Reflections

時のかけらたち

友達と銀座で永岡かずみ展を見る・・・returnig of ordinaly life little by little

2021-10-19 20:13:52 | thoughts

奥野ビルで彼女の息子さんの個展があったときに近くのギャラリーで発見した永岡かずみさんの心休まる作品。
ご案内をいただくよいうになったのでいつも一緒に行っています。コロナで2年ぶりくらいにお会いするのかも。
定年後のアルバイトの職場で知り合ったYさんです。彼女とも不思議なご縁でお父様が私の高校の放火事件の担当刑事さんだった方です。

今認知のお母さまが誤嚥性肺炎で入院中で、コロナで全く会えず、何もかもわからなくなってしまっているのかとても心配していました。
流動食でもう自宅では世話できないのではないかと話していました。90歳を超えているのですが、認知でもデイケアに行って自宅で世話をして
彼女も仕事を続けていました。

お母さまが入院中だから外出もできるとのことで仕事終わりに待ち合わせ。私は午前中は銀行の担当者が変わるというので引継ぎを
してもらって、ヨガに行き、銀座でやっている呉服屋さんのキモノEXPOで丸洗いを2件出して教文館のギャラリーに行きました。すごくタイトな
スケジュールでしたが一日にまとめました。最後にほっこりとすることができました。心休まるテラコッタの作品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギャラリーを降りて1階のウィンドウに懐かしい中原淳一の世界が。

 

 

「それいゆ」とかは小学生の頃。懐かしい。漫画本の付録に中原淳一の絵の小さなメモ帳がたくさんついていて
いつかそれをなくして、がっかりしたことがありました。

少女時代の憧れでした。

 

鳥の絵の展覧会もやっていたのかしら?

 

木村屋で少しおなかがすいたのでサンドイッチをシェアしました。フルールサンドとローストビーフサンドイッチを
頼んで。フルーツサンドは初めて食べましたが、ケーキみたいなものですね。おいしかったです。ローストビーフサンドの方も
お茶とサラダとデザート付きでなかなか・・・

話は尽きませんが、家での夕食の支度もあり、お別れしました。コロナで会うこともお茶することも長いことできなかったけど
お互い元気で会えてよかったです。

 

帰り道に見たお月様

 

昨日の深夜3時からLiveでショパンコンクールのfinalで反田さんの演奏を見ました。すごくよかったです。上位入賞するでしょうね。

01:00 カミル・パホレッツ Kamil Pacholec(ポーランド)
01:40 ハオ・ラオ Hao Rao(中国)
02:50 反田恭平 Kyohei Sorita(日本)
03:30 レオノーラ・アルメッリーニ Leonora Armellini(イタリア)

反田さんまでで寝ましたが、繊細な表現で、コンクールというかまるでコンサートで聞いているようでした。
彼はすでに活躍しているピアニストでショパンコンクールなどのコンクールはまだ学生とかこれからの人が
受けるのかと思っていました。演奏にもすごくなれているし、スタンディング・オベーションもあり、振る舞いが
もうプロのピアニストです。もちろんプロなのですが。ちょっとコンクールの対象ってどうなっているのかなと思い
調べたら、参加資格は年齢だけで16歳から30歳まで。2005年に27歳から30歳に引き上げられたとか。反田さんは27歳。
5年に一度のピアノでの最高のコンクール。一年遅れた今年は500人以上のエントリーがあり、半数近くはアジアから
ということでした。アメリカやカナダから参加している人もアジア系が最終に残っています。

1日に4回演奏するオケと指揮者も大変だけど、なんと演奏者によって違う演奏をするんですって。すごい。

 

KYOHEI SORITA – final round (18th Chopin Competition, Warsaw)

昨日ライブ配信したファイナルの演奏をすぐYouTubeにアップするChopin Instituteもすごいです。

 

ショパンコンクール歴代優勝者はどんな演奏をした?

を見るといろいろな人を思い出して、面白かったです。ポリーニもあんなに若かった。

 

偶然、ホセ・カレーラスが白血病を克服した時のコンサートを発見して、何か歌う喜びをかみしめている姿を見るとこちらも胸が
熱くなります。カムバックした時のCDは私の宝物です。

José Carreras. Vienna State Opera 1988. Recital.

 

 

いつか扉を開けて向こうの世界に行っちゃうんだろうな私も。皆行ってしまった。そんなことも時々思ったり。

 

Oct.18 2021 Ginza 

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すっきりした日 ・・・so refreshed!

2021-10-18 23:59:23 | a day in the life

10月15日

アケボノソウを見に行った一日をスマホで追ってみました。
お花の写真は15日のブログに載せています。

南高尾までなかなか行けないので、保険に向島百花園に行くことを予定に割り込まさせました。

朝、ちょうどいい時間にヘアカットの予約も取れ、午前中に洗濯をした後、大急ぎで出ましたが、着いたのは
お昼ごろでした。東向島駅前で海苔巻きを買って行きました。公園の前にもおいしそうなパン屋さんが
ありましたが、タイトな時間で動くため、並んで買う余裕はありません。

今回は九段下で半蔵門線に乗り換えていく方法を見つけました。曳舟でスカイツリーラインに乗り換えます。
九段下という駅は結構使える駅です。

向島百花園は東向島駅から歩いて近い場所にあります。

入り口にはいくつか鉢が置いてあります。

 

 

 

 

 

池の周りにはたくさんのアケボノソウが見られました。

 

 

 

 

 

 

 

この眺めを見ながらひとり静かにお弁当タイムです。

 

