。
流石は、どちらなのでしょうか。
麺が無い代わりに、大量のワカメが入ってます。
居飛車左美濃で角道を止める指し方は、ショーダンさんのサイトで、詳しく説明されてます。
矢倉より手数が短く組め先攻できる可能性や、右四間に対しても独自の受けの型があり、早繰り銀には野戦型での対策も備えています。
先手・後手どちらでも採用が可能で、角交換しないので、ゆっくり戦いたい人向けでもあります。
第一に、自分だけ研究していて、対戦相手が初見だと時間の短いアマ将棋には実戦的な同田貫になっています。
今回の名人戦で、三冠が採用されたのには驚きました。
名人に定跡無しと言うのでしょうか、またまたBONA系のAI直伝囲いと言うべきか、相手の攻めが来る前に一夜城的に短手数で囲いを済ませ、右辺で軽い攻めを開始されました。
二日制で、一日目に形勢に差が出る事は、ほとんど無いのですが、それだけ名人の作戦が素晴らしいのでしょうか。
これから中盤の難所に掛かりますが、名人が突き放すか三冠が綾をなして喰いつくか、面白い局面になっています。
改めて５番勝負となった名人戦第三局が始まりました。
後手の挑戦者渡辺三冠は、早々と角道を止めて雁木模様になるのかと思ってましたら南斗六聖拳、居飛車左美濃に構えられました。
実は、レベルは格段に違いますが、Yowai62が今研究中で、ねんりんピック用に認めて居る最中なので、観る将としては楽しみ倍増になりました。
この様な戦法は、AI的には評価値が低く出ますが、それは百も承知で指されているのでしょうから大丈夫なのでしょう。
こちらは、ランチ難民ランチです。
寿楽久さんが、困っている私どもの会社用に日替わりで、特別に提供して下さるメニューで本日は天婦羅丼でした。
ご飯は半分を、お願いしましたが、それでもボリューム満点でした。
