この日の天気予報は、関東北部で35度を超える暑い日。ペットボトルを3本、熱中症のタブレットを買い込み、帽子はつばの長いものを被って、今年初の夏山に挑む。JR中央線の梁川駅(ヤナガワ)で降りる。この駅名、読めなかった。「梁」は私の仕事では、ハリだ。時刻表の検索でも出て来なかった。そうか、川で魚を捕るやつか。
今日は、倉岳山と高畑山、どっちも1千mをちょっと切る標高、どっちから廻るか、迷ったが、勾配は倉岳山に方が緩そうだ。という訳で、梁川駅~倉岳山~高畑山~鳥沢駅ルートにした。登った感想としては、これが正解だったと思う。駅からはまず、車道を歩き、登山口から登山道に入る。まだ朝のため、それほど暑くもない。午後は暑いだろうな。
しばらくは渓流に沿って登る。マイナスイオンで気持ちがいい山歩きだ。
そして、勾配も急になり、駅から約2時間で立野峠へ。
この辺から展望も開けて来た。ただ、広葉樹の葉っぱがあり、よくは見えない。ちょこっとだけ高い、あれ、大岳山のようだ。
最後は、急登、ほんとにきつかった。そして山頂へ、駅から約3時間。誰もいないので、ベンチを独占し同行者と昼食。秀麗富嶽十二景の山だそうだが、残念ながら富士山はよく見えなかった。夏はまあ、しょうがないね。
一旦下り、穴路峠へ、この標識?、何とかならんもんか。
そして今度は登り、倉岳山と高畑山の中間、天神山へ。
再びの急登、高畑山に到着。こっちも倉岳山と同じような山頂だ。登り始めて3時間半、小休止して下山開始。
下山は急な下り。ここは渓流の上流、蒸し暑い。1時間ほど我慢して下り、石仏へ。
ここからは、登りと同じような渓谷、気持ちいい。
渓流の橋を渡る、板の隙間から渓流の流れが見える。
工事中の貯水池まで下った。だんだん足裏が痛くなる。ここからはペースを落として歩く。ただ駅までのこの距離、長い。ようやく鳥沢駅に辿りつく。下りの舗装道路、長かったな。所要7時間。この季節には、もう来なくていい山だな。来るとしたら雪の降ってない冬か。