鳥取県の三朝温泉に母と泊まり、
翌日の昨日は、朝食の後、
私一人で京都に向かいました。
京都にはお昼過ぎに到着しましたが、
ちょっとブラブラしたり、ホテルで寛いだりし、
夕方を待って
予約しておいたバスツァーに参加しました。
京都駅発着の定期観光バスで、
祇園で舞妓さんの踊りを見て、
京料理をいただくというもの。
参加者は、なんだか…
とてもおかしな組み合わせの男女11名。
まず、舞妓さんの踊りを見るのかと思っていたら、
いきなり食事だそうな…。
まだ、ガンガン日も差して明るい5時半。
ガイドさんに連れて行かれた先は…
京都でも老舗だという
円山公園の中にある、京料理いそべ。
真ん中の三点は湯葉と豆腐と生麩。
こんなお料理を目の前にしたら、
お酒を片手に腰を据えたいものですが…。
さすが京料理、薄味なれど良いお味です。
これ、どれも美味しいです。
もう、ガンガン飲みまくりたいものの、
このあと舞妓さんの踊りも見なきゃならないので
仕方なく我慢…。
湯葉と茄子の揚げ浸し
おいなりさんかと見紛うばかり…、
湯葉が詰まっていました。
私の前に座られた方は
きちんとスーツを着た寡黙なオジサンでしたが、
茄子を一口食べて、「あー、うまい!」と、吠えてました。
茶碗蒸し
中には生麩・ぎんなん・海老などが入っていましたが、
私には、昨日の中でこれが一番でした。
それこそ、「あー、うまい!」と、吠えたいくらいでした。
お食事をした後は、
祇園に向かいましたが、
バスの中でたまたま見かけた光景。
ほんまもんの舞子はん。
次に、連れて行かれた
って、言葉が悪いですね-。
連れていっていただいた先は、
祇園にある
弥栄会館祇園コーナー
ここで、日本に古くから伝わる
華道・茶道・箏・雅楽・狂言・京舞・文楽
などの実演が催されるのですが…、
なんと!!観客のほとんどは外国人です。
私など、
どこかのお座敷で舞妓さんの踊りだけを
観るものだと単純に思っていましたが、
(たぶん、ツァーの人たちは全員そう思っていたはず)
お世辞にも綺麗とはいえないシアターに入り、
小さな舞台で繰り広げられる
こんなのを見ました。
八百屋お七の文楽
火の見櫓の段
太郎冠者と次郎冠者の狂言
棒縛り
あと、雅楽や京舞なども観ましたが…、
これって、
外国人には退屈じゃあなかろうか…。
素朴な疑問をもちました。
何度も書きますが、
観客はほとんど外国からの観光客。
隣に座られた同じツァーのご婦人が、
いみじくも仰いました。
「なんだか…、外国に来たようですね」
最後には、
東山から街の夜景を眺めて
写真がよく撮れていませんが
お天気も良くて京都駅周辺がよく見えました。
京都駅に向かう帰り道、
ガイドさんが「荷物にならないお土産を」と、
「祇園小唄」を披露してくださいましたが、
濁声の酔ったオジサンが、大声で一緒に歌い出し
バスの中はしらけムードに。
ちなみに、このオジサンは
食事の時に飲んだお酒が効いたのか
シアターでもほとんど寝ていました。
夜の喧噪に包まれた
美しい祇園の町並みが印象に残りました。
あー、京都良いです。
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