白い萩がまだ咲いていました。

 

萩のトンネルはもうすっかり終わっていました。

 

午後は曳舟から半蔵門線で今度はまっすぐ表参道まで。

ニコライ・バーグマンの横を通っていきます。

 

 

5か月ぶりにカットをしてすっきりしました。髪を切るすっきり感ってないですよね。
気持ちも軽くなる不思議。頭もChiaroになるような・・・

 

 

原宿駅に近づくと人が多くなってきたので、表参道からバスで帰りました。
今だに人混みの中に入っていく気はしません。

 

Oct.15 2021  Mukoujima → Omotesando

 

 

 

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コーラス・フェスティバル終了(追記あり) ・・・sparkling day

2021-10-17 23:56:30 | music

10月17日

昨日も夕方は録音したレッスンでハバネラを復習して、グラナダも録画と動画でさらいました。
やっと言葉についていけるようになったかしらね。昨日は先生にポイントとして、ジュテームの発音と
それに込める思いについて注意がありました。

昨日の夕食後、部屋を片付けながら、久しぶりにホセ・カレーラスの「グラナダ」を聞いていたら、明るい曲だった
ことを再認識しました。それに彼が歌うととてもエレガントなんです。私たちだとまだ、頑張って歌っていますが、
洗練されるというのはこういうことなのねと思いました。他にも軽い英語の曲も続けて聞いていたのですが
まるで気持ちが届くような"You belong to my heart"とか何か忘れていた感情がよみがえるような感じがしました。
人を思ったり、思われたりするってこういう感じだったのかな。

昨日はたくさん練習して疲れたのか、バタッと倒れてからいつも寝る時刻の2時ころまで寝てしまって
それから片付けて寝たので朝は早起きして練習はできませんでした。イルテアトロ音楽院での直前練習
ギリギリ間に合いました。

今日のレッスン。とにかく思いっきり歌うことと、エンディングを何回も練習しました。出だしも難しいです。
先生の話の中で何事も三流から二流、一流へと上がっていくので、最初はいろいろはみ出て失敗してもいいと。
またそこを通らないと一流にはならない。今はいろいろツールがあって、一流の真似をすることはできるけど
それで本物を得ることはできない。三流からそぎ落としていかないと。だから私たちが気を付けることは
細かいところではなく、まずやっと歌えるようになったので、その心を伝えることかなと。

そのお話を聞いて、このことはすべてのことに通じると思いました。今やっているボビンレースでも先生は
最初はわからなくて大丈夫ですととにかくやってみるとそこからわかってくることがある。ボビンはもともと職人
の世界だから口伝だったと。そこで気が付いたのはフェアアイルの先生は最初から完璧を求めて厳しかったと
思いました。フェアイルは教室が初心者だけを募集していたのでもう一度受けられなく、教室は中断してしまって
いますが、今回の安藤先生の歌のレッスンのことでの発言でボビンとフェアアイルの先生の違いがわかりました。
でもボビンは本当の初心者、フェアイルは編み物の経験者を募集していたのでスタートが違う点もありましたが。

音楽院で練習した後は歩いてもすぐの会場の日経ホールに行きました。第1部は12時からスタートでしたが、
着くとすぐ開始で、千代田区長の挨拶が始まりました。すごく若い区長で驚きました。九段の生涯学習館で習って
いるので、千代田区文化芸術の秋フェスティバルへの参加です。

男性のアカペラの宗教曲からメンデルスゾーンの美しいメロディー、中島みゆきの歌やよく聞く合唱曲や童謡まで
幅広い音楽の世界が展開されて、グループも大学や企業のOBから同好のグループまでで特にシニアのグループが
舞台に上がるのも大変そうな人が歌っている姿は音楽っていいな~と思いました。

私たちの出番になって、先生の情熱的な指揮に巻き込まれるように歌いました。午前中の学院でのハバネラの練習の時
歌っていながら何かとても感動してしまいました。舞台の上でもラムールを思いっきり表現しました。次のグラナダでも
グラナダへのあこがれの思いを歌いました。みんなではじけて楽しく歌うことができてよかったです。

 

イタリア語の先生もお忙しい中、聞きにいらしてくれて、花束をいただきました。それも生徒3人全員に。
花をもらうことがこんなにうれしいこととは思いませんでした。とびきり明るくてよかったとの言葉もいただきました。
意図するところが伝わりました。フェスティバルに参加しているさらに高齢の方たちにも励まされて、生きてる限り
歌っていたいと思いました。

 

洋服の指定が白、黒、赤が入っていることだったのでかき集めました。
終わってから全員で写真を撮りましたが、顔を出した写真を載せる了解をまだとって
いないので先生たちと一緒のところだけ切り取りました。

リーダーから掲載許可がおりたのでグループの写真をアップしました。

 

 

昨日はYouTubeでもホセ・カレーラスの古いけれど新しい投稿の素敵な歌を見つけました。
11月にはコンサートに行けそうです。いとこももうさっそくロンドンに出張に行っていて海外から
メールをもらいました。
歌の仲間もしばらく見ないと思ったらエジプトに観光に行っていたとか・・PCR検査さえパスすれば
いいみたいですね。

Jose Carreras."Pregaria" by Fermin Maria Alvarez

 

ショパンコンクールに日本人二人がファイナリストに残っていました。
LIVEでも予選の様子が見れるようで、ショパンコンクールを身近に感じることができるようになっています。
今年は特に知っている人が何人か出ているので、決まるまでドキドキしますね。

