10月26日 滋賀県甲賀市の生ごみ堆肥化事業を視察・勉強させていただきました。
午後の約3時間、しつこく質問し、見学させていただきました。
甲賀市は合併前の水口町で行っていた生ごみ堆肥化を
市全体で取り組むこととし、
現在 2万世帯のうち 約8千世帯が参加していました。
甲賀市の生ごみ堆肥化は 目からうろこの取り組みでした。
旧水口町などのごみ焼却炉は、3つの炉が フル稼働
新炉建設が検討課題になっていました。
そこで、H13年、住民参加の『水口町エコライフ推進協議会』を立ち上げ
環境政策やごみ対策への意見・提言を得ることとしました。
協議会へは、公募市民、各種団体、機関、大学教授も参加
第1回協議会の自由意見で
生ごみ堆肥化事業を進めるべきとの意見が大半を占め
それを推進する追い風となったということでした。
ごみ収集委託企業からの提案を受け、
協議会委員が自ら 初めのモニターを引き受け
その後モデル試行を行い実施へと進めました。
生ごみ堆肥化のシステムは まさに目からうろこでした。
まず、生ごみの堆肥化事業に参加する市民は
ご近所数人でグループを組み申請し、自分で蓋付のバケツを用意します。
①行政から 『種堆肥』の支給(週1回8キロ)を受け
②自宅の生ごみをバケツの中に 種堆肥+生ごみ+種堆肥・・・とサンドイッチ状に積み重ねていきます。
③常設の市の回収ボックスに、サンドイッチにした生ごみを投入(毎日の投入も可)
④行政は回収ボックスを週2回回収し、新しいボックスを設置、横に週1回種堆肥を世帯分置いていく
⑤種堆肥は 参加世帯で 必要な世帯が週1袋自由に持っていく
という仕組みです。
甲賀市の職員の方が
生ごみ堆肥化は 生ごみの悪臭とできた堆肥の使い方が原因で失敗する
そこで できた堆肥を次の生ごみを処理するための『種』にすることで
両方の問題が解決できた
と説明されました。
同時に、市民の方が参加し易いよう簡単にしたとの説明も・・・
住民参加は旧水口町の560世帯から始まり
合併後の新しい町でも、この取り組みをすることを決め
今では3万5千世帯中8千世帯に広がっているとか
市では 2万世帯を目指し いまも地域説明会を繰広げているそうです。
今は、取り組み世帯が増えているために種堆肥が不足しがちですが
取り組み世帯が2万世帯を超えれば 堆肥の安定供給が可能になり
いま、販売要求が出ていることにも応えられるのではと言っていました。
焼却炉の延命化が図られ、新炉の建設は見送られたそうです。
生ごみたい肥化事業は
やる気になって道を探れば 道は開かれるということを学びました。
午後の約3時間、しつこく質問し、見学させていただきました。
甲賀市は合併前の水口町で行っていた生ごみ堆肥化を
市全体で取り組むこととし、
現在 2万世帯のうち 約8千世帯が参加していました。
甲賀市の生ごみ堆肥化は 目からうろこの取り組みでした。
旧水口町などのごみ焼却炉は、3つの炉が フル稼働
新炉建設が検討課題になっていました。
そこで、H13年、住民参加の『水口町エコライフ推進協議会』を立ち上げ
環境政策やごみ対策への意見・提言を得ることとしました。
協議会へは、公募市民、各種団体、機関、大学教授も参加
第1回協議会の自由意見で
生ごみ堆肥化事業を進めるべきとの意見が大半を占め
それを推進する追い風となったということでした。
ごみ収集委託企業からの提案を受け、
協議会委員が自ら 初めのモニターを引き受け
その後モデル試行を行い実施へと進めました。
生ごみ堆肥化のシステムは まさに目からうろこでした。
まず、生ごみの堆肥化事業に参加する市民は
ご近所数人でグループを組み申請し、自分で蓋付のバケツを用意します。
①行政から 『種堆肥』の支給(週1回8キロ)を受け
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②自宅の生ごみをバケツの中に 種堆肥+生ごみ+種堆肥・・・とサンドイッチ状に積み重ねていきます。
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③常設の市の回収ボックスに、サンドイッチにした生ごみを投入(毎日の投入も可)
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④行政は回収ボックスを週2回回収し、新しいボックスを設置、横に週1回種堆肥を世帯分置いていく
⑤種堆肥は 参加世帯で 必要な世帯が週1袋自由に持っていく
という仕組みです。
甲賀市の職員の方が
生ごみ堆肥化は 生ごみの悪臭とできた堆肥の使い方が原因で失敗する
そこで できた堆肥を次の生ごみを処理するための『種』にすることで
両方の問題が解決できた
と説明されました。
同時に、市民の方が参加し易いよう簡単にしたとの説明も・・・
住民参加は旧水口町の560世帯から始まり
合併後の新しい町でも、この取り組みをすることを決め
今では3万5千世帯中8千世帯に広がっているとか
市では 2万世帯を目指し いまも地域説明会を繰広げているそうです。
今は、取り組み世帯が増えているために種堆肥が不足しがちですが
取り組み世帯が2万世帯を超えれば 堆肥の安定供給が可能になり
いま、販売要求が出ていることにも応えられるのではと言っていました。
焼却炉の延命化が図られ、新炉の建設は見送られたそうです。
生ごみたい肥化事業は
やる気になって道を探れば 道は開かれるということを学びました。