「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

BOOKOFFで本を売る、そして豚肉の酒粕味噌漬け@鎌倉七里ガ浜

2019-03-06 14:33:26 | 本/音楽/映画
西友七里ヶ浜店が「ご自由にお持ち帰りください」という段ボール箱を2個もらって来た。

愛媛のいよかんと、津軽のりんご。対照的だね。

「これどうするの?」とドガティ君が尋ねる。



これはね、ドッグオフって言って、古い犬をこの箱に詰めて宅配便で売るんだよ。

「え!、ドッグオフ? ギョギョ!」



「そんなの困るぅー」

ウソだよ。ブックオフだよ。

古い本をこれに詰めて売るんだ。ネットで申し込んで、本を箱詰めしておくと、それが佐川急便さんが取りに来てくれるんだ。



これはあとでするとして、ランチの用意。



野菜いっぱい食べよう!



売られる心配はなくなったので、とりあえず寝る犬。



よく寝るわぁ。

家にいる時は多くの時間を寝ている。



じゃーーん、ニンニクと酒粕と味噌に漬け込んだ豚肉の厚切り。



しっかり漬け込んだよ。

欲しがる犬を無視して、これを魚焼き器で焼きましょう。



焼けたら、ひっくり返し、裏面も焼こう。



そしてまな板へ。



適度に切って、おかずにしましょ。



ランチが終わったら、作業。



二階の納戸へ。



インターネットの時代。本を買うことは以前より減ったが、それでもたまって行く本。



家に置いておくのも限界があり、時々、処分している。

今回もブックオフに引き取ってもらう。



こうしておいて、あとは佐川急便さんを待つだけ。

やがて連絡がある。



大半はほとんどカネにならない。

しかし中には数百円とか、中には1,000円超えのものもあり、段ボール箱2つの本が89冊でそれなりの金額に。

また売ろう!
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中村純夫著 謎のカラスを追う 築地書館

2019-01-01 00:00:46 | 本/音楽/映画
新年いきなり、なんですけど・・・!

カラスファンの皆様、あるいはカラスに少しでもご関心ある方、この本を買ってください!

中村純夫著 謎のカラスを追う 築地書館。



著者は私が高校生だった時の担任の先生。

当時物理学を教えてもらった。

おかげでその後の共通一次試験では物理I(今もあるのかな?)の私の点数は満点だったと記憶する。それは第一回共通一次試験。その年の物理Iは恐ろしく簡単で、満点獲得者が続出したらしい。

一方で、とてつもなくひどい点数を取ったのは地学だったように思うが、定かではない。

中村先生は高校教師をしながら、カラスの研究を極めるようになる。

樺太にも行き、さらに大陸にも渡り、ロシアの奥地へと迫る。

そこにハシブトカラスがいるからだ。



同じハシブトカラスでも日本で多く見かけるジャポネンシスと、大陸で多く見かけるマンジュリカスでは見た目が違う。

でも両者は種としてそんなに遠く離れてしまったわけではないから交雑も起こる。

その境目が間宮海峡のあたり。

それを確認することは生物学的にたいへん重要なことらしい。

で、中村先生はその海峡を挟んで、大陸側にも行くし、樺太にも行ったわけだ。



これは中村先生の北方のフィールド研究の成果。

Amazonでも買えますよ。

ダーウィンのミミズの研究(←私の好きな本)もいいけど、中村先生のカラスの研究もいいからね。

こちらをクリックしてね。Amazonで買ってね。

https://www.amazon.co.jp/謎のカラスを追う―頭骨とDNAが語るカラス10万年史-中村-純夫/dp/4806715727/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1544271268&sr=1-1&refinements=p_27%3A%E4%B8%AD%E6%9D%91%E7%B4%94%E5%A4%AB


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六本木ABBEY ROADでPARROTRS、七里ガ浜自宅でSHE LOVES YOU (Mono Version / Remastered 2009)