小林愛実、反田恭平さんの2名です。3次予選に出た人の演奏はどれも素晴らしかったです。ピアノの音も。

KYOHEI SORITA – third round (18th Chopin Competition, Warsaw)

 

AIMI KOBAYASHI – third round (18th Chopin Competition, Warsaw)

 

残念ながら3次予選までだった角野隼人さんの演奏

HAYATO SUMINO – third round (18th Chopin Competition, Warsaw)

 

長かった音楽鎖国時代は終わるかしら・・・ ショパンコンクールも昨年は開催されず

また音楽に触れられる時が来ることを願っています。

 

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明日はコーラス・フェスティバル本番 ・・・with chorus festival just one day away

2021-10-16 23:59:19 | a day in the life

今日も明日のフェスティバルのために先週に続いてレッスンがありました。
まだできていないので夜や朝にも練習しているのですが、今日の朝練習していて、朝の練習は
とても気持ちがいいことがわかりました。頭の中に入っていく感じ。イタリア語でわかった?と聞くときに
Chiaro?というと先生に聞いたけれど、chiaro (キアーロ)・・明るくなる、クリアになる・・いい言葉ですね。
朝の時間というのはやっぱりゴールデンタイムだったのですね。

今日の神田のイルテアトロでのレッスンでは先生の方が汗をかくくらい一生懸命やっていただいて。とにかくみんな
合わせること考えなくて思いっきり歌ってと。合唱ではないので、楽譜通りのびのびやっていれば合うようになります
とのこと。発音も命ですが、とにかく音は飛ばす‥上の方に。音階は下がっていっても音は下げない。上に向ける。
今までのレッスンはほとんどハバネラでした。なぜかというとオペラの曲だからということでした。グラナダは動画の
レッスンもありますが、こちらは楽しく歌って下さいとのことでした。

思いっきり歌って楽しかったです。とにかくこんなに笑うレッスンってあるかしらと思うほど。夕方家に帰ってからも
録音してきたものを聞いたり、動画レッスンで確認したりしました。

今日のレッスンでは思いがけない繋がりを発見。一緒に習っている人の名前も覚えていないので、最近入った方と初めて
お互いに確認していたら、なんと彼女のお父さんは私の中学の時の理科の先生でした。珍しい名前なので私も同じ名前の先生
に習ったと話したら、それは私の父ですという言葉。偶然のつながりに驚きました。もう亡くなられたということでした。

 (面白そうな古本屋さんがありました)

今日は娘がジムの帰りに待ち合わせて、私の誕生日ケーキを買いに行こうということになりました。行先は目白の
エーグル・ドゥース。久しぶりに行ってみたら、すごい列なのでびっくりしました。40分くらい待ったかしら?
京都のとようけ茶屋の時を思い出しました。

その前にお昼がまだたっだのでどこか探してお昼を食べることにしました。以前道路の反対側から見かけて何か不思議な
お店と思っていたところに結局入りました。外に店の名前もメニューも何もなく。入り口は全部空いていて開放的。
「なるたけ」をいうお店で定食ランチおいしかったです。

 (なるたけ という名前はお店の中に入って知りました。)

 

 (沢山ある定食も種類が残り少なくなっていました。)

娘と待ち合わせて駅から少し歩いたところで、私に話しかける人がいて誰かと思ったら、元の職場の後輩でした。マスクをして
いてよくわかったと思いました。目白に住んでいるのでケーキ屋さんも彼女から教わったものです。私が定年から1年延長したのは
彼女の第二子が誕生で育休を取ったため。その時のお子さんが小学校1年生というから驚きです。二人のお子さんを育てながら仕事を
続けていますが、仕事量はますます増えているとの現状でした。お元気にしていて何よりです。小学生のお子さんが二人いてまだまだ
大変なときかと思います。

今日はびっくりすることが多い日でした。意外な発見や懐かしい再会とか・・・

誕生日にはケーキを食べなかったので、4日遅れでお祝いをしました。やっぱりケーキがないとね。
ここのモンブラン トルシェ ド マロン 最高でした。 注文してから作ってくれて1時間以内に食べてください
というもの。卵白を使っているからとのことでしたが。甘すぎないマロンが絶品でした。モンブランの中では
一番おいしいのでは。栗の季節になってからずっと食べたいと思っていました。

 

Oct. 16 2021  Kanda → Mejiro

 

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向島百花園のアケボノソウの世界へ ・・・ Park where Swertia bimaculata blooms

2021-10-15 23:55:17 | wonderland

向島百花園は江戸時代からの庶民の憩いの場で、何かそういう気持ちが今でも続いているような居心地のいい公園です。
ネットで見ていたら、アケボノソウが去年初めて花を咲かせたという・・ 都心でアケボノソウが見れるとは思いませんでした。
私が初めてアケボノソウに出会ったのは箱根の湿性花園でした。

土日はコーラスフェスティバルの練習や本番、そしてボビンレースも宿題があり、ヘアーカットや教文館の上のギャラリーで開催中の
永岡かずみ展、銀座のキモノEXPOで丸洗いを出すなどのスケジューリングがまるでパズルのようです。そこに何かにつけて
向島に行くを付け加える。一番したいことから決めていって、今朝少しボビンの練習をしてから向島百花園に行って午後は表参道
で5か月ぶりのカットの予約が取れました。今日がこんなにタイトになったのは明日ベルカントレッスンの後、娘がジムの帰りに
目白で私の遅ればせ誕生日ケーキを一緒に買おうということになったため。

