碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

帯広「六花の森」を見学

2012年07月29日 | 日々雑感

「イチオシ!モーニング」の放送終了後、クルマで帯広へ。

約2時間ひたすら走って、帯広にある「六花の森」に到着。

ここはお菓子の「六花亭」が開設したもので、広大な敷地の中に、何棟もの“美術館”が点在しています。







坂本直行記念館
(六花亭の包装紙に描かれた花の絵で知られています)




はらたかよし美術館

真野正美作品館

サイロ五十周年記念館

北の大地ビエンナーレ企画展示室 等々。


現在、ここを舞台に、札幌のアウンビジョン代表・藤島保志さんが映像制作を行っています。

今回は、その藤島さんの案内で、展示施設と作品を見学させてもらいました。




とにかく、“本物”が、もっともいい状態で、保存・管理・展示されているのが、よくわかりました。

たとえば坂本作品の、筆遣い、色遣いも、まさに手にとるように伝わってきます。

静かな森を歩きながら、一つ、また一つと、小さな美術館の中に入って、直接作品と出会う。

どこか理想郷のような、別世界のような、それでいて北海道の風景に美しく溶け込んでいる“美術の森”。

本当は、ほかの人に教えたくないような(笑)、でも、ぜひ来て、見て欲しい、そんな場所です。















28日(土)朝の「イチオシ!モーニング」

2012年07月29日 | テレビ・ラジオ・メディア

28日(土)朝のHTB「イチオシ!モーニング」。

番組が始まった朝7時には、まだ五輪開会式が行われていましたが、その印象について話をしました。

旭山動物園から逃げ出したというフラミンゴも、引き続き話題でした(笑)。

ロンドン五輪開会式を見て

2012年07月29日 | テレビ・ラジオ・メディア

28日(土)早朝、早起きして、札幌のホテルで「ロンドン五輪開会式」の生中継を見ました。

まず、けっしてラスベガス式のショーではなく、自国イギリスの歴史に対する「誇り」と「敬愛」を、きちんと表現していたことに感心。

社会科で習った「産業革命」も出てきたなあ(笑)。


もちろん歴史だけじゃない。

イギリスが文化面でも、世界的なコンテンツを生み出してきたことを、ユーモアと共に見せてくれた。

メリー・ポピンズからハリー・ポッターまで、みんなイギリス産だ。

そして、007がいる。

ポール・マッカートニーがいる。

それに、Mr.ビーンだっている(笑)。


聖火の点火も、バトンを次の世代に渡していく演出が効いていた。

全体として、ここ何回かの五輪開会式の中で、出色の出来だったのではないかと思います。