2018-12-18 12:00:13 | 本/音楽/映画
ある方のお誘いで六本木のABBEY ROADに行くことになった。

PARROTSというビートルズのコピーバンドが活躍する場所だ。



ポップコーンやフィッシュアンドチップスを食べながらビールやカクテルを飲んで楽しくお話しし、懐かしのビートルズの曲を大音量で聴く。

最前列中央のテーブル。

楽しかったな。

すると自宅でも古いビートルズを聴きたくなったりする。



引っ張り出してきて、拝聴。

初期の曲ってメロディ中心で、難しい内容はなく、いいよね。

半世紀経ってもあちこちで耳にする曲ばかりだ。



昔ビートルズのLPレコードはいっぱい持っていた。

その後CD時代となり、CDで持っているのはポール・マッカートニーばかり。

時代はさらに下ってデジタル時代が進化、CDはゆっくり廃れ気味。

それでも私はCDで買うことが多い。

大音量で聴きましょう。



窓閉めて、寝転んで。



こういうことやっていると、休日がすぐ終わる。

毎日真っ暗なうちに起床して七里ヶ浜から六本木まで通い、朝7時から働くので疲れているんだ、私。

夜は遅いしさ、時々腰も痛いしさ。

休日は週3日は欲しいな。

しかしとにかく、まだ午前中だ。

いや、もうすぐ昼だ。

ペールエールも飲んだりして。



お勉強もする。

ビジネスのウェブサイトをより効果的なものにするには、どうすればいいか?なんてことも。



企業のホームページって無数にあるが、大半は死んでいる。あるいはあまり効果がないものばかりらしい。

ちょっと早いがメシも食べる。



コストパフォーマンスが極大化されたご存じ七里ヶ浜弁当。

これでもか、これでもかとおかずをぎゅうぎゅう詰めにしたお弁当。水平にも垂直にもデッカイ容器にぎゅうぎゅう。

この通りだよ。



七里ヶ浜にあそびに来たら、billsもいいが、この弁当をどうぞ。

ただしあっという間に売り切れますよ。

早めに行くこと。売っているところは、高山商店。

住所は鎌倉市七里ガ浜東4丁目2-12だ。

充実の七里ヶ浜弁当。材料も立派だ。



ドガティ君が覗く。「それ、欲しいなぁ」



君にはちょっと味が濃いよ。

無理無理。

「あ、おかーさん、出かけるの?」



「ボクも行きたい!」

だめなんだなぁ。

ドガティ君は、おとーさんと一緒に自宅待機ですよ。

冒頭紹介した六本木ABBEY ROADによく出ているビートルズのコピーバンドPARROTSはこんなグループ。

こちらは名曲、涙の乗車券だ。



この曲、カーペンターズも歌ってたね。

音楽三昧の休日。

こちらは有名なTV番組。

いろんな人が登場する番組だが、この時のゲストはポール・マッカートニー。場所はリバプールだ。

かつてポールが少年だった頃に住んだ家を、ポールは司会者ジェームズ・コーデンと共に訪れる。

YOUTUBEの中ほどで、冒頭のSHE LOVES YOUに関する話も出て来る。

ポールのお父さんはこの曲の最初の歌詞を聴いて、SHE LOVES YOU YEAH YEAH YEAHではアメリカ的だから SHE LOVES YOU YES YES YESに改めるべきだと言ったそうだ。

YOUTUBEの開始後、9:10あたりからがそれだ。



最後はパブで突然ライブを始める。

パブのお客さんをびっくりさせ、大盛り上がりで終わる。

六本木と同じく、観客との距離が近くて、こういうライブはいいねえ。

もうひとつ張り付けちゃおう。

アメリカの番組でファロン氏と一緒にポールがエレベーター・サプライズ。



そりゃまあ、みんなびっくりするわな。

最後の一生懸命にDRIVE MY CARを歌ったのに、エレベーター内が空っぽだったのは笑える。
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Kate Fox先生のWatching the Englishをパラパラめくる@鎌倉七里ガ浜