高尾にはまだ行けないので、洗濯物をすませてアケボノソウを見に大慌てで出かけました。

出かけた先は日常のエアポケットのような非日常の世界でした。前回来たときは介護のために実家を行き来している女性が立ち寄っていました。

 

まず入り口の鉢植えコーナーにあのアケボノソウがありました。

 

トラノオスズカケは自然教育園にもありますが、こんなにきれいな色のは見たことがありません。

 

 

オオベンケイソウ

 

 

ホトトギス

 

セキヤノアキノチョウジ

 

 

フジバカマ

 

 

ここは萩のトンネルでも有名なところですが、もうトンネルは入り口に少しだけ花が残っていただけでした。

 

フヨウ

 

 

 

池のほとりにたくさん咲いていたアケボノソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

このアケボノソウの咲いている池の近くの木に何か鳥がいるらしく数名の鳥撮りのグループがシャッターを
切っていました。何か聞くとキビタキとのことで、私もマクロで遠くの木を撮ったら1枚だけ形がわかるものが
ありました。

 

 

ニシキギ

 

 

キアゲハが来ていました。

 

ノコンギク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シロミノコムササキ

 

 

ジャコウソウ?

,

マツムラソウ

 

Oct.15  2021  Mukoujima Garden 

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夏のような10月の星岡で 星岡日本料理講習会(追記あり) ・・・ Hoshigaoka on summerlike day (October 2021)

2021-10-14 23:45:00 | dish

10月8日

台風の後の夏日にような日でした。

10月5日にミニ茶事と講習会がるのでそちらも行ってみたいかと思っていましたが、日本料理講習会の10月の献立を聞いたら、料理の方に
ぜひ行ってみたくなりました。両方行くのはちょっと経済的に無理。

10月にはお月見の会もあるとのことで、薩摩琵琶の演奏もあるとのことでしたが、なかなか・・・星岡の名物料理も出す
お食事会ということでした。来年は七夕の夕べには行ってみたいと思うけれど・・

受付の女性にミニ茶事と講習会は2か月に1回と聞いて、次の予定は12月とのこと。炉の季節になるのでそちらで行ってみようかな。 
日本料理の方は12月にいつもにしんそばだけど今度は鯖寿司にしてみようかなと先生が話されていて、そちらにもひかれるけれど・・

今月の花と掛け軸が素敵で・・・

 

 

 

田山方南の書

 

 

10月の献立

前 菜  牛肉時雨煮
 椀   かぶら包み蒸し
焼 物  いわしなんば焼 小芋田楽
煮 物  海老芋揚げ出し
蒸 物  かき柚香蒸し
小 鉢  しめじとろろ
ご 飯  山菜おこわ

 

作ってみたいかぶら包み蒸し

 かぶら蒸しが大好きだから作ってみたい一品
 中に入れるのは塩をして少しおいて細かく切った白身魚、粟麩と生しいたけ

かぶをすりおろして水分を切り、道明寺粉、卵白、片栗粉を混ぜ合わせる。結構固くなる。
お茶碗にサランラップを敷いて、かぶを半分入れて具材を乗せ残りの株を入れて
蒸し器で蒸して椀種とする。→ だしはくず引きにしてかける。

 

いわしを正油、酒、しょうが汁につけてから焼いて、
最後に卵白とねぎをまぜたものを上にのせてきつね色になるまで焼く。
卵白は五部立て。

鯖やいわしの話になり、いわしで作る小さな棒寿司を教えていただきました。
いわしが食べたくなり、新宿の中嶋を思い出しました。
この講習会では生徒とのかけあいで料理の話が展開していくところが面白いです。
今回も揚げ出しの海老芋がありましたが、お煮しめが残ったとき、そのまま
てんぷらにしてもいいという話も。以前こんにゃくを煮たものを揚げた時が
ありましたが、おいしかったです。味がついているので、お弁当にも便利です。

 

牡蠣の柚庵蒸しの材料が並んでいます。

 

 

 

 

牛肉時雨煮

とてもやさしい味でした。熱湯で霜降りしてから、酒と水で煮てから砂糖としょうゆを入れて
弱火で煮る。煮上がりに油を加え、汁を煮詰める。

かぶら包み蒸し

 

いわしなんば焼 小芋田楽

 今回の田楽は蒸してすりつぶした里芋に上新粉を混ぜて蒸したもの。

 

海老芋揚げ出し

 海老芋はとてもおいしいです。煮て味をつけたものを片栗粉をつけて揚げます。
 三つ葉2本を結んで薄い衣をつけて揚げたものを添えて。
 もみじおろしと天だしをかけて出します。

 

かき柚香蒸し

蒸して作る牡蠣の料理は珍しいかも。紅葉麩が秋らしい感じ。

 

しめじとろろ

 とろろはよく山掛けにしますが、しめじがたくさん残ったときにいいかも。

 

山菜おこわ

 

食事をいただきながら話はお茶の話に。お二人がお茶の先生で、残りの方がお茶を習ったことがある人で
12月のミニ茶事にはぜひ一緒に参加しましょうという話になりました。

 

 

 

 

単衣 (まいづる)

絞り染の帯(とみひろ)
帯締めはとみひろのセールで買ったかな?

