「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

【期間限定】 鎌倉宮へ行こう! 山アジサイを楽しもう! (画像多数)

2012-06-13 00:01:46 | あちこち見て歩く
我が家の庭の隅っこの画像。

生垣のそばのあまり日が当たらないところに山アジサイを植えてあるのだ。
よく見かける西洋アジサイに比べたら、清楚で小さくて、とってもか弱い印象。だから熱心なファンが多い。我が家とは異なり、たいて植木鉢で育てていらっしゃる。



これも同じく山アジサイ。どちらもご近所の I さんから頂いたものだ。



さらに今回は I さんから山アジサイの一種、シチダンカの苗を頂いちゃったんだなぁ。江戸時代にシーボルトが欧州に持ち帰り詳細な絵まで残っているが、その後日本で誰も見たことがなく、20世紀半ばになって神戸の六甲山で見つかった「幻の山アジサイ」である。これ、私、どうしましょ?



日が当たり過ぎてもいけないし、肥料をやり過ぎてもいけない。園芸種と異なり、育てるのが難しい。本当は植木鉢で上手に管理すればいいのだろうけれど、我が家はそれが出来ないので、また生垣の蔭になるところに植えることになりそう。



I さんは関西人。私も関西人。お話する時は双方正統派の関西弁で会話が可能。
 
私: I さん、こんなん(鎌倉宮の山アジサイ展示会の招待券)もろてよろしのん? うれしわぁ~ 
I さん: かいらしい山アジサイの表情に魅了されまっせ!

名曲 Fascination♪ for 山アジサイ! N.K.C.ですわ! ええ声してはるわぁ~。



******** というわけで、我々は2年ぶりに鎌倉宮へ出かけた ********

渋滞がない朝一番ならば、自宅から鎌倉宮までクルマで10分くらいかな。
武家政治のイメージを全面に押し出した観光都市鎌倉では稀な天皇寄りの歴史を背負うことと、市内中心部からは少々東にはずれる場所にあることから、朝早くなら鎌倉宮は空いている。二階堂、岐れ道の最奥部に位置してとてもわかりやすい場所にあるのだが。



山あじさい散歩道。有料だ。でも私達にはタダ券がある。



手前でこんなこともやっている。



掘り出し物はあるか!?



ないなぁ~。



高いなぁ~。



本格的に鎌倉宮へ入り込む。



神々しい雰囲気。



ここからが山アジサイの道。可憐な山アジサイがふんだんに見られる。同好会の方々が出品した数々。



稲村ケ崎の山アジサイ同好会の皆さんの展示はこちら。



奥様、観賞中。



これがご近所 I さんの作品。我が家にすでにあるのと同種のようだ。



しかしまあ、山アジサイもいろいろ。まったく別の花に見えるものもある。

これって・・・正しい咲き方なのか? 花びらはこれでいいのか? 面白い。



ねえ、これですもんねぇ。これも山アジサイ。



これも。ちょっとゴージャス。宝飾品風。



プレーンでシンプルな山アジサイ。ナチュラルなイメージ。



こうやって見ると、ガクアジサイに近いものが多い。



これも。



これが、幻のシチダンカ。シーボルトも魅了されたとか。



海洋植物風だ。



もうキリがない。全部違う。色も形も。



白い蛾のような。美しいですねぇぇぇ・・・。



とまあ、こんなところなんです。



神々しい鎌倉宮は二階堂の森に接している。かつてこのスグ近くに私も家を購入する可能性があった。結局はそれを止めて七里ガ浜を選んだのだけれど。



これが最初に鎌倉宮が「天皇寄り」と書いた理由。護良親王はここに幽閉されていた。わずか4m四方のじめじめした土牢だ。



暗い。お気の毒なことだ。



グルッと鎌倉宮を回る。



あっ、ここにも。山アジサイが多いなぁ。



大きなクスノキが林立する間を歩く。立派な森だ。



我らは自宅に帰らなければならない。これが大変だ。朝とは異なり、夏の晴れた日の昼近くの海沿い国道134号線は大渋滞。
それに巻き込まれると動きやしない。稲村ケ崎から七里ガ浜、小動(こゆるぎ)、江ノ島を望む。



七里ガ浜は距離的に近いのに、お昼前後は時間的に遠い。
まだ稲村ケ崎だ。ここは有名な稲村ケ崎食堂。



自宅は間もなく。カリフォルニア的な海沿いのご近所さん。鎌倉宮の重厚さとは対照的になんとも湘南的な軽さ、明るさ。



やっと帰って来た。

いらっしゃい、鎌倉。
ご覧下さい、山アジサイ@鎌倉宮。
コメント (4)
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