2018-11-01 14:30:26 | 本/音楽/映画
久々に英国的な話題。

この音楽から。POMP AND CIRCUMSTANCE♪ 



エルガーの音楽です。

奥様は前日から外出。

私はドガティ君とお留守番。

夜が明けたら、雨。

それもかなりの雨。



元英国大使館ヘッドガーデナーの濱野さんがあれこれ苦労して緻密に作業してくださった芝生。

もう季節的に終わりだけどね、出来るだけ今のうちに育て、芝生たちよ。



この日は時々大雨。

大雨の時はでかい傘をさして西友七里ヶ浜店にお買い物に行きましょう。

天気とは無関係に食事は必要だからね。

雨が小降りになった瞬間にドガティ君は聖福寺公園に散歩に出かけたから、夕方までに雨が止めば大丈夫。



留守番しててね。

すぐ帰るから。



買い物の間に、ランドリーしないと。

とりあえず適当に作業。



これでいいかしら。

これは私のアロハにパジャマ。乾いたみたい。



こちらの本(↓)、英国好きな方はすでにかなりご存じかも。

Kate Fox先生著、Watching the English。



撮影していると寄って来るドガティ君。

本を舐めるなよ。

洋書も、Amazonなら安いよ。

先生はとってもキュートな方。

これは先生のツイッターから頂いた画像。



かなり分厚いペーパーバックでしょ。



朝からものすごい雨だなんて止めてほしいね。



することもないよね。音楽聴くか本を読むか。ネットでも見るか。

こういう時はKate Fox先生の本を。

先生によれば、英国において200年前から今も変わらない習慣。



それは天気について会話すること。

私がイングランドに住んでいた30年前もそうだった。

近所でも会社でも。

さらに住宅について。



先生によれば、上から見たら赤茶けた屋根かグレーの屋根の家で、経済状態を反映し大きさに差はあれど、必ずグリーンの庭がついている。

そうね、たしかに。

こちらはGoogleの地図。

ロンドンから北へ向かったとある住宅地の画像。



先生によれば「their own private little green bit」。

小さな緑の庭が必ずついている(お金のある方は巨大な庭なのだろうが)。

庭もないのに戸建てをつくるなんて発想はあまりないのだろう。

それがないならテラスハウスか。

いやテラスハウスも多くは小さくても庭がたいていついている。

お国柄っていろいろ。

次は社会階層と言葉。



カネはどうしても教育に結び付き、教育は言葉に結び付く。

どこの国でもそうだろうけど、英国ではより顕著でしょうねえ。

とまあ、先生著の世界的ベストセラーはいろいろ教えてくれる。

2004年に出て、その後10年経って加筆された巨大なペーパーバックなのでした。

雨が降ると散歩もできず退屈なワンコ。



ドガティ君、それは仕方ないことなのだよ。

あきらめないといけないのだよ。

私をにらんでも仕方ないよ。

君もそれを覚えよう。

もう1歳なんだし。

こちらはロンドンの地下鉄のポスター。



もう80年くらい前のもの。

ペンギンの体の柔らかさが伝わってきていいね。

フォントも妙にAやHの幅が広い。不思議だ。

雨の時は静かに家で過ごしましょう。



まずはギネス。

朝からギネス。



ドラフトもいいが、涼しくなってきたら、スタウトを飲みましょう。



甘ささえ感じるね。

なくなっても大丈夫。

もう一本あるから。



こんな日はゆっくりしましょう。



先生はこんな人。



お人形さんみたい。

意外に声は低いでしょ。

しかし雨が止まないですね。

夕方のドガティ君の散歩が心配だ。
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NAMAZUの会編、新編鎌倉震災志(冬花社)を購入した

2018-10-09 00:00:24 | 本/音楽/映画
鎌倉市役所の深沢移転問題が議論され、久々に鎌倉市内でも地震や津波や洪水に関する議論が盛んになった。

現在の市役所では津波の時に心配だということを、移転を主張する側がその理由のひとつに挙げている。

しかし最近になって、市内深沢の市役所移転先予定地は、神奈川県作製の河川の氾濫による洪水浸水のハザードマップに含まれた地域であり、かつ鎌倉市役所はそれを知りながら、知らぬふりをして「深沢移転ありき」で話を進めていたことも発覚。大問題になった。



なぜにそんなに市役所を移転させたいのか? 現在の市役所が津波に襲われる確率と、仮にそれが深沢に移転したとした場合にそこが河川洪水浸水に襲われる確率とどちらが高いのか?

