私はネット上でシロアリ予防・駆除の業者さんを選んだ。業者さん毎に、やり方も薬剤の種類も価格もいろいろ異なるらしいが、何が良いのかさっぱりわからない。しかも作業は床の下で行われるのであり、相手を信用するしかなさそうだ。
適当に比較的自宅から近い業者さんを選び、電話したらすぐ診断と見積もりに来てくれた。そして床下をまずは点検。そして後日見積もりを郵送して来てくれた。こちらが承諾すると、数日後おっちゃん2人組みがシロアリ予防作業をしに来てくれた。

その作業とは・・・名画「大脱走」の1シーンのような作業なのだ。我が家では玄関脇物置の床を外すと床下にもぐりこめるようになっている。
これ、なかなかよく出来たYoutubeだ。こういうのを真面目に作るこの子達がおかしい。地下トンネルを掘って逃走、スティーブ・マックィーン(?)がバイクで走り、ドイツ兵(?)に追いかけられ撃たれるところまで。
シロアリ予防・駆除業者のおっちゃん達2人は、地面がむき出しでかつ床面が低い作りのお宅の床下で、ドロドロになってほふく前進しながら作業することが多いのだ。普通の布基礎の場合、建物下の地面に薬を撒くことから作業がスタートする。それを低い床下で這うようにしてやるのだから大変である。
だからベタ基礎(地面をコンクリートで覆ってある基礎工事)で高さが55cmあるという我が家の床下状況で作業することなど、百戦錬磨のおっちゃん達にとっては相当楽チンなお仕事なんだそうだ。

玄関外に薬剤と機械を設置。

汚れ防止ブルーシートで玄関を覆う。

おっちゃんの1人、いよいよ、床下侵入口へ向かう。

ここから先はおっちゃん達にまかせよう。我が家の床下はどうなのだろう。心配だ・・・。
いや、実は心配することなんて何もないのであぁ~る。我が家の基礎の作り方ではシロアリにやられる確率が極めて低いとか。画像はおっちゃん達の撮影による、我が家の床下の様子。キレイなもんだ。そもそも我が家は、木材による支柱がほとんどないのだ。

おっちゃん達によれば、こうした家のつくりに加え、地域による湿度や自然条件の違いもシロアリ発生の多寡に影響すると言う。湿度は湿度計で床下を測定すると危険度はすぐ察知出来るのだそうだ。また山の際の地区や谷戸は、当然シロアリが住む条件が揃いやすい。シロアリが多く住む地域で、シロアリを駆除するお宅があると、今度はその周囲のお宅にシロアリの群れが移動して新たな巣をつくるという。我が住宅街(七里ガ浜東の高台)ではシロアリはまず来ないようだ。それでも保険のようなものだからやってもらおう。
皆さん、まずはおっちゃん達に調べてもらいましょう。

一旦予防してもらえば、その後のメンテや保証がつく。

これで84,000円也。安いでしょう。自動車の整備と同じで、保険みたいなものだ。
この費用が安いのは、我が家の床下はご覧頂いたような状況で作業が簡単なことがひとつ。もうひとつは、我が家の基礎や床下にシロアリが入り込める部分が少なく、作業面積が小さいのである。

ダイニング・テーブル(↑)やソファ(↓)の下の床下は、普通の木造住宅のような作りになっていない。タイルの裏面スグの所から地中深くまで何トンものコンクリートが詰まっている。シロアリが入る隙間も、食べるモノもないのだ。シロアリ予防作業が必要な面積(木部の床下部分)が、我が家は少しかないのである。私は表面がタイルでありながら床が柔らかいのが嫌で、この家を建ててくれたブレイスの丸山さんに頼んで、タイルの下については玄関だけでなく、室内も地面から床面まで厚さ数十cmのコンクリートを詰めてもらったのだ。

