10月26日(土)
数日、台風の影響で雨模様でしたが、午前中で雨が上がる予報なので出かけました。
世田谷美術館主催のガイドツアー 建築意匠學入門 続・銭湯パラダイス東奔西走
かつては庶民生活の「社交場」として賑った銭湯も、今日では年々件数が減少しています。しかし、地域コミュニケーションが稀薄になってしまった今だからこそ、銭湯の役割は再認識されなくてはなりません。意匠を凝らした銭湯建築を鑑賞するとともに、地域と共存する銭湯の役割を再考します。今回は東京東部の台東区、葛飾区・足立区と西部の大田区、杉並区の銭湯を縦走します。勿論全日程とも体験入浴あり、お風呂道具をお忘れなく。
①葛飾区堀切、足立区柳原の街と銭湯(堀切菖蒲園~北千住) 案内人は: 高橋直裕氏 船田女史(世田谷美術館)・町田忍氏 (庶民文化研究家)
集合場所は京成線堀切菖蒲園駅です、参加者は30名。
予報通りにはいきません小雨の中、資料をもらい出発。
富士の湯 葛飾区堀切2
1945(s25)前後 築
破風の下には鶴の透かし彫りの
懸魚(げぎょ⇒水に縁のある魚の形をした飾りを屋根に懸けて火除けのまじない)
物好きが30人行進中、まだ小雨が降っています。
星乃湯 葛飾区堀切4
戦災で焼失後、1945(s25)前後 築
ここの懸魚も鶴です。
雨に煙るスカイツリーを眺めながら荒川を渡り、足立区へ雨は止んできました。
松の湯 足立区千住柳原1
銭湯愛好家はビル銭と云うそうです。
予定には無かったのですが、ご主人の好意で内部見学が出来ました。
入浴する熱湯って 何℃かな?
洞窟風呂もあり、
1週毎に男女入替えだそうで、壁はタイル絵です。
ここで貰った東京都公衆浴場業生活衛生同業組合発行の冊子には
今日の案内役町田忍氏 (庶民文化研究家)の記事が掲載されていました。
<続く>