********************************

ここでは市役所の移転問題は議論しない。

私の関心は、地震。

2011年3月の地震の直後は、鎌倉でも地震や津波の議論が多かったものだ。

当時、不動産広告には「この土地は、海抜16mだから大丈夫です!」なんて具合に書いてあってそれを意識したものばかりだった。

でも今じゃ、そんなこと、なんだか忘れ去られたかのようだ。

だれも気にしちゃいないのだろうか。

稲村ガ崎地区の国道134号線沿い、まさにオーシャンフロントに巨大豪華老人ホームをベネッセが建設中である。

あれ、7年前ならありえなかっただろうな。

で、この本を買ってみた。

昨年出版されたものだ。



関東大震災の時の鎌倉の地震および津波の記録を、新たに言葉をわかりやすく書き換え、地名を現代のものにしたとのこと。

読みやすそうである。

昨年出版というのに新刊はもはやないらしい。

たまたま問い合わせたネット書店には新刊本が定価で売られていたが、Amazonでは中古本がかなりの高値になっていたりする。



これから鎌倉市に住もうなんて人には必読の書。

関東大震災の時の地震や津波の被害状況が克明に描かれているよ。

その時液状化が鎌倉でもたくさん見られたらしい、なんてことをこの本を読んで初めて知った。



地震でも豪雨でも、斜面が崩れて家が飲み込まれるなんてことは、今年日本中のあちこちで起こっている。

鎌倉なんて谷戸や傾斜地だらけだ。

津波なんて想像しただけで怖い。
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我が家から至近距離にある出版社、公硯舎の新刊本で山本加津子著「みみずと魔女と青い空」を読もう@鎌倉七里ガ浜

2017-11-27 19:16:49 | 本/音楽/映画
みなさん、本読んでますかー??

読まなきゃだめよ。

スマホで無料のニュースばっかり見てちゃ、だめよ。



なーーんと、我が住宅街(七里ガ浜住宅地(鎌倉市七里ガ浜東2~5丁目と同市稲村ガ崎5丁目))の中に出版社があるのでーーす。

ご存知でしたか?

竹内拓生さんの公硯舎(七里ガ浜東5丁目)。合同会社らしい。西友と同じだ。アメリカに多いLLCと同意。



当住宅地の宝は海を見下ろす有名な坂道だけではないし、

パームツリーだけでもない。



アカデミックな出版社もあるんだー。



その出版社は住宅街の中でも山寄りにある。



奥七里通りって呼ばれるバスが通る道があるが、そこを越えて北に(鎌倉山方向に)行ったところが鎌倉市七里ガ浜東5丁目。



で、その七里ガ浜東5丁目、鎌倉山のふもとの閑静な場所にその出版社はあるのだ。



さて、その知的なムード漂う公硯舎さんが出版した新刊本がこちら。

みみずと魔女と青い空。



表紙に「みみず」という言葉が出て来る。

あのダーウィンも延々と分析したみみず。

本の表紙に「みみず」という言葉が登場する本を読むのは、私にとってはダーウィン著「ミミズと土」以来。



桜のプロムナードは暖かいですよ。

このベンチにでも座ってこの本を読んでみませんか?



私もこの初版本を読むのが楽しみです。



合同会社 公硯舎
〒248-0025 神奈川県鎌倉市七里ガ浜東5-10-15
電話: 090-7727-8889
ホームページ: http://koukenshapub.com/ja/

Amazonでこの本は買えますよ。
購入したい方は下の画像(↓)にマウスを合わせてクリック:
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玉村豊男著「料理の四面体」に出てくるアルジェリア式羊肉シチューみたいなもんを久々につくってみる@鎌倉七里ガ浜自宅厨房

2017-10-04 21:24:26 | 本/音楽/映画
いつものマトン・ブロック。

南信州は遠山郷の肉店、スズキヤさんからまとめて購入したもののひとつ。



これを使ってアルジェリア式羊肉シチュー(笑)に挑戦したい。

過去何度かやっているが、久しぶり。

多少洗練の度合いを加え、楽しみましょう。

玉村豊男氏の名著、料理の四面体。頭の良い人ってこんなふうに考え、誰にもわかりやすく書けるのねという私にとっては驚きの文庫本。



自分があることを理解できるというのはひとつの能力。

でもそれを誰にでもわかるように書ける、説明できるという能力は、自分がそれを理解できるという能力とはまったく別で、さらに重要な能力。

これがある人は少ないが、玉村氏はそんな人。

昔々、まだ若かった玉村青年はアルジェリアの田舎をとぼとぼ歩いていた時に、地元の青年たちに手招きされ非常に素朴な羊肉シチューをふるまわれた。



涙が出そうになるストーリーで私はこのストーリーが大好きなのだ。

今日はそこに出て来るものに近いが、ちょっと違うものを作ろうと思う。

ここでいきなり話は変わるが司馬遼太郎はお好き?

