
最近、高齢の方々から
年金から引かれる介護保険料が上がった。
国民健康保険税は、何でこんなに高いの?
住民税が他の市より高いのはなぜ?
というご質問をよく聞きます。

私の田舎にいる母も、女で一つで6人の子どもを育てるために働き続けましたが、年金額は微々たる物で、自分の家があるから何とかやっていけるといっていますし、
同居している夫の母も、あんた達と暮らしているから何とかやれる
といっています。

なんで、年金生活者の暮らしが苦しくなっているのでしょう?

介護保険料の設定が、他の自治体より高く設定されているからです。
国会で自民党、公明党の賛成で成立した改正介護保険法は、サービスの切り下げ、負担増を決めました。
それを受けて、東村山市は、介護保険料の段階を、たった1段階増やしただけで、所得の低い高齢者の負担がより重くなったのです。
保険料を10段階くらいにして、所得の低い方の負担を、出来るだけ抑えている自治体もあります。
共産党は、もっと刻みを多くするよう、所得の低い世帯の負担を軽くするよう要求しましたが、賛成多数で決まってしまいました。

国保も、同様です。
一般会計からの繰り入れを減らすために、所得に関係のない、加入者の頭数で課税される『均等割り』の値上げ率が高く、所得の低い世帯ほど、くらしが厳しくなっています。

さらに大変なのは、病気になって入院した時です。
国で、医療保険制度を改悪したために、
リネン代や、食事代、ベットが有料になり、紙おむつを使用しなければならない高齢者は、保険外負担だけでも一ヶ月10万円を請求された人もいりというほどです。
年金で払えない・・・と悲鳴が上がっています。

コレまでは、
こうしたことを救済できる高齢者医療費助成制度がありましたが、都議会で、石原知事の提案に、与党が賛成して、なくなってしまいました。

娘や息子の世帯に世話にならなければならず、「育ち盛りの子どもを抱え、住宅のローンも抱えた若い世代に申し訳ない」、「長生きはするもんじゃない」と、嘆いている高齢者が増えています。
東村山市の窓口に相談にいったら、家や土地があるでしょといわれたそうで、
「売れって言うことなんでしょうか。二世帯住宅にあいたから息子に申し訳ない」
と、いっている高齢者がおられました。

東村山市には、今コレを助けて揚げられる制度がありません。
再開でのムダ使いをしている場合ではないのです。
お金の使いか方が、問われているのです。

何が一番になって欲しいか、
年金で暮らせるまち
待機児童のいない、保育所のあるまち
すしづめでない学童クラブ
障がいのある方々が、特別なお金を払わなくても、自分らしく生きられるまち
住民が幸せだと感じている人が一番多いまちになって欲しいと思いませんか?