カンボジアを訪ねて―密林の遺跡ベンメリア

2019-02-16 11:37:49 | 
ベンメリアである。
ベンメリアとは クメール語で 蓮池と言う意味らしい。
これは インターネット調べ。
因みにこれまでの説明は
ガイドさんからの受け売りに、その後図書館から借りた
現代カンボジア風土記(今川幸雄氏著)と
アンコール・ワットと癒しの旅(矢羽野晶子著)
を勉強させていただいた。

アンコールワット建設以前に建てられたものらしい。
荒廃が著しく、建造物には樹木の根が巻き付き
また、落下した回廊の屋根なども放置されていた。


上の写真の 立札は 地雷が撤去された区域であると書いてあるそうだ。

下は 寺院の入り口に立っている(?)守り神コブラの頭だそうだ。
クメール人は奇数が良いとしており、頭は5つ、7つなどとなっていた。
きれいに残っている貴重な像だとガイドのホーさんが言っていた。



以下の写真は 中央棟や経蔵などの建造物の現在の様子である。
塔の上に、高いガジュマルと思える木が聳えている。
天空の城ジュピタのモデルとなったと言われているらしい。









ここにもヒンドゥー教の女神の像がレリーフで描かれていた。



広~い遺跡を巡っていると
のんびりと 鶏がヒヨコを連れて散歩をしていた。
警備に関わる職員が買っているらしい。


また池では 鯰などの川魚の漁を投網と思われる方式で獲っていた。
しかし、残念ながら我々が見ているうちには収穫はなかった。

ベンメリア遺跡の門前町と言うか
通りにはお土産や土地のくだものなどを売る店も軒を連ねていた。



この土産物屋と遺跡の入り口の間には堀が回らされており、
これまでの遺跡と同様、大きな濠と回廊で囲まれた寺院であったらしい。
下が その堀である。雨期に水が張った状態を見てみたいと思うようだった。

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