この帯は今年衝動買いしたので、どの着物に合うかトライ中。だから毎回登場しています。
意外と薄い色には対比がきつくて合いません。縞に合いそうな気がしました。

もう秋なので、萩の帯をしたかったのですが、この暑さでどうも気分が乗りませんでした。

 

Oct. 8  2021  Asagaya

 

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birthday とその翌日 ・・・ my birthday and the day after birthday with my friend

2021-10-13 23:59:06 | a day in the life

10月12日

また1歳年取りました。

LINEやメールで誕生日のメッセージが来て、覚えていてくれてありがたく思いました。
私は友人の誕生日をはっきりと覚えていなくて・・ざっと何月生まれとしか・・
小学校以来の友人だけすごく覚えやすい日にちなので毎年LINEを送っているだけです。

お誕生日に特別なことはなく、たまたま体験でそのまま入ってしまったボビンレースの
レッスンがありました。

ボビンの巻き方とか教わりました。

 

 

 

 

言われるままに動かして、あっという間の時間です。

 

夕食もすき焼きのお肉の賞味期限が来ていたので、作りました。
お誕生日用の特別な料理ではありませんでしたが、お祝いとしました。

両親に産んでくれてありがとうと言ってからいただきました。

デザートにはシャイン・マスカット。 秋は果物の季節ですが、ブドウだと
ピオーネの方が好きかしら・・・

 

10月13日

元の職場の友人とは1年に一度くらい会って、食事をしていましたが、数年前に一人欠けてちょうど誕生日が同じ10月の
Mさんと久しぶりに会いました。コロナで飲みに行くのも1年ぶりくらいです。場所は10年来行きたいと思っていた
神田のガード下にある「なか川」。小雨降る中、気候は11月並みという寒くなった「おでん」日和でした。

カウンターで元神田でサラリーマンをしていたというご主人が、青森や鳥取から送られてくる山菜や野菜で作った
酒の肴の数々を少しずつついでくれました。魚は毎日豊洲で仕入れてくるとのこと。私より年上ですが、すごいです。

昔dancyuという男の料理雑誌についていて、ゆり根やしらこのおでん、食べてみたいな~と思っていました。

 

 

万願寺やナスを揚げてだしにつけたものや、野菜の煮物、珍しい山菜、牡蠣の醬油煮や
タケノコも春のを保存してあったものです。しらこやマグロを煮たものを少しずつ入れて
くれました。

緊急事態宣言が解除になってもまだまだで出かけるのは怖いと思う習慣が身についてしまって
います。神田のガード下も人が閑散としていました。まぁ5時半についたということもありますが。
たまたまお店に入ってきたお客さんはカップルが2組だけでした。一組はリモートで仕事だったけど
久しぶりに職場に来たと話していました。

おでんは最初はよもぎ麩、海老芋、白子をいただきました。(写真撮り忘れ)

次にイワシのつみれ、根昆布、練り物に卵が入ったもの。

 

お隣の人が頼んでいたイワシのお刺身があまりにもきれいに輝いていたので
私たちもお願いしました。

お酒は最初はビールでのどの渇きを潤してから、手取川という石川県(白山)のお酒をいただきました。
とてもおいしかったです。

とにかく、おいしいものを作って出してくれるという気持ちが伝わってくるお店です。
またいいお店を発見してしまいました。

このお店は小さなお店なのであまり人が入れませんが、飲食店に人が戻ってくるのは
まだまだ先の頃なのかしら・・ 行っている間も予約の電話が次々を入っているようでした。

おいしいお酒と肴と友人との語らいと・・・とてもいい時間を過ごせた日でした。

出かけるまではボビンレースでこんがらがり、慌てて娘の夕食を作っていました。
最近は娘が土日の食事を作ることにしたので、何を作るのか楽しみでもあり、助かっています。
なかなか職場に歩いて行ける距離から離れて自立するのもコロナもあり、難しそうです。少しずつ
家事の自立とか必要ですよね。

 

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命の歌を聴く マーラーとR.シュトラウスと一柳慧の演奏会 ・・・ listening to music of life

2021-10-12 23:59:43 | music
10月10日
 
 
前日にも私たちのコーラス・フェスティバルの指導をしてくださった先生たちのコンサートがすみだトリフォニーホール
で開催されました。大作を演奏しきった皆様の写真がface bookに載っていました。晴れやかですね。
 
練習中にも時々、マーラーとシュトラウスの曲の詩の意味とかお話ししてくださっていて、とても興味が増していたところでした。
以前にもクリスティアーネ・カルクというソプラノで四つの最後の歌を聞いたことはあるのですが、詩をはっきりと把握していなかったので
今回はちゃんと詩を読んでから行こうと思いました。
 
 
 
〈プログラム〉
☆一柳慧作曲 弦楽オーケストラのための「インタースペース」
☆リヒャルト・シュトラウス作曲「四つの最後の歌」
   ソプラノ 山畑晴子
☆グスタフ・マーラー作曲「大地の歌」
   アルト池田香織 テノール安藤英市 
 
演奏:イル・テアトロ・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:篠崎靖男
コンサートマスター:平澤仁
ソプラノ:山畑晴子
メゾ・ソプラノ:池田香織
テノール:安藤英市
 
一柳慧の音楽は難しいのかと思っていたら、とても聴きやすく、このシュトラウスとマーラーの人生最後の作品の
前に演奏されるのにふさわしい曲だと思いました。まるで自分の存在がなくなっていくような感覚になって行きました。
オケの演奏も美しかったです。
 
先生たちの企画の文化庁の助成を受けたコンサート。こちらもドキドキですが、コンサートの始まる前のオーケストラの音合わせを
久しぶりに聞いて始まる感覚すごく好きなのです。どこかワクワクします。
 
