就職したい でも 面接すら受けさせてもらえない 若者の現実

2011-04-12 07:49:07 | 政治
日本共産党の配ったチラシがポストに入っていたからと
若い男性が 相談の電話をくれました。

契約社員を解雇され、
ハローワークで 給付を受けながら職業訓練を3カ月受け、
就職先を探しているけど なかなか決まらず

手持ちのお金も少なくなって
仕事が決まらなければ 何時お金が無くなるか不安で仕様が無く
市役所に 生活保護の申請にいった

しかし、
相談の段階で「本当に真剣に探しているの」など
心外なことを言われた

それでも 申請を出させてくれるよう要求し
提出したが 相談に乗ってもらいたい

というものだった

昨日11日、朝の宣伝が終わったところで電話が入り
今日役所から訪問調査があるので 立ち会ってもらいたい
というので 同席した。 

東村山市のケースワーカーとのやり取りを聞いていて
若者の就労支援窓口の設置を求めてきたが
その実現は急がなければならないと痛感した。

その男性は、自己都合で退職したことはないが
結局 幾つもの職場で働き、倒産などで職を失っていること

職業訓練の終了証ももらい 求人情報を頼りに 十数社履歴書を送ったのに
面接さえ受けさせてもらえず
派遣会社には 登録さえさせてもらえない状況を

(地震です)

応募企業からの「今回はご縁がなかった」と書かれた返信封書を見せてもらって知りました。
新卒の若者で、就職が決まらなのですから
30代半ば過ぎた 若者の就職への道はもっと困難と言うことなのでしょう。

この方は、今すぐ正社員をと望んでいるわけではなく
今は 何らかの仕事について
収入を得たい と 思って頑張っているのでした。

貯金が 40万円程度あるけど
アパートの家賃を払い 生活費や就職活動に使えば
持って3カ月
そのことを考えると落ち着いて暮らせない
といいます。

せめて、貯金の今の金額を減らさず就職活動をして
仕事を早く決めたい
今は、学校も終わり 決まった時間に家を出ていく必要が無くなり
このままでは 自分の生活がダメになってしまうのではと不安で仕方が無い
とも 面接官に説明していました。

私のこれまでの経験だと、貯金が 40万円あればそれを使い切らなければ 生活保護は開始にならないと推測される。
しかし、この若い方の それがあることで 就職を早くと思える
これが無くなると同時に 自分がダメになるかもしれないと言う不安が
ひしひしと伝わって来た面談でした。

ハローワークでは パソコンで求人情報を探す手伝いはしてくれても
就職にはつなげてくれない
今こそ 民間のノウハウを生かした 若者の就労をサポートする部門が
この東村山市にも必要だと 改めて痛感した