もう4回も延期になっていた開聞岳登山、ようやく実現した。非常事態でツアーが中止、個人で申し込んだが天候が悪化、非常事態で空港連絡バスが動かない、非常事態が延長、などで、伸び伸びになっていた。登山と同時に百名城の見学に、執筆などのワーケ―ションも兼ねている。まず、鹿児島空港から、鹿児島中央駅へ。
時間がないのでタクシーで鹿児島城へ、というと運転手さんが怪訝な顔をする。こちらは鹿児島城と言わず、鶴丸城と言うそうだ。鶴丸城は、居館と背後の城山からなっている島津の城だ。最近本丸の正門が再建されたそうだ。そして、石垣には西南戦争の弾の後が・・北東が鬼門になるため、石垣の隅を窪ませて鬼門除けになっている。これ、結構有名だ。
時間を見計らって、城山に登る。配偶者も登山をやっているから、登りは得意だ。城山展望台へ。桜島が全部見えるのは初めてだ。急いでいたせいか、西郷洞窟や自刃の場所などは見当たらなかった。どうしてだろう。
鹿児島中央からはJRで指宿へ。特急「指宿のたまて箱」という特別列車だ。車内は竜宮城風に装飾されている。飲み物を注文し、錦江湾を望みながら1時間、指宿へ。
そして本日の宿は、指宿ロイヤルホテル、6階の展望のよい部屋に案内される。錦江湾に面し、さらに遠くに夕焼けの開聞岳も望める。ずいぶんと尖った山だなあ。
そして夕刻からは、ワーケ―ション。出版社から、大量の資格の執筆を頼まれた。パソコンを持ち込んで、打込み始める。それに新人研修の事前学習。明日は、いよいよ開聞岳だ。