10月28日(火)
新橋に所用で出かけた帰りに界隈を徘徊しました。
歌舞伎座 1951(S26)年築 国登録有形文化財
来年4月の公演を最後に建替えるので見て来ました。
待たずに入れそうなので中を覗いてきました、メンズはB1Fに店舗は狭いです、11/8には原宿店がオープンするそうです。
久し振りに汐留のシオサイト周辺を徘徊
植栽に竹を使っています、赤坂のビルでエントランスに竹を植え枯れたり育ちが悪く苦労したことを思い出しました。
パナソニック電工東京本社ビル内の汐留ミュージアムの企画展は要チェック。
最後は品川駅前の京品ホテル 1930(S5)年築
10月20日で廃業、現在は従業員による自主営業中 古い建物がまた消えます。
10月14日(火)10月13日の続き
北村家住宅 神奈川県秦野市堀山下 1687(貞享4)年
国指定重要文化財 解体移築の際、貞享4年の墨書年号が発見された
伊藤家住宅 神奈川県川崎市麻生区金程 17世紀末~18世紀初頭
国指定重要文化財 居間の床が竹のスノコでした
ボランティアの方が2・3棟の民家で囲炉裏に火を焚いてくれ、来園者は床上に上がり民家の解説を聞いたり、囲炉裏端でくつろぐ事が出来る場を提供してくれています。
太田家住宅 茨城県笠間市片庭 17世紀後半
国指定重要文化財
藁・竹細工の講習や作品の販売をしていました。
室内の展示物で竹で出来た祝儀袋の熨斗(のし)の様なものを目にしました、オミキグチと書いてあったので帰宅して調べました。
御神酒口(おみきぐち みきのくち みきくち)と言い
神棚等にお供えするお神酒徳利の口を飾る縁起物で、紙・竹・板を薄く削った(経木きょうぎ)・真鍮(しんちゅう)・ブリキ製や常緑樹(杉、桧、松など)の小枝を口に挿す等いろいろな種類があるそうです。
そう言えば工事の起工式・上棟式・竣工式等の神棚の御神酒徳利に御幣や真鍮(しんちゅう)の飾りが差さっていたのを思い出しました。
作田家住宅 千葉県山武郡九十九里町 17世紀後半
国指定重要文化財 九十九里浜の地引き網漁の網元の家
今日はこれで終わり、次回は岡本太郎美術館・伝統工芸館も見たいと思います。
歴史的建造物の野外博物館としては、愛知県犬山市の明治村が有名ですが、関東にも歴史的建造物や消滅しつつある古民家を永く将来に残すことを目的にした野外博物館が何ヶ所もあります、まだまだ当分楽しめそうです。
10月13(月)10月12日の続き
鈴木家住宅 福島県福島市松川町の馬宿 19世紀初期
神奈川県指定重要文化財
井岡家住宅 奈良県奈良市下高畑町の油屋 17世紀末~18世初頭
神奈川県指定重要文化財
江向家住宅 富山県南砺市上平細嶋 18世紀初頭
国指定重要文化財 合掌造りで有名な五箇山の集落から移築
野原家住宅 富山県南砺市利賀村 18世紀後期
神奈川県指定重要文化財 五箇山の合掌造り
山田家住宅 富山県南砺市桂 18世紀初頭
神奈川県指定重要文化財 五箇山の合掌造り
またまた<ジンクス>発生
佐々木家住宅 長野県南佐久郡佐久穂町畑 1731(享保16)
国指定重要文化財
まだありますが、続きは明日にします。
10月12日(日)
今日は川崎市生田緑地の日本民家園を見学。
小田急線(乗るのは久しぶり)向ヶ丘遊園で下車(初めて)
生田緑地は名前の通り、多摩丘陵の一角の自然林に囲まれ日本民家園・岡本太郎美術館・伝統工芸館・枡形山展望台・青少年科学館・プラネタリウム・菖蒲園・公営ゴルフ場・ばら苑等もある約180haの敷地を擁する緑の宝庫です。
旧原家住宅 川崎市重要歴史記念物 着工[1891(M24)年]から22年掛け1913(T2)年完成
学芸員の方による展示解説があるので参加しました。
次は年一回今の時期に(特別展示)される旧船越の舞台を見学
国指定重要有形民俗文化財 1857(安政4)年築 志摩半島の漁村にあり、歌舞伎芝居などを演じていた舞台。正面に花道、両袖に出語り、そして直径18尺(5.45m)の回り舞台を備え、舞台を回転させる装置は奈落に配置されている。
回り舞台 回り舞台の軸 地下から舞台上への階段 舞台 舞台の上(キャツトウオーク=雪などを降らせる) 舞台上への階段
昼食を摂って ボランティアの方の園内ガイトを受けながら他の建物を見て廻ります。
