今日は好きな本のこと(追加しました)

2008-07-04 21:27:23 | Weblog
荒川様、廻田学童視察報告へのご意見ありがとうございました。
ご指摘の点、視野に入れ、安心して子育てのできる
職員と保護者が共同して、子育てする施設としての学童、守りたいと思います。

 今日4日は 夜出かける時になって
ピカピカと 稲光がして
娘が 怖い怖い と言っていたが
ピアノのレッスンをしている間に大雨
昼間は30度を越える暑
どうなってるのという感じでした。

 さて 今 木谷(こたに)恭介さんの 宮之原警部シリーズにはまっています。
たまたま、本屋さんで買った本に 100冊目とか書いてあって、
ずいぶん以前に読んだことはあったけど、それならシリーズで読んでみようと思い立ったのが始まりです。

ところが、通常の本屋さんには、木谷氏の本は見当たらず
よく利用させて貰っている古本専門店にはたくさん並んでいたので、購入し始めました。
1冊350円で、もう20冊は優に超えたので、7000円を越えて買いました。
発行順を考えていたら、読めないので、手当たり次第とはいっても、
読み始めはやっぱり少しでも発行年代の古い順になります。

 木谷氏の小説は、単に 推理小説としてだけではなく
彼が 分析する 社会の現象に なるほどと考えさせられることがあるのに気が付き、それもはまっている理由の一つです。

ある巻に、田舎の代々その地に住み続け、今後も住んでいくだろう人々がいて
片方に、ある町にできたおしゃれな新興住宅地は、1代限りで、住み手が次々に変わっていく
こんな描写がありました。
ああ、そうだ と妙にさびしくなりました。

私も、地方の出身です。故郷は奄美です。そこには母と弟がいて、帰れば同級生もいます。
でも、今は東京に住み、居を構えたけれど、我が娘達が、代々この地に住むことにはならないだろうな~と予感させることもあり、
我が娘達の帰るところはどこなんだろう~
と、考えさせられたからです。

今の地に家を購入した時の、判断の最大の基準は、
娘達が小学校を転校しないですむということでした。
入学から卒業まで、同じ学校ですごさせてやりたかったからです。
夫は、転勤族ですから、黙っていると、娘達は次々に学校を変わることになります。
事実、夫は金沢、仙台、金沢、広島と次々に転勤しました。

こうして、母校を持ち、東村山市を故郷とする娘達は今後、
この地を離れるのか、すみ続けるのか、ドンナ選択をするのかわから無いながらも、
代々、住むことは無いのかも~

 日本の社会のあり方の中で、代々住み続けることのできる人々がどれだけ残るのだろうか ちょっと、考えさせられました。
取り留めの無い話です。

こんなことを考えさせられたり、仏教のことを学べたり、
はまっている理由です。