1月25日は、午後の時間帯で、掛川市の
心身障害児の学童クラブ=放課後等児童デイサービス事業の施設でした。
この視察は、我が東村山市において
障害のあるお子さんがおられるご家庭の保護者から
放課後、子どもたちが友達と過ごせる場が欲しい、親子の分離が必要
との要望を受け
東村山市社会福祉協議会が試行的に実施している事業を
市の事業として実施すべきではないか
との厚生委員会の思いで実施したものです。
インターネットなどで調べたところ
静岡県掛川市の社会福祉協議会の実施事業が参考になると
厚生委員会で提案しました。
視察結果は、大変参考になるものだったと 思っています。
掛川市は、合併がありましたから
放課後デイサービス事業は2か所で実施しています。
私たちが視察したのは かざぐるま という施設でした。
-写真はかざぐるまの子どもが遊んでいる現場-
掛川市の放課後等デイサービス事業の実施までの経過は以下の通りです。
S54年から 発達に心配のあるお子さんのお宅を訪問する
心身障害児ホームヘルプ事業を実施
その保護者から 学齢児の放課後の過ごし方の課題が指摘され、
お母さんたちが「掛川市心身障害児の放課後と長期休暇を考える会」が発足させる
H11年より市福祉課と話し合い 議会にも協力を依頼し
H12年3月 市議会が全会一致採択
H13年予算化、同年6月社会福祉協議会が運営委託により開設し、
合併に伴い 2つ目を開設し現在に至っています。
根拠法もクルクル変わり
今は『児童福祉法』下の『放課後等デイサービス事業』です。
かざぐるまの利用児童数(契約者)は 83人
1日当たりの利用児童数 12人
1人当たりの平均利用日数 週1回
同 月当たりの利用日数 5回
スタッフは
管理者(社協事務局長) 正規 1名
児童発達支援管理責任者 正規 1名
利用者の個別計画を策定する
支援員(チーフ) 嘱託 1名
この他 パート支援員、協力者、看護師、送迎用運転士などの体制が整えられています。
実際の指導員体制は 児童1人:職員1人
でなければ児童の安全が確保出来ないというものでした。
利用料は? と聞いてみましたが
自立支援法の関係か 利用料負担など複雑で
月一人幾らとはなっていない様子
利用者は小学校1年生から高校3年まで幅広く
年代を超えたコミュニケーションの造成など重要な事業である
というのが、行政担当者のいけんでした。
課題は 利用回数を増やしてほしいとの願いにどのように応えるかということ
のようでした。
冒頭のあいさつで、管理者が、調べたら社協でやっているのは珍しい
とおっしゃっておられましたが
「いや、逆に各自治体の主流は 社協が主役だと思いましたよ」
と申しあげると
「たぶん、株式会社などの事業者は 重度は受け入れないなど、職員配置が厳しいと思います。1対1ではないでしょう」
とのお答え
重度の障害児も含め放課後の生活を保障しようとおもえば、
職員体制を当然手厚くすべきであり、
しかし、それでは事業者としては儲けがなく、
やはりこうした事業は『公』こそ実施すべきだと痛感。
我が東村山市においての
実施に向け 議会の奮闘が求められています。
以下の写真は 児童交流館の施設です。
夕方5時前だったので お子さんはほとんどいませんでした。
心身障害児の学童クラブ=放課後等児童デイサービス事業の施設でした。
この視察は、我が東村山市において
障害のあるお子さんがおられるご家庭の保護者から
放課後、子どもたちが友達と過ごせる場が欲しい、親子の分離が必要
との要望を受け
東村山市社会福祉協議会が試行的に実施している事業を
市の事業として実施すべきではないか
との厚生委員会の思いで実施したものです。
インターネットなどで調べたところ
静岡県掛川市の社会福祉協議会の実施事業が参考になると
厚生委員会で提案しました。
視察結果は、大変参考になるものだったと 思っています。
掛川市は、合併がありましたから
放課後デイサービス事業は2か所で実施しています。
私たちが視察したのは かざぐるま という施設でした。
-写真はかざぐるまの子どもが遊んでいる現場-
掛川市の放課後等デイサービス事業の実施までの経過は以下の通りです。
S54年から 発達に心配のあるお子さんのお宅を訪問する
心身障害児ホームヘルプ事業を実施
その保護者から 学齢児の放課後の過ごし方の課題が指摘され、
お母さんたちが「掛川市心身障害児の放課後と長期休暇を考える会」が発足させる
H11年より市福祉課と話し合い 議会にも協力を依頼し
H12年3月 市議会が全会一致採択
H13年予算化、同年6月社会福祉協議会が運営委託により開設し、
合併に伴い 2つ目を開設し現在に至っています。
根拠法もクルクル変わり
今は『児童福祉法』下の『放課後等デイサービス事業』です。
かざぐるまの利用児童数(契約者)は 83人
1日当たりの利用児童数 12人
1人当たりの平均利用日数 週1回
同 月当たりの利用日数 5回
スタッフは
管理者(社協事務局長) 正規 1名
児童発達支援管理責任者 正規 1名
利用者の個別計画を策定する
支援員(チーフ) 嘱託 1名
この他 パート支援員、協力者、看護師、送迎用運転士などの体制が整えられています。
実際の指導員体制は 児童1人:職員1人
でなければ児童の安全が確保出来ないというものでした。
利用料は? と聞いてみましたが
自立支援法の関係か 利用料負担など複雑で
月一人幾らとはなっていない様子
利用者は小学校1年生から高校3年まで幅広く
年代を超えたコミュニケーションの造成など重要な事業である
というのが、行政担当者のいけんでした。
課題は 利用回数を増やしてほしいとの願いにどのように応えるかということ
のようでした。
冒頭のあいさつで、管理者が、調べたら社協でやっているのは珍しい
とおっしゃっておられましたが
「いや、逆に各自治体の主流は 社協が主役だと思いましたよ」
と申しあげると
「たぶん、株式会社などの事業者は 重度は受け入れないなど、職員配置が厳しいと思います。1対1ではないでしょう」
とのお答え
重度の障害児も含め放課後の生活を保障しようとおもえば、
職員体制を当然手厚くすべきであり、
しかし、それでは事業者としては儲けがなく、
やはりこうした事業は『公』こそ実施すべきだと痛感。
我が東村山市においての
実施に向け 議会の奮闘が求められています。
以下の写真は 児童交流館の施設です。
夕方5時前だったので お子さんはほとんどいませんでした。