15日と16日は 厚生委員会の視察でした。
15日は滋賀県湖南市の
「発達支援システムについて勉強させていただき
16日は山口県山口市の
「夢のみずうみ村」を見せていただきました。
いずれも衝撃のとりくみでした。
今日は15日の「発達支援システム」について報告です。
初めに 湖南市の三雲小学校で行われている
ことばの教室 で
担当者の青木先生からお話しをお聞きしました。
視察が多いとのことで、福岡県の春日市の議会との合同視察でした。
湖南市のことばの教室は
昭和59(1984)年、言語障害特殊学級から始まったそうです。
現在、三雲小学校、水戸小学校に教室があり
スタッフは
通級指導担当教員各1名=ことばの教室兼務辞令
ことばの教室指導員として市職員各1名
同じく教室指導員として市嘱託職員各1名
合せて それぞれ4人が配置されています。
また通っている子どもは
学齢児 106人 幼児 104人
毎年 増えていますが、とりわけ中学生の増加が目立っていました。
対象となるお子さんは
○発音が不明瞭、誤りがある
○難聴でことばの発達に問題がある
○聞いて理解する力や自分の思いを話す力等、ことばの発達に問題がある
○吃音
○不注意や多動傾向があり、集団活動につまずきがある
○回りの状況を読み取れず、対人関係や集団活動につまずきがある
○一方的な話や、特定にのことにこだわり、コミュニケーションがとれない
○聞く・話す・読む・書く・計算する・推論する能力に偏りがあり、対人関係や学習につまずきがある
○その他発達に何らかの課題がある
などです。
ことばの教室では
○発達段階に応じ発達検査、心理検査を行う
○結果を保護者、学校に説明し、保育や学習、子育てに生かせるよう情報提供
○医療との連携も
○通級児・生への指導
○学校、園との連携
○教育相談(保護者・本人・担任の先生)
等を行い
また、各種会議
○ことばの教室処遇調整会議
○発達支援センター会議
○湖南市専門チーム会議
○不登校ネット・巡回相談担当者会議
○湖南市就学相談委員会
○市特別支援教育コーディネーター会議
に参加
一人のお子さんの発達をネットワークで支える体制を取っていました。
具体的な指導は幼児部、学齢部それぞれ本当に専門的な取り組みが行われていましたが、
私は、そのシステムが何よりもすごいと痛感しています。
ことばの教室では
市内すべての小学校1・2年生の読み書きチェック、採点、考察、、学校への情報提供と連携が行われています。
つまり、小学校1・2年生で問題を発見し、対応するシステムがあると言うことです。
年2回の園・学校訪問も行われています。
子どもへの支援では、個に応じたオーダーメードでの対応が行われるということでした。
その子の好きなキャラクターで
得意な覚え方を自覚できるように
コミュニケーションに課題のあるお子さんや構音、緘黙などの指導
行動上の問題はその背景を探り、特別支援の視点で支援をするなど
まさに 一人ひとりに適した支援や指導が行われており
それを保証する様々な機関との連携が、
文字通りの連携が行われていることが何より勉強になりました。
続きは次回
15日は滋賀県湖南市の
「発達支援システムについて勉強させていただき
16日は山口県山口市の
「夢のみずうみ村」を見せていただきました。
いずれも衝撃のとりくみでした。
今日は15日の「発達支援システム」について報告です。
初めに 湖南市の三雲小学校で行われている
ことばの教室 で
担当者の青木先生からお話しをお聞きしました。
視察が多いとのことで、福岡県の春日市の議会との合同視察でした。
湖南市のことばの教室は
昭和59(1984)年、言語障害特殊学級から始まったそうです。
現在、三雲小学校、水戸小学校に教室があり
スタッフは
通級指導担当教員各1名=ことばの教室兼務辞令
ことばの教室指導員として市職員各1名
同じく教室指導員として市嘱託職員各1名
合せて それぞれ4人が配置されています。
また通っている子どもは
学齢児 106人 幼児 104人
毎年 増えていますが、とりわけ中学生の増加が目立っていました。
対象となるお子さんは
○発音が不明瞭、誤りがある
○難聴でことばの発達に問題がある
○聞いて理解する力や自分の思いを話す力等、ことばの発達に問題がある
○吃音
○不注意や多動傾向があり、集団活動につまずきがある
○回りの状況を読み取れず、対人関係や集団活動につまずきがある
○一方的な話や、特定にのことにこだわり、コミュニケーションがとれない
○聞く・話す・読む・書く・計算する・推論する能力に偏りがあり、対人関係や学習につまずきがある
○その他発達に何らかの課題がある
などです。
ことばの教室では
○発達段階に応じ発達検査、心理検査を行う
○結果を保護者、学校に説明し、保育や学習、子育てに生かせるよう情報提供
○医療との連携も
○通級児・生への指導
○学校、園との連携
○教育相談(保護者・本人・担任の先生)
等を行い
また、各種会議
○ことばの教室処遇調整会議
○発達支援センター会議
○湖南市専門チーム会議
○不登校ネット・巡回相談担当者会議
○湖南市就学相談委員会
○市特別支援教育コーディネーター会議
に参加
一人のお子さんの発達をネットワークで支える体制を取っていました。
具体的な指導は幼児部、学齢部それぞれ本当に専門的な取り組みが行われていましたが、
私は、そのシステムが何よりもすごいと痛感しています。
ことばの教室では
市内すべての小学校1・2年生の読み書きチェック、採点、考察、、学校への情報提供と連携が行われています。
つまり、小学校1・2年生で問題を発見し、対応するシステムがあると言うことです。
年2回の園・学校訪問も行われています。
子どもへの支援では、個に応じたオーダーメードでの対応が行われるということでした。
その子の好きなキャラクターで
得意な覚え方を自覚できるように
コミュニケーションに課題のあるお子さんや構音、緘黙などの指導
行動上の問題はその背景を探り、特別支援の視点で支援をするなど
まさに 一人ひとりに適した支援や指導が行われており
それを保証する様々な機関との連携が、
文字通りの連携が行われていることが何より勉強になりました。
続きは次回