2月14日(金)
神奈川県立歴史博物館(横浜市中区南仲通5-60)で開催中の
平成30年度かながわの遺跡展 潮風と砂の考古学 2019年1月19日(土)~2月17日(日)
に行って来ました。
人々が集い楽しむ湘南の海岸。歴史深い鎌倉の街の一辺を縁取る浜辺。開国以来の世界への玄関口、横浜港。神奈川県の海辺にあるそんな風景のうしろには、潮風と海がつくった砂の土地が埋もれています。氷河時代に終わりをもたらした気候の温暖化は、地球を覆っていた氷床や氷河を解かし、これに伴って海面は高く押し上げられ、海岸線は徐々に陸地の奥へと進んでいきました。日本列島では、縄文時代早期末から前期(今からおよそ7000年前)にかけての時期に、海面が最も高い状態が続いていたと考えられています。これにより海岸線の変動が急速に緩まったことで、河川が内陸部から運んできた土砂が沿岸部に安定的に堆積するようになり、そこに【あらたな土地】が現れはじめました。縄文時代中期に海岸線が後退に転じてからは、【あらたな土地】はそれまでの海の底にあった場所にも次第に広がっていきました。本展示で取り上げる「砂丘」や「砂嘴(さし)」に残された遺跡は、この【あらたな土地】に立った人々の足跡です。人々はそこでどんな営みを繰り広げてきたのでしょうか。砂の上に消えず遺された、その足跡をたどってみます。
入場料は65才以上は100円なのに好古会で招待券を貰ったので無料です、
なんか得した気分です。
展示場内撮影禁止でしたが、
入口で貰った30頁ほどの冊子には
場内に掲示されている説明や解説と多くの展示物の写真が掲載されていたので
見ながら歩いて廻りました。
博物館の裏口から見えたは建設中の建物は、横浜市新市庁舎32階建(高さは155m)で
来年のオリンピックに合わせて完成予定(6月末から供用開始)です。
後ろに写っているのは大阪のあべのハルカスに次いで日本で2番目に高い
MM21のランドマークタワー(70階建高さ296.33m)です。
帰りにお土産を買いに中華街に寄ったので、10.800歩でした。