碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

続・今回の北海道土産

2010年06月28日 | テレビ・ラジオ・メディア

北海道土産、もう一点、ありました。

やはりHTBのスタッフから贈られた、「ほんわかどようび」特製となる「ほんわか湯飲み」。

この湯飲み、番組の中ではスタジオの円卓に置く“小道具”であり、本番中は実際にお茶を飲んでいる(笑)。

5色の中から、私の好きな黄色を選ばせていただいた。

ありがとうございます。

<言葉の備忘録>17 久世光彦『遊びをせんとや生れけむ』

2010年06月28日 | 言葉の備忘録

TBSが8月14日(土)に放送するスペシャルドラマ『歸國(きこく)』は、脚本・倉本聰+演出・鴨下信一という巨匠コンビによるもの。

物語は「8月15日終戦記念日の深夜、静まり返った東京駅のホームに、ダイヤには記載されていない1台の軍用列車が到着したことから始まる」という。

大いに楽しみだ。

かつてこの時期、テレビの“風物詩”というか“名物”は、脚本・向田邦子+演出・久世光彦による終戦記念ドラマだった。

向田さんが亡くなって29年。久世さんの逝去は4年前だ。

昭和35年にTBSに入社した久世さんは、後にドラマ界の鬼才といわれることになるが、文筆の才にも恵まれていて(この頃のテレビマンには多い)、小説からエッセイまで味のある作品が多い。

『遊びをせんとや生れけむ』(文藝春秋)は、昨年出版された“最後のエッセイ集”である。


よく晴れた春の朝、高層ビルに姿を変えたテレビ局を見上げると、幻のように現れて消えていった無数のドラマと、そのドラマに日々の情熱を注いで悔やむことのなかった無名の仲間たちの、それは、巨大な墳墓のように見える。白いピラミッドである。
――久世光彦『遊びをせんとや生れけむ』

今回の北海道土産

2010年06月28日 | テレビ・ラジオ・メディア

今回の北海道土産は、HTB北海道テレビのスタッフが下さった、局のキャラクター「オンちゃん」のシャンプー容器。

HTBの局舎では、トイレの液状せっけん入れとして活躍している(笑)。

「オンちゃん」ファンとしては、大変嬉しいお土産でした。