山畑先生のソプラノ、声にいろいろな表情があり、オペラのときとは違う魅力がありました。人間の声という楽器が
オーケストラの楽器に負けていません。素晴らしかったです。
死後の世界とはと想像しながら、聴きましたが、なんという安らぎに満ちた曲なのでしょう・・光に包まれていくような
明るい方へと向かっていくような曲。それはシュトラウス自身の体験に基づいているとのことでした。
 
「大地の歌」はマーラーらしいパーツがちりばめられている曲で、大地はこの命の地球を表していて、ドイツ語の意味と
訳にはギャップがあります。生きとし生けるものの地球です。
 
 
 
R.シュトラウスの曲は3曲がヘッセの詩だったことを昔聴いた時にはちゃんと把握していなかったように思います。
その時はアンコールのやはりシュトラウスの「あおい」と「明日」という曲に感動していたと書いてありました。
 
 
大地の歌はかなり大変な曲なので解説を抜粋しました。
 
マーラー
■大地の歌 Das Lied von der Erde
 
この作品全体を貫いているのは、悠久の大自然のなかで「この世」(これは「大地」と訳されているErdeと同じ)の人間の生がいかに
はかなく虚しいものであるかという感情である。
 
曲名にあるドイツ語の‘Erde’とは、英語で言えば‘earth’である。確かに地球、大地、土を意味するのではあるが、一見してわかるように、
この作品では、人生のさまざまな様子が描かれている。主人公はあくまでも人間なのだ。あれもこれもひっくるめた、現世あるいは
地上での生活についての歌、もっとおおづかみにすると、人生についての歌なのである。
 
狭心症の発作を起こし,健康を害したマーラーが,現世への告別の歌として書いたのがこの「大地の歌」です。その名のとおり,全6楽章の
すべてに独唱(「テノール」と「アルトまたはバリトン(以下アルトとのみ書きます)」が入るという変わった”交響曲”です。管弦楽伴奏付き
の歌曲といっても良いような作品です。

歌われている歌詞も西欧で作られた作品としては珍しく,李白,孟浩然,銭起といった中国の詩人の作った詩のドイツ語訳がテキストとして
使われています(ただし直訳ではありません。以下の解説中の詩人の名も確定したものではありません)。これは,20世紀前半の「東洋趣味」
の流行と関係があるのかもしれません。

歌詞の内容,曲の雰囲気は厭世的なものとなっています。マーラー自身,「第9」のジンクスをかなり意識しており,ベートーヴェン,ブルックナー,
シューベルトといったウィーンゆかりの作曲家が皆,第9交響曲を書いて死んでいることを恐れていました。そのため,この「大地の歌」を第9番と
せず,番号なしで交響曲「大地の歌」と名づけました(タイトルには「交響曲」という語は入っていないのですが,サブ・タイトルに交響曲と明記されて
います)。その後,第9を欠番として,「第10番」を完成させましたが,その初演に接することなく1911年に51歳で亡くなっています。結局この
「10番」は現代では,「第9番」と呼ばれていますので,マーラー自身,「第9のジンクス」を破れなかったことになります。少々「意識し過ぎ」
ですが,その辺がマーラーらしさとも言えます。
 
 


第1楽章 大地の悲しみによせる酒の歌 Das Trinklied vom Jammer der Erde(歌詞:李白による)テノール独唱
この交響曲では,テノールとアルトという2人の独唱者が1曲おきに登場します。第1曲は,テノール独唱が加わります。
この第1曲は,酔った勢い歌っているような曲です。歌詞は3節からなっており,それぞれが”Dukel ist das Leben, ist der Tod!(生は暗く,死も暗い)"と
いう句で結ばれています。

第2楽章 秋に寂しきもの Der Einsame im Herbst (歌詞:銭起による) アルト独唱
緩除楽章的な性格を持っている楽章です。弱音器をつけたヴァイオリンによって静かな秋風を思わせる音形がしみじみと演奏されます。この音形は楽章を
通じて,ほとんどずっと続いています。その上にオーボエが憧れに満ちたメロディを演奏します。この音型は第1楽章の動機と共通しています。これが
フルートで繰り返された後,アルトが「秋霧がつめたく湖面をわたる」と下降するメロディを歌い始めます。

「花の甘い香りは消え去り..」と歌います。少し高揚したあとすぐに静まり,「私の心は疲れた」と孤独な心を歌います。「私はやってきた。私に憩いを
与えてくれ。私には休息が必要なのだ」と歌う部分では伴奏のヴァイオリンの響きと相まって,非常に美しいクライマックスを作ります。

独唱は「孤独のうちに泣こう」と歌います。オーケストラが高揚した後,静まり,独唱は「愛の太陽はもう一度現われてはくれないのだろうか」と歌います。

第3楽章 青春について Von der Jugend(歌詞:李白による) テノール独唱
第1楽章,第2楽章はそれぞれ10分近くかかり,最後の第6楽章は30分近くかかります。その間に入る第3~5楽章は比較的規模が小さい楽章となります。
この第3楽章は,その中でもいちばん短い楽章です。東洋的な音階が親しみやすくテレビCMでも使われたこともあります。

神秘的な気分になり,水面に映っている情景を歌います。

第4楽章 美について Von der Schonheit(歌詞:李白による) アルト独唱
フルートと弱音器を付けたヴァイオリンが別々のメロディを演奏し始めます。独唱は,乙女たちの花摘みの情景を歌います。
岸辺で疾走する馬の様子が歌われます。