公共の施設ではボランティア(若いにとも多いのに驚きました)の方から説明を受けながら見学できるので、パンフレットを見ながらよりずっと興味深く楽しくまわれます。
今日も「炉端の会」(桜井さん) の方ありがとうございました。
10月8日(水)
4月に書いたデパートの屋上が面白く(デパ地下に負けません)、その後出かけた機会に幾つか見てきたので、又書きます。
横須賀モアーズシティ (オジサンには岡田屋の方がピントきます)
屋上広場では子供向けの催し物が開催せれるし、お稲荷さん(京急稲荷大神)もあります。
横浜 松坂屋 今月の26日で閉館してしまいます
1921(T10)年 野澤屋呉服店として竣工⇒終戦米国進駐軍に接収⇒ノザワ松坂屋⇒横浜松坂屋
西館をJRAに貸してるからか勝馬神社(競馬フアンならご存知、競馬の神様大川慶次郎が祭られています)
1931(S6)年に越前屋百貨店として竣工⇒鶴屋⇒寿百貨店⇒松屋横浜支店⇒横浜松坂屋西館⇒日本中央競馬会エクセル伊勢佐木 どちらも横浜市歴史的建造物に認定されています。
上野 松坂屋 1916(大正5)年に竣工⇒1923(大正12)年関東大震災により全焼 ⇒1929(昭和4)年再建
10月7日(火) 10月5日(日)の続き
ボランティアによるガイドツアー「東博たてもの散歩」終了後、目的の日本美術のあけぼの-縄文・弥生・古墳を見学に。
火焔土器 伝新潟県長岡市馬高出土 縄文時代・前3000~前2000年
遮光器土偶(どぐう) 重要文化財 青森県つがる市木造亀ヶ岡遺跡出土 縄文時代前1000~前400年
壺 重要文化財 東京都大田区久ヶ原出土 弥生時代・1~3世紀
銅鐸 和歌山県みなべ町西本庄出土 弥生時代・1~3世紀
念願の土器・土偶など実物が見られ満足です、思いがけず「東博たてもの散歩」に参加でき(ボランティアの関根さんありがとうございました)、時間も経ったので今日はこれで終わりにします。
帰路、本館と同じ設計者の銀座 和光ビルを見ようと、久しぶりに 銀座に寄ったら<ジンクス>発生 補修・リニューアル工事中で全面ネットが張られていました。
10月6日(月)
三浦竹友の会では毎年一般の方に呼びかけて、竹に親しんでもらおうと竹林保全教室を開催しています。
今年も11月から始まるので広報紙の他、情報紙‘はまかぜ’にも参加案内の掲載依頼をしてみました。
検討しますとのことで資料と写真を送り、結果掲載しますと写真つき記事の原稿が送られてきました。
プライバシーの問題もあり、写真のお嬢さん(お母さん)の了解を得て掲載してもう事になりました。
写真は昨年母娘で参加され、お嬢さんの一生懸命タケノコを掘る姿が可愛かったので撮った内の一枚です、お嬢さんは他にも‘ぴよよ楽器’のHPでもバイオリンを弾く姿が紹介されています。
‘ぴよよ楽器’は三浦半島唯一のバイオリンを中心とした、楽器・アクセサリの販売修理調整などの弦楽器専門楽器店です。
ユニークなお店らしいです(私も近々、行くつもり)
(関連のアダルト・ヴァイオリン・Adagioブログを見て)
音楽に関心がある方もない方も?三浦半島に来た際は是非寄ってみて下さい。
10月5日(日)
東京国立博物館本館(日本ギャラリー)で期間展示(~10/5)の日本美術のあけぼの-縄文・弥生・古墳を見に行きました。
入館して直ぐボランティアによるガイドツアー「東博たてもの散歩」 (~11/16 11:00~12:00)に出会い、見学は後回しにで急遽参加。
案内は博物館の生涯学習ボランティア方です。
説明を受けながら見学、表慶館と法隆寺宝物館は外周から。
本館(国・重要文化財) 1937(S12)年/設計 渡辺仁
渡辺仁氏は銀座の和光ビル・有楽町の第一生命館(現:有楽町ビDNタワー21「第一・農中ビル」)・横浜のニューグランドホテル等を設計
東洋館1968(S43)年/設計 谷口吉郎
谷口吉郎氏は竹橋の東京国立近代美術館・東宮御所等を設計
表慶館(国・重要文化財)1908(M41)年/設計片山東熊 、高山幸次郎
片山東熊氏は赤坂迎賓館の設計者
法隆寺宝物館1999(H11)年/設計 谷口吉生 (谷口吉郎氏の息子)
谷口吉生氏は現在横浜MM21に建設中の日産自動車本社ビルの設計者