シバリョーも、難しいことを誰でも楽しめるようにかみ砕いて面白おかしく説明する能力のある名手。

そのシバリョーが書く街道をゆくシリーズの三浦半島記。



鎌倉市民必読の書。

広く湘南と呼ばれる地域に鎌倉市も含まれるが、「鎌倉」というものは湘南ではなく三浦の地域の一部だとシバリョー先生は感じておられる。

私も同感だ。

しかし同じ現在の住所区分で鎌倉市であっても、稲村ケ崎の鼻先を西に越えた七里ガ浜、七里ガ浜東、腰越あたりは、旧鎌とはちょっと違うかも。

かび臭い歴史(悪い意味ではない)を離れて、湘南のカラっとしたムードなのよ。

本日の音楽。

ブライアン・セッツァー・オーケストラだよ。



2018年に入ったらすぐ来日するぞ!!

コンサートに行ってみないか?

GETTING IN THE MOOD♪ YOUTUBEクリックしてお楽しみください。



グレン・ミラーの名曲だ。

湘南スタイルの最新号をご覧ください。特集「鎌倉に住む」。



目次。再び「鎌倉に住む」。



次のページをめくったところがこれだ。



また七里ガ浜1丁目に新たな店が出来たのだ。

何年か前にもオーストラリアのビル・グレンシャーが作ったbillsなんてのが出来た。

「世界一おいしい朝食」のふれこみでできたお店だが、いまでは都内あちこちに店があるものの、その国内第一号店はこの七里ガ浜1丁目だった。

billsは今も大変な人気。

同じビル(江ノ電七里ヶ浜駅からすぐのウイークエンド・アレイ)に新たにできたそのお店がこちらだ(↓)。



七里ガ浜って、ド田舎なのに発信力があるでしょ。

みなさん、七里ガ浜に住みましょう!

上がれ、このあたりの地価! 

