8月1日付ごみ見聞録臨時号批判①なぜ今発行?

2012-09-04 13:26:12 | 秋水園リサイクルセンター
東村山市資源循環部は、8月1日付けで
環境PR紙「ゴミ見聞録」の臨時号を発行した。

色々な意見があるようだが、
改めてこれを読み込み、遅ればせながら、私なりに批判をしてみたい。

まず第一に、批判しなければならないのは

リサイクルセンターについて、これまで市民に対する情報の開示は一切なかったという問題。
そして、今回の8月1日発行と言う日程で、まさに住民の運動と敵対するかのように発行したのは何故かという問題である。

秋水園リサイクルセンター問題は、
足掛け3年に渡り、市民参加の検討会と議会で議論してきた。
否、もっと言えば、この計画は、初めの設計が2008(H20)年度にはできていた。
当時の建設予定額は約25億5千万円でした。

第1案は、建設間もない秋水園内のトンボ工房をつぶし、秋津住民への還元施設・プールも廃止する計画であった。

市が、市民に情報を提供することを本当に必要だと思っていたなら
この段階で、情報を開示し、不特定多数の市民の声を聞くべきだったのである。
にも関らず、行政からこれらの情報が市民に知らされることはなかった。
秋津町の不特定多数の住民にすら開示されなかったのである。

因みに、我が日本共産党市議団はニュースで全戸にお知らせをした。

その後、この第1案について市民検討会議や議会特別委員会で議論され、
作ったばかりのトンボ工房をつぶすなど無駄使い、
住民への還元施設であるプールを廃止すべきではない
と厳しく指摘され、それらの施設を残すことにした。

同時に、建物が大きすぎ、建設費が掛かりすぎ、
秋水園への車の出入りが減らず住環境が改善されない
などの批判を受け

第2案 施設規模を約4割削減する 建設費17億円と言う計画が出された。
そのときにも、不特定多数の秋津町住民や市民には何の知らせもなった。

そして、改選後の今議会、環境建設委員会での議論で
第3案 施設規模は変らないが建設費は12億円と言う案が示されたが
これも、行政から市民への情報提供は一切されなかった。

なのに である。

市民が、議会が認めたこの計画には納得がいかない
住民投票で市民に賛否を問うて貰いたいと、直接請求署名運動を成功させ
法定数を大きく超える署名付きで、
住民投票条例制定の本請求がなされるという

まさにその時期になぜ

12億円で既に建設が決まったかのような記事が全戸に配布されたのか
それこそ、運動に取り組んだ住民は納得いかなかったであろうし
私も この行政の言動は腑に落ちない

市民の運動を妨害するために発行したのかといわれても仕方が無いやり方であると考える。

続きは次回

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1 コメント

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正にその通り! (東村山の人)
2012-09-05 18:43:59
最近になってこの話題を知り、微力ながら署名活動に協力させて頂いたものです。
3年以上議論したとされるこの問題も、ご指摘の通り、私の周辺の人達も全く知らず、
行政の結論ありきの横暴ぶりは本当に許せません。
今一度建設計画の見直しもしくは修正して欲しいと心から願っています。
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