ということで、2度目のシロアリ予防作業は完了。
おっちゃん達に教えてもらったところでは、最初に玄関脇からシロアリにやられ、そこから被害が拡大して行くお宅が多いそうだ。自分が住んでいれば長い間に自宅の変化に気づくことも多いだろうが、いきなり中古住宅と出会いそれをお買い求めの場合は気をつけましょう。住宅周囲のシロアリ環境と、その住宅が最後にシロアリ対策をしたのはいつだったのか、くらいは調べましょう。
適当に比較的自宅から近い業者さんを選び、電話したらすぐ診断と見積もりに来てくれた。そして床下をまずは点検。そして後日見積もりを郵送して来てくれた。こちらが承諾すると、数日後おっちゃん2人組みがシロアリ予防作業をしに来てくれた。

その作業とは・・・名画「大脱走」の1シーンのような作業なのだ。我が家では玄関脇物置の床を外すと床下にもぐりこめるようになっている。
これ、なかなかよく出来たYoutubeだ。こういうのを真面目に作るこの子達がおかしい。地下トンネルを掘って逃走、スティーブ・マックィーン(?)がバイクで走り、ドイツ兵(?)に追いかけられ撃たれるところまで。
シロアリ予防・駆除業者のおっちゃん達2人は、地面がむき出しでかつ床面が低い作りのお宅の床下で、ドロドロになってほふく前進しながら作業することが多いのだ。普通の布基礎の場合、建物下の地面に薬を撒くことから作業がスタートする。それを低い床下で這うようにしてやるのだから大変である。
だからベタ基礎(地面をコンクリートで覆ってある基礎工事)で高さが55cmあるという我が家の床下状況で作業することなど、百戦錬磨のおっちゃん達にとっては相当楽チンなお仕事なんだそうだ。

玄関外に薬剤と機械を設置。

汚れ防止ブルーシートで玄関を覆う。

おっちゃんの1人、いよいよ、床下侵入口へ向かう。

ここから先はおっちゃん達にまかせよう。我が家の床下はどうなのだろう。心配だ・・・。
いや、実は心配することなんて何もないのであぁ~る。我が家の基礎の作り方ではシロアリにやられる確率が極めて低いとか。画像はおっちゃん達の撮影による、我が家の床下の様子。キレイなもんだ。そもそも我が家は、木材による支柱がほとんどないのだ。

おっちゃん達によれば、こうした家のつくりに加え、地域による湿度や自然条件の違いもシロアリ発生の多寡に影響すると言う。湿度は湿度計で床下を測定すると危険度はすぐ察知出来るのだそうだ。また山の際の地区や谷戸は、当然シロアリが住む条件が揃いやすい。シロアリが多く住む地域で、シロアリを駆除するお宅があると、今度はその周囲のお宅にシロアリの群れが移動して新たな巣をつくるという。我が住宅街(七里ガ浜東の高台)ではシロアリはまず来ないようだ。それでも保険のようなものだからやってもらおう。
皆さん、まずはおっちゃん達に調べてもらいましょう。

一旦予防してもらえば、その後のメンテや保証がつく。

これで84,000円也。安いでしょう。自動車の整備と同じで、保険みたいなものだ。
この費用が安いのは、我が家の床下はご覧頂いたような状況で作業が簡単なことがひとつ。もうひとつは、我が家の基礎や床下にシロアリが入り込める部分が少なく、作業面積が小さいのである。

ダイニング・テーブル(↑)やソファ(↓)の下の床下は、普通の木造住宅のような作りになっていない。タイルの裏面スグの所から地中深くまで何トンものコンクリートが詰まっている。シロアリが入る隙間も、食べるモノもないのだ。シロアリ予防作業が必要な面積(木部の床下部分)が、我が家は少しかないのである。私は表面がタイルでありながら床が柔らかいのが嫌で、この家を建ててくれたブレイスの丸山さんに頼んで、タイルの下については玄関だけでなく、室内も地面から床面まで厚さ数十cmのコンクリートを詰めてもらったのだ。

ということで、2度目のシロアリ予防作業は完了。
おっちゃん達に教えてもらったところでは、最初に玄関脇からシロアリにやられ、そこから被害が拡大して行くお宅が多いそうだ。自分が住んでいれば長い間に自宅の変化に気づくことも多いだろうが、いきなり中古住宅と出会いそれをお買い求めの場合は気をつけましょう。住宅周囲のシロアリ環境と、その住宅が最後にシロアリ対策をしたのはいつだったのか、くらいは調べましょう。