資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

ウエブ進化論を読んで

2006年05月14日 | IT
 ちくま新書梅田望夫著「ウエブ進化論」を読んだ。二度目である。ネット社会になっていろいろ世の中が変わっているが、本当の変化はこれから始まるそうだ。

 三大潮流 これからは三大潮流「インターネット」「チープ革命」「オープンソース」の時代だそうだ。
 ITの世界では、ムーアの法則というのがあって、半導体の性能は1年半で二倍になるというものだ。現在も続いており、これをチープ革命という。

 こちら側とあちら側 また、ネット世界には、「こちら側」と「あちら側」があって、こちら側は自社で構築するネット、あちら側はインターネットの世界で自社ではコントロール不可能な世界である。グーグルという会社はあちら側の世界についてオープンソースを使って新しいシステムを作るそうだ。これをウエブ2.0 というそうだ。また、リナックスというOSはご存知だろうか、OSを公開して誰でも改造できるようにしたら、世界中の人々が寄ってたかって最高性能のOSになってしまったが、この原理によるそうだ。
 
 ブログが力を持つ。 世の中の出来事を代表して知らせるのがジャーナリズムだが、ブログが何百万とできると、中には優れたものもできてくる。それを自動抽出できるようになると多数派の意見がわかるようになる。実際、昨年の総選挙での小泉政権の圧勝はブログの世界ではある程度予測できたようだ。しかし、ジャーナリズムは誰も予想しなかった。

 ロングテール 本の販売を例にと、売れている本の種類と販売数があるとする。これを売れている順に並べると、頭が大きく、尻尾(テール)が長く伸びる、ロングテールとなる。従来のビジネスの世界ではこの頭の部分に集中して投資し、利益を得て、ロングテール部分は損失を最小限にする。ところが、ITが発達するとアマゾンドットコム等は、店頭に並べる必要がなく、検索コストも安いため、ロングテール部分からも収益を上げることが可能ななるそうだ。

 ウイキベデイア 検索エンジンについている百科事典。これは、実は誰でもが解説を作成できるもので、今も増殖し続けているものだ。有名な百科事典の十倍の大きさになっているそうだ。


  以上、よくわからないものも含めて世の中変わってきている。勉強しよう。


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