先日マクロ戦略のヘッジファンド投資後最初の1カ月のリターンが出たので、そのことを書いた。
それは転記すると、以下のような内容だった。
私はおっかなびっくり、5月下旬にこのファンドに投資した。このファンドは月1回しか買えない。5月に投資したら、5月末の基準価額で6月初めから運用が開始される。6月1カ月分のリターンが、私が運用開始後最初に得る月次リターンだ。その最初のリターンが単月でネット(手数料差引後)20%強だった。100ドル投資したら、わずか1カ月で120ドル強になりましたということであり、つまりそれくらいの激しさで上にも下にもブレるものなのである。
このリターンの要因分析が送られて来た。ファンドが1カ月で稼ぎ出した20%強のリターンが、株式、債券、為替、コモディティの4分野それぞれのどこからどれだけ生まれているかという分析だ。結果は株式がその半分弱、債券がその半分強を稼ぎ出していて、コモディティや為替はほぼゼロだった。コモディティとは商品を指し、例えば石油、小麦、木材、アルミニウムなど、鉱工業や農林水産業などで生産、採掘されるもののことだ。<転記部分終わり>
6月に得た20%強のリターンの全体を100%として、株式、債券、通貨(為替)、商品(コモディティ)の4分野の寄与度で分けるとこんな感じだ。
大半が株式と債券から得られたもの。通貨は少しだけ、商品はゼロ。
同月、調子が良かったのは私のマクロ戦略ヘッジファンドだけではない。
またマクロ戦略ヘッジファンドだけではなく、他の戦略を採用しているヘッジファンドもおおむね6月はプラスのリターンを記録した。
前回一部をご紹介したが、HFRIのデータ(最初の速報値)によると、本年6月のヘッジファンド戦略別インデックスのリターンはご覧の通りだ。
棒がみんな右向いてるでしょ。ほとんどの戦略がプラスのリターンだったのだ。
上のグラフでオレンジ色に色付けしたのがマクロ戦略に関するもので、これもまたみんなプラス。
小さくて数が多くて見にくいでしょう。
Excelデータのマクロ戦略の部分だけで別途グラフを作成しなおすと、以下の通り。
マクロ戦略ったって、私の投資したファンドのように高いリスクをとって高いリターンの獲得を目指すヘッジファンドもあるし、逆のものもある。それら全体の平均で6月は2.52%を稼いだ(←上記グラフで一番下のTotalインデックス)ことになる。
でももっと細かく見よう。この最後のグラフを見ると、まんなかの2つである通貨(Currency)インデックスや商品(Commodity)インデックスはプラスではあるものの、リターンが相対的に小さい。そのことは私が投資したファンドの6月のリターンの最初の円グラフとも符合する。最初の円グラフのリターンの寄与分析では、通貨と商品の分野の貢献度が小さかったでしょう?
これが一時的なことなのか、過去もたいていこうだったのかは、実は私もまだよくわかっていない。まったく私は勉強不足である。投資したファンドの過去のデータを時系列で見てみないとわからない。それはこれからやってみます。そして今後もずっとそうしたことを見ないといけない。
多くの方にとっては無関係なこの話題。しかし私のかつての同僚だった方たちの中で、私が把握していない方々の一部もこっそりこのブログをご覧になっているらしいってことがわかった。みなさまがた、元気?
それは転記すると、以下のような内容だった。
私はおっかなびっくり、5月下旬にこのファンドに投資した。このファンドは月1回しか買えない。5月に投資したら、5月末の基準価額で6月初めから運用が開始される。6月1カ月分のリターンが、私が運用開始後最初に得る月次リターンだ。その最初のリターンが単月でネット(手数料差引後)20%強だった。100ドル投資したら、わずか1カ月で120ドル強になりましたということであり、つまりそれくらいの激しさで上にも下にもブレるものなのである。
このリターンの要因分析が送られて来た。ファンドが1カ月で稼ぎ出した20%強のリターンが、株式、債券、為替、コモディティの4分野それぞれのどこからどれだけ生まれているかという分析だ。結果は株式がその半分弱、債券がその半分強を稼ぎ出していて、コモディティや為替はほぼゼロだった。コモディティとは商品を指し、例えば石油、小麦、木材、アルミニウムなど、鉱工業や農林水産業などで生産、採掘されるもののことだ。<転記部分終わり>
6月に得た20%強のリターンの全体を100%として、株式、債券、通貨(為替)、商品(コモディティ)の4分野の寄与度で分けるとこんな感じだ。
大半が株式と債券から得られたもの。通貨は少しだけ、商品はゼロ。
同月、調子が良かったのは私のマクロ戦略ヘッジファンドだけではない。
またマクロ戦略ヘッジファンドだけではなく、他の戦略を採用しているヘッジファンドもおおむね6月はプラスのリターンを記録した。
前回一部をご紹介したが、HFRIのデータ(最初の速報値)によると、本年6月のヘッジファンド戦略別インデックスのリターンはご覧の通りだ。
棒がみんな右向いてるでしょ。ほとんどの戦略がプラスのリターンだったのだ。
上のグラフでオレンジ色に色付けしたのがマクロ戦略に関するもので、これもまたみんなプラス。
小さくて数が多くて見にくいでしょう。
Excelデータのマクロ戦略の部分だけで別途グラフを作成しなおすと、以下の通り。
マクロ戦略ったって、私の投資したファンドのように高いリスクをとって高いリターンの獲得を目指すヘッジファンドもあるし、逆のものもある。それら全体の平均で6月は2.52%を稼いだ(←上記グラフで一番下のTotalインデックス)ことになる。
でももっと細かく見よう。この最後のグラフを見ると、まんなかの2つである通貨(Currency)インデックスや商品(Commodity)インデックスはプラスではあるものの、リターンが相対的に小さい。そのことは私が投資したファンドの6月のリターンの最初の円グラフとも符合する。最初の円グラフのリターンの寄与分析では、通貨と商品の分野の貢献度が小さかったでしょう?
これが一時的なことなのか、過去もたいていこうだったのかは、実は私もまだよくわかっていない。まったく私は勉強不足である。投資したファンドの過去のデータを時系列で見てみないとわからない。それはこれからやってみます。そして今後もずっとそうしたことを見ないといけない。
多くの方にとっては無関係なこの話題。しかし私のかつての同僚だった方たちの中で、私が把握していない方々の一部もこっそりこのブログをご覧になっているらしいってことがわかった。みなさまがた、元気?