
この本の骨子は、市場経済に代表されるアメリカは「論理と合理」の国、日本は古来持っている「情緒と形」を忘れた。国家の品格を忘れてしまった。欧米支配下の世界にあって孤高の日本を取り戻し、世界に範を垂れることこそ、日本が果たしうる世界的貢献である。
論理だけでは世界は破綻する。自由と平等は両立しない。小学生に英語を教える必要はなし、日本の文化などを教える。そして読書が必要である。
感心することばかりだ。特に今、小学生の英語の必要性は教育基本法改革の真っ最中のテーマである。
最近は、この新書版が良く売れている。私が読んだものだけでも、国家の品格、ウエブ進化論、人は見た目が九割、10年後の日本等等。人は見た目が・・は過去自分で買って読んだものだが、忘れていたため、二度もこの本を買ってしまった。新書版は、安価で内容が面白いからだろう。これからも読んで感想をブログに書き込んで行きたい。