丘の上の住宅街(我が七里ガ浜住宅地のこと)は本日も平和でどんより。



ちょっと浮かれムード。



これ、ウイークデーの朝なので誰もいないけど。。。



ということで話を戻しましょう。



玉村豊男氏の著書、料理の四面体の目次だ。



その一番最初が「アルジェリア式羊肉シチュー」。

香りづけにチリ・パウダーと先日買ったマスタード・シードを使おう。



今日はちょっと良いワインを飲むよ。

オーストラリアのピーター・レーマン。



シラーズ種で熟成にも耐える立派なワイン。

玉村氏の著書にはないものがいっぱい出てくるが気にしない、気にしない。ってことでパセリ。



ニンニクのみじん切り。



メークイン。



これが解凍したマトン・ブロック。



スズキヤさんの肉はコストパフォーマンス最高。

ご覧のようにメークインとマトンを切る。



玉村氏は完熟トマトを手で握りつぶせと書いているが、それはないので、ぶよぶよしたカットトマトを使う。



本日もストウブ。



オリーブオイルの中で香るニンニクとマスタードシード。



すっごくいい香り。

マトンに塩と胡椒。



炒める。そしてチリ・パウダーをふりかける。



おほほほぉ~、すばらしい香り。

いまこの状態で食べたいくらいだ。

こちらがそのチリ・パウダー。



カットトマトを入れる。



こちらは厚紙の分類で捨てましょうね。七里ガ浜住宅地ではそれは金曜日に捨てることになっている。



煮る。ここで自分勝手な調味料をあれこれあれこれちょっとずつ入れる。

玉村氏の記憶にあるアルジェリア式から、はずれて行くのでした。



敷島製パン(パスコ)のライ麦入りマフィン。



これ、おいしいですよぉ~。

あとでまた出て来るよ。

ストウブをふたして煮る。



お高いシラーズをそろそろ開栓しようか。

だってすることがない。これだから煮物はいい。ふたして煮て、合間に飲める。

最近はお高いワインもスクリュー・キャップだ。



ニューワールドのワイナリーは合理的なのである。

私はやはりオーストラリアのシラーズが好きですなぁ。



ワインが進む。



具材としてはあとはメークインを入れるだけ。



マトンが柔らかくなってきたと感じてから、皮つきで入れる。

その前にハリサ(仏語ならアリッサ)。



辛みとともにいぶした香りを付け加える。



どんどん玉村氏の記憶にあるアルジェリア式羊肉シチューから離れて行く。

しかしたいへん北アフリカ的な味になると思うよ。

メークインを投入。



ストウブをふたしてクツクツクツ。



ここでクミン。



なんか足りないねえ。



はちみつ。



メークインを入れてから30分ほどかな。

できあがりだ。



さあ、食べましょう、エセ・アルジェリア式羊肉シチュー。

かなり豪華だよ。

ライ麦のマフィンとともに食べる。



いい眺めでしょう?



シラーズをガボガボ飲んじゃう。



マフィンに載せちゃう。うまうま。



特定の方々にウケそうな私のアルジェリア式羊肉シチューでした。

こんなマトンが買いたい人は、スズキヤさんのホームページからどうぞ:http://www.jingisu.com/
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仕事を再開することになった / ガパオに空心菜@鎌倉七里ガ浜自宅厨房 / グレース・ヴァンダーウォール ♪

2017-10-02 17:45:26 | 本/音楽/映画
8月半ばに前の会社に最終出社したがそれでその会社の社員であることが終わったわけではなかった。

その後もしばらくは私は社員であり給料は私の銀行口座に振り込まれ、時々旧同僚から来る質問に答えていた。

それ以外は、私は残った有給休暇を消化していた。

しかしそれも9月末で終わり、晴れて自由!?

このことわざ(↓)、ご存知?

IT'S NOT HARD TO MEET EXPENSES, THEY'RE EVERYWHERE(我が家の門扉の画像)。



我が家の門扉、おもしろいでしょう?

このことわざ通りそれなりに暮らしてはゆけるだろうし、晴れて自由になったのだけど、それでは終わらなかった。

先日のこと、こんな私を新たに雇おうって会社があらわれたのだ。

前の会社で送別の贈り物にもらったひとつがこのシングルモルト。

アイラ島産でスモーキーなことでは最高のラガヴーリン。



それを開栓しないうちに、また働き始めることになった。

兵庫県に住む私の母のこともあり、次に働くのは11月1日から。

それまでは続く七里ガ浜お料理生活。

9月30日までは以前の会社の社員。

11月1日からは、新たな職場。

ってことは10月の1カ月は専業主夫? 



・・・新たな職場は、私を採用するにあたり、何人かの人にリファレンスを求めた。

ご存知ない方のために言うと、リファレンスとは、私のことを以前からよく知っていて、かつそれ相当の社会的ポジションにおられる方に対し、私を雇用しようという会社が、私のパーソナリティや過去の業績について尋ねること。

先日、立派な方々が私を絶賛してくださり(なんでだ?)、そんなプロセスを経て、私は異なる会社で新しい仕事を始めることになったわけだ。

中にはアメリカ人で私を絶賛してくれた人もいる。

有難いもんだ。

さて、残り1カ月間の専業主夫になって、というか今回新たに非会社員になって、やらなければいけないことがいくつかある。

その一つは健康保険の手配。健康保険組合に自分で申請書を提出し、自分でその保険料を振り込むこと。

だからクルマで出かける。



自分で健康保険の手続きをやって改めて認識するのは、保険料がギョッとするほど高額であることだ。

全額自己負担だからね。しかも給与天引きじゃないからなおのこと。

10月の1カ月間に支払う医療費はおそらくゼロか、あるいはあってもわずか。

そこからするとまったく元はとれない金額の保険料を振り込むことになる。



保険はあくまで保険なので、嫌なら入らなければよい。しかしちょっと怖い。

しかたがないので、鎌倉郵便局に行って申請書を郵送。

次。保険料の振り込み。やだわ。もったいないわ。



鎌倉フィナンシャル・センター街に行く(そんな呼称はありません、私が勝手に呼んでいるだけ)。



振り込んだり、記帳したり。

母の口座まで管理しているので大変。



鎌倉駅の東口と西口を挟む連絡通路西側そばにあるダンデライオン。



かなり気になっている。近いうちに行ってみよう!



