1月18日(日)
東京藝術大学で開催されている 新鬼流八道(じきるはいどの)建築 六角鬼丈展を見にでかけました。
六角(鬼丈)教授は現在美術部学部長で、3月に退任されるそうで退任記念とは謳われてはいませんが、教授が現在に至るまでに行った建築設計・環境設計・都市設計・教育・執筆などの幅広い創作活動を初めて総合的に紹介されています。
寒いのに大勢の人出
池には薄氷が張ってます
旧東京美術学校の玄関 1913(T2)年
大学美術館
本人が会場に居られて代表作の一つ立山博物館 まんだら遊苑説明を受けました。
他に代表作は東京武道館(足立区綾瀬 千代田区北の丸公園にあるのは日本武道館です)
雑創の森学園 (そよかぜ幼稚園は京都南部の丘陵地の森の中、子どもたちが自然の中でいっぱい遊べる風をテーマにつくられた風車と風見がまわる学園施設)
感覚ミュージアム (宮城県北西部の岩出山、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚といった私たちの持っている”五感”をテーマとする、日本で初めてのミュージアム)
そしてこの大学美術館 等。
年譜を見たら私と同い年です、高校の同級生S君は藝大の建築かデザイン科でしたから同時期に勉学に励んでいたことになります。
私は施工する側でしたが、建物を創る(造る)仕事に携わる時間を共有していたんだと、勝手に感慨深い思いにふけった2時間程でした。
上野公園を抜けて不忍池へ、近くで見るのは初めて。
天海僧正が1625(寛永2)年に東叡山寛永寺を創建時、琵琶湖に見立て不忍池を竹生島(ちくぶしま)に因んで中之島(弁天島)を築いたのが始まりで、現在は蓮池・ボート池・鵜の池の3に分かれています。
後に竹生島の宝厳寺より弁財天を勧請し弁天堂(東叡山 寛永寺 不忍池弁天堂)を建立したそうです。
昭和20年(1945)の空襲で焼失して昭和33年に再建され、ご本尊は(八臂弁財天)で長寿や福徳・芸能の守りとして信仰されています。
周遊しながら案内地図で目にした、近くの旧岩崎邸庭園に行くことにしす。