第5楽章 春に酔えるもの Der Trunkene im Fruhling(歌詞:李白による) テノール独唱
「終日,酒に溺れよう」「そのまま眠り込んでしまおう」と歌います。

冒頭のホルンの動機が,全合奏のオーケストラと共に戻ってきます。テノールは最後,奔放に「私にとって春が一体何であろうか?私を酔いしれ
させておいてくれ」と歌い終わります。全曲中この楽章だけは華々しく結ばれます。
 


第6楽章 告別 Der Abschied(歌詞:孟浩然と王維による) アルト独唱
全体の半分の長さを占める長大な楽章です。マーラー自身の現世に対する別れの言葉のようです。激しい慟哭よりはペシミスティックな諦めを感じ
させる楽章となっています。それと同時に大地に対する賛歌となっています。

アルトがわびし気に「太陽は山なみの後ろにかくれ」とわびし気なメロディを歌い始めます。鳥の声を表すフルートだけが,寂しく答えます。
「おお見よ,月が青い空に,銀の小船のようにかかるのを」と夕べの情景をしみじみと歌います。

ハープとクラリネットによって,小川が流れるような流麗な音楽が始まり,その上にオーボエがしみじみとしてメロディを演奏します。その後,
独唱が夕暮れの小川の情景を歌い,フルートが応答します。音楽は美しい盛り上がりを見せます。

その後,第2楽章に現われた寂しげな動機が出てきて「疲れた人々は家路をたどる」と歌います。オーケストラにはいろいろな動機が出てきて,
暗くなっていく大地を歌います。

冒頭に出てきたのと同様の低弦が出てきて,独唱は「鳥は静かに枝の上にうずくまり」と歌います。オーケストラの方にも鳥の声を描写するような
音が出てきます。それが眠るように消えると,大地も静まります。

第2部は低く静かに伸ばされた音の上に,独唱が松の木陰で友を待つ身の上を寂しく歌います。ここでもフルートだけがこれに答えます。マンドリンと
2台のハープの上にフルートが歌い始め,ヴァイオリンがロマンティックに引き継ぎます。この部分のマンドリンの響きはどこか箏を思わせる東洋的な
雰囲気を持っています。

独唱は友を待ちわびる歌を歌います。音楽は憧れに満ちた気分を持って盛り上がり,自然の美しさを賛美します。冒頭に似た雰囲気になり,次の部分への
橋渡し的な部分になります。
「故郷に向かってさまよい行こう」と歌い始めます。オーケストラは感極まったように,ハープの伴奏の上に甘い音楽を演奏します。チェレスタや
マンドリンが加わり,彼岸の音楽のような美しい響きの中で独唱は大地を讃える歌を歌います。「永遠に,永遠に(Ewig...Ewig...)」という言葉が繰り返し
歌われた後,オーケストラは次第に静まり,余韻を残すように全曲は終わります。
 
長女マリア・アンナの死に遭い、自身も心臓疾患の診断を受けていた。同年暮れには、10年間務めてきたウィーン宮廷歌劇場の音楽監督を辞任し、
渡米するという転機を迎えている。マーラーにとって、死が身近なものとなり、音楽活動だけでなく、実生活面でもヨーロッパとの訣別という心情が
あったと考えられる。
 
この最終楽章のためにあるような曲ですね。アルトの低い声がとてもあっていました。人間という小さな命が大きな地球に戻っていくような感覚です。
父方の祖母が亡くなったとき、庭の土を見て自然のものは自然に返してあげようと思ったことを書きながら思い出しました。
 
「大地の歌」の作曲は1908年、晩年精神と肉体の病気と闘った彼は1911年に51歳の誕生日目前に敗血症により亡くなっています。大きな足跡を残した
マーラーの生涯でした。
 
 
 
コンサートの朝、このコンサートのことが数日前の読売新聞に載っているとコーラス仲間から
聞いていたので図書館に新聞を見に行きました。
その時の青空と赤い実がきれいだったので思わすスマホで撮りました。空も高くて秋の空になって
来ているのかしら・・ とんでもなく暑い日も続いていますが。急にぱらついた雨の中、
サッカーボールをしょった男の子が自転車で通り過ぎていきました。その後またすぐ晴天。
 
 
 
 
 
最近知ったオラフソンのサインが置いてありました。
 
 
演奏曲を聴いてインスピレーションで描かれた出演者の友人のNY在住のRyok Goto女史による絵が飾ってありました。
 
 
 
 
この頃小さな子供を電車の中などで見ることが多く、本当に不思議に思ってしまいます。コンサートの行き道にも電車では双子の赤ちゃんと
また別には生まれたばかりのような赤ちゃんを連れた女性がいました。この小さな生き物が、魂を持っていてそれが成長していく不思議。
どんなに小さくてもかけがえのない個性をもっています。
その前の日ももう少し大きい子たちに会い、家の近くでも長い髪の小学生が走ってきて、娘の小さなころを思い出しました。

 
 
10月7日
 
同じくすみだトリフォニーホールでの新日本フィルの公開リハーサルに誘っていただき出かけていきました。

 
リハーサルで聞いたのはドヴォルザークの謝肉祭とシベリウスのシンフォニー2番です。
秋山和慶さんは若い頃しか覚えていないので、すごくギャップがありました。巨匠なのですね。。
声があまり聞こえませんでしたが、こだわりの曲作りでした。
 
コンマスは以前にも見た崔 文洙(チェ・ムンス)

 