鎌倉駅東口改札前にある世の中の知識の宝庫、松林堂書店。



店主さんにご挨拶して会話。

私: ハロー、ハロー
店主: 毎日料理作っておられますなあ(店主さんは私のFBを見ている)
私:いやぁ~、それもあと1カ月。その後は外で労働しますの、おほほ。

2冊雑誌を買う。

湘南スタイルとPenだ。

東急ストアで買い物。



買いたかったのに東急ストアになかったもの。それは空心菜。

大丈夫だ。

それはきっとレンバイにある。



ほら、あった。



帰宅。

松林堂書店で買ったのは以下の2冊。

湘南スタイル11月号、特集「鎌倉に住む」。この雑誌も偉くなったもんで、都内でもよく見かける。



皆さん、鎌倉に住みましょう! 楽しいですよ。

旧鎌もすっごくいいんですけど、出来れば七里ガ浜に来ませんか? いかにも湘南スタイル。

七里ガ浜住宅地の地価にアベノミクスは役立たず、地価が緩やかに下降中。大安売りだよ。

そしてPen。ブルータスと並んで面白い雑誌。



サントリーのプレモル、香るエールだ。



これを飲みながら調理。

文字通り、空心菜。



ランチではこれを飲みましょうね。タービルク。オーストラリアでは非常に古いワイナリーのひとつ。



そのマルサンヌ。

本日のランチはタイ・フェスティバル。

空心菜のオイスターソース炒め。



ガパオ・ライス。



そしてタービルクのマルサンヌ。



あと1カ月ほど続く専業主夫生活。

************************

話は続く。

私のことは終わり。本日はグレースちゃんの話が書きたい。

TV番組America's Got Talentで昨年出て来た歌手。

当時12歳、現在13歳。



メディアに初めてさらされた時の動画はこれ(↓)。

華奢でまだあどけないようなグレースちゃんはウクレレを抱えて出て来る。

「何を歌う?」と聞かれ「オリジナル」と答える。

「何についての歌?」と聞かれ「私について」と答える。

「学校のみんなは応援してくれてる?」と聞かれ「私が歌うことを知っている人はあまりいない」と答える。

「勝てると思うか?」と聞かれ「奇跡は起こるかも」と答える。



私は私の名前を知らないし、社会のルールに従って生きているわけでもない・・・と彼女は歌い始める。

・・・  ・・・  ・・・

But I'm trying to find my way で終わる。

声がハスキーだ。



審査員からゴールデン・ブザーをもらってしまう(それによりいきなり準々決勝に進む権利を得る)。

皮肉屋で有名な英国人サイモン(審査員のひとり)には「次のテイラー・スウィフト」と言われてしまう。



勢いがあっていいですねえ。

ステージを去る時は、まだここで起こったことが信じられないといった表情で、一生懸命ステージの観衆の方を見ながら去って行く。



彼女は今年、日本に来ましたよ。

ここまで読んでそれ誰?とおっしゃる方も、このホンダのCMはご覧になったことがあるのでは?



ここでSomewhere Over The Rainbowを歌っているのがグレースちゃんです。

ロング・バージョンはこちら。



もったいなくて、すぐに成長してもらいたくないね。

才能と運と努力。みんな必要。グレースちゃんの人生はこれからどうなって行くのでしょう?

