将棋を指し始めて最初に出会うのが棒銀戦法で、教室でも8枚落ちから棒銀を教えています。
ヒフミン(加藤先生)も大得意のこの戦法は、今年高校新人戦で全国大会に行ったリョウセイ君も、四間飛車には必ず採用し独自の研究まで備えていました。
決まればパンチ力が強く決まるのだが、対策も研究されていて有段者れべるになるとなかなか上手く行かないが、互角なら良いと思えば気にならないかもしれませんね。
ノムラ君に試すと、この四間飛車のスペシャリストは完璧に受けの手順をマスターしていて、私レベルの付け焼刃棒銀では通用しなくなったので、また来る春を楽しむ冷凍庫行きになってます。
ナオちゃん(小2女子)と平手指してみたら、ななんと!三間飛車を指して来たので駒落ちでは8枚・平手では王様を囲わない居玉のままの棒銀で潰しに行き受け方の練習中。
2枚落ちでも、基本的には棒銀の手筋が定跡になっているし、奨励会へ行ったユイさんも小学4年の頃は棒銀の選手でした。
すこし面白い棒銀の手筋を紹介します。
YouTubeで将棋系チャネルを配信されています。
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基本的にはこんな感じ。
角交換四間飛車からスタートします。
居飛車の飛車先が伸びて来たタイミングで角を交換して、交換した角を打って飛車先交換を拒否から始まります。
振り飛車側から観ると、四間飛車VS松尾式イビアナに出て来るような戦形になって5五歩から棒銀の手筋で居飛車陣突破を狙います。
ポイントは、高美濃に組むことで3一角からの反撃を消しています。
これは、アナグマに組ませませんよ作戦で、教室ではユキナリ君との対局で中盤力強化のため使ってます。
そして観る将ライフも楽しんでます。