ドヴォルザークの謝肉祭は彩が豊かな楽しい曲でした。多分一度くらいはコンサートの1曲目で聞いたことがあるかと
思います。

シベリウスは最近よく聞く曲ですが、最後のところがやっぱり決め手でそこを何度もまとめていました。曲の最後って
すごく重要だと改めて思いました。

大きな自然に包まれるような広々とした曲です。

 

このゲネプロの帰りの電車の中のニュースで知った小三治さんの死はショックでした。やっと聞きに行けるようになったのに、
もう少し聞きたかったなーと思いました。ドキュメンタリーでも見ていたように病気でも高座に上がってしまう人です。それが
彼が生きているということだったのだから仕方がないのですが・・・ 

 

 

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久しぶりの高尾花巡り タカオヒゴタイに出会う ・・・ finding autumn flowers in Takao : Saussurea sinuatoides var. siuatoides

2021-10-11 23:59:55 | nature

日影でアケボノシュスランを見た後、秋の花が咲きだしている高尾山を歩きました。

 

この景色を見ながらお弁当が食べたくて、日影から高尾山口に回り、ケーブルで上がってきました。

 

定番残り物プラスおにぎり弁当。 今回は葉大根を蜂蜜につけたショウガと干し海老と炒めたふりかけを
ご飯に混ぜておぼろ昆布を付けたおにぎりと普通の梅のおにぎりでした。ゴボウはオリーブオイルとドライトマト
で炒めたのが残っていました。

 

ヤクシソウかニガナか・・

 

 

オクモミジバハグマ

 

 

 

きれいなアズマヤマアザミを撮っていたらなんと奥に咲いている可憐ヤマホトトギスに気が付きました。
こんなところにいたのねと見つけたときはとてもうれしいです。

 

 

 

カシワバハグマ

 

ミヤマシキミ

 

濃いピンクのゲンノショウコ

 

 

ウド(ヤマウド)

 

 

 

サラシナショウマ

 

 

モミジガサは本当にもみじのような形の葉っぱです。

 

薬王院の脇を通り抜けて、冨士道を上っていったら、なんと日影でお会いした女子二人組と
再会して驚きました。日影を上がっていったので、小仏城山に行ったのかと思ったら
通行禁止だった萩原作業道をお昼休みで通してくれたとか・・・ 一丁平を回って
高尾に来たのですね。

 

 

 

アキノキリンソウ

 

 

 

ノリウツギでしょうか・・

 

シロヨメナ 

 

 

ヤクシソウ

 

山頂の萩

 

 

富士山がうっすら見えていました。

 

 

 

冨士道を目を凝らしてみていたのですが、タカオヒゴタイを見つけることができず、山頂のビジターセンター
でいつどこで咲いているのか尋ねると、ちょうど今咲いていますとのうれしい返事。4号路の下の方に咲いて
いるのでこのまま1号路で下り、4号路に入れば5分くらいで見つけられますと親切にルートも教えて
いただけました。

 

 

 

 

 

 

 

途中、アサギマダラに出会いながら歩いて行きました。

 

本当に4号路を入って割とすぐのところにタカオヒゴタイが結構広範囲に斜面に
咲いていました。少し枯れているのも多かったのですが、日影から高尾に回ったのも
このタカオヒゴタイを探すためだったのでラッキーでした。

昨年は見つけられなかったのでよかったです。高尾山で発見された花です。

 

 

 

 

 

 

このヴァイオリンのような形の葉が特徴です。

 

 

 

 

 

スマホだと色も形もきれいに出ていました。

 

 

 

何と下りのケーブルカーには仕事帰りのお猿さんが乗っていたのですね!

 

 

 

 

 

暑かったのでTAKAO COFFEE で一休み

熱中症になりそうな日でした。

 

 

夕焼けがきれいでした。

 

今回のルートと歩いた距離など。

高尾山は本当に魅力の尽きない山です。

08:38 新宿発高尾山口行き特急
10:12 高尾駅発小仏行バス
  日影沢でアケボノシュスラン
11:43 バスで高尾に戻り高尾山口まで
12:15 ケーブルで高尾山へ
  十一丁目茶屋の横の展望台でランチ
  1号路、冨士道

14:00頃 高尾山頂
  1号路
15:00頃 4号路でタカオヒゴタイ
15:30 ケーブルカーで下山
  Takao Coffee
16:23 高尾山口発特急

10月5日 20,160歩  13km 

 

Oct.5 2021  Mt.Takao

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久しぶりの高尾花巡り アサギマダラのお気に入りは? ・・・ finding autumn flowers in Takao : butterfly and flowers

2021-10-10 23:55:09 | nature

昨年見た高尾の谷あいに浮かぶように何百ものアサギマダラが飛んでいた光景が忘れられません。
今年はいつ会えるのかしらと思っていたら、ところどころで花に夢中の蝶を見ることができました。
これから長旅に出る準備か、着いたとこなのかわかりません。近くにいても気にせずお食事中でした。

 

草間彌生風の胴体を持つアサギマダラ 

 

 

 

高尾山にあちらこちらで今咲いているアズマヤマアザミに多くアサギマダラが見られました。
一番のお気に入りのようでした。

 

 

 

 

 

これはやっぱりシラヤマギク(シロヨメナ)?ユウガギク ほかにノコンギクもあって
白い菊はどれだかよくわかりません。カントウヨメナというのもありましたね。

 

ヤクシソウ

 

 

 

シロヨメナ

 

 

 

 

 

 

アサギマダラにこんなに出会えるとは思えませんでした。うれしいサプライズです。

 

Oct. 5  2021   Mt.Takao

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