すでに二枚目のアルバムが用意されているらしい。

人生はガーデニングに似ている。いつも細くつながっていて、浮き沈みがあって、最後はなんとかなる。

肥料をやったり土を替えたり虫を除去したり剪定したり。



ヘルニア手術後の茶々之介氏も頑張っているのでしたー。
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古市憲寿著「大田舎・東京」、野田知佑著「ユーコン川を筏で下る」、鹿肉でハヤシライス@鎌倉七里ガ浜自宅厨房

2017-09-05 08:34:29 | 本/音楽/映画
面白い本2冊をメディアの書評で見つけてe-honで購入。

鎌倉駅東口を出てすぐの松林堂書店で受け取った。

若者の代表みたいな社会学者古市先生の「大田舎・東京」。



カヌーおやじも75歳になったかー。野田さんと言えば「ガク(=イヌの名前)」と反応してしまう世代の私。



西友オリジナルのこれ、安いわ。80円台で、9%のチューハイ。



それは今日の本題じゃない。

デミグラスソース。



本日はハヤシライスをつくる。

さらに冷凍庫の中から「発見」された鹿肉のスライス(コマ)



解凍しましょう。

こういうのが冷凍庫からフラッと現れるところがおかしいでしょ。



タマネギ。



これが鹿肉のコマ。



塩と胡椒を振る。

ケチャップも必要だ。



バターもね。



タマネギを炒める。



鹿肉も炒める。



パセリを用意。



デミグラスソースを加える。



やがて少し経ったらケチャップも。



鹿肉が見えるね。



ちょっと味が足りないかな。ブイヨンを足す。



バッチリだよ。



ここで胡椒を振りたい。



完成だよ。



さあ、食べましょう。おいしいおいしい簡単簡単、洋食のひとつだ、ハヤシライス。



たまにはハヤシライスをいかがですか?

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北杜市長坂にあるDILL eat, life.のビリヤーニオムライスみたいな、でも違うものをつくる / 桑田佳祐さんのがらくた@鎌倉七里ガ浜

2017-08-25 06:04:01 | 本/音楽/映画
最新のBE-PAL(9月号)に八ヶ岳南麓(甲州は北杜市長坂)にあるレストラン、DILL eat, life.が掲載されていた。



気持ちが良いレストランで、オリジナリティのあるものを供する。らしい。

「らしい」というのは、有名だけど、私は行ったことがないからだ。

自分の山荘がある信州の原村でさえ全部は知らないし、富士見になるともっと知らず、県境を越えて甲州側に入ると私の知識・調査不足が顕著。



で、BE-PALの記事にはそのお店のビリヤーニ・オムライスというものが掲載されていたが、画像を見ていると、すこぶるおいしそうなのであった。

ふむふむ、卵をこうやって荒っぽくかきまぜたりするのね。

分厚くかたちはそんなに整えず、ごはんの部分を見せるわけね。



やってみた。ん~、なんか違うがまあいいか。



最初はサラダのドレッシングから作った。



クレイジーソルト、醤油、酢、オリーブオイル。それだけ。

ぶっかければ、いっちょあがり。



DILLさんのレシピに従っているような、従っていないような。

実は、カレー粉を使うが、作り方はイタリアンのリゾットみたいに作るのでした。

タマネギ、ミックスナッツ、ニンニク(それぞれみじん切り)。



80円台で酔いまくれる、西友オリジナル・チューハイのシークワーサー9%。

これは料理に関係ない。

そしてカレー粉。



ニンニク熱して。



タマネギ炒めて。



生米のまま。



よく炒める。



カレー粉を入れる。この段階でミックスナッツも入れる。



いい香りであるなあ。よく炒める。



ブイヨンをお湯で溶いて、それを鍋に入れる。レーズンも入れる。



沸騰させる。



超弱火にして蓋して10分。



オープン。



味をみて、足りなければ塩気を。水分を飛ばす。



できた。要はリゾットであります。



小さなフライパンを用意。



ケチャップ、パセリ(乾燥)も用意しておこう。



溶いたたまご。



1人あたり2個分。



こんな風につくるらしい。



さきほどお店したリゾットの上に・・・



よいしょ!と卵をのっける。



ケチャップにパセリ。

ちょっと違うが許して。



私はリゾットにしてしまいましたが、皆さんはまずDILL eat, life.に出かけるか、BE-PAL最新号を買って正しいレシピでお楽しみください。



たまごって難しいわ・・・。



作っている最中にamazonで桑田佳祐さんの最新アルバムが届いた。



「がらくた」という名前のアルバムである。

すごいよ。楽しませてくれますね。売る気満々の一流のENTERTAINER。

お楽しみください。


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