東村山市不燃ごみの処理委託先を視察しました

2010-05-08 09:56:18 | 秋水園リサイクルセンター
昨日 5月7日 東村山市の不燃ごみの処理を委託している事業者の工場を市議会有志で視察しました。
佐藤議員が設定し、呼びかけてくださった貴重な機会です。

まず、朝7時30分出発で向かったのは鹿島臨海工業地帯(社会科的でしょ!)の中央電工さんへ

中央電工さんは、わが東村山市の不燃ごみの最終処分で
ゴミから 金属を取り出し スラグ(路盤材などになる)にする事業所
下の看板の写真は工場の前に立っていたもの


不燃ごみを燃やした後の灰を高熱で溶かし、
金、銀、銅などを回収
また、残りを路盤材、舗装材、護岸材などに使うスラグを作ります。
さらに、その過程で出る“飛灰”から亜鉛・鉛・カドミウムなどの重金属を取り出し、徹底してリサイクルするそうです。

市のゴミは、ひたちなか市の㈱カツタで中間処理した後、灰を中央電工さんに持ち込むことになっているそうですが、
誰かが 東村山市の灰はどれ位かを聞いていましたが
数%だと言う答え
私は えっ そんだけ?って言う印象

次に向かったのが ㈱カツタさん
写真は リサイクルのプラントを視察する有志の皆さんです。



東村山市の不燃ごみは、金属類などを取り除き
残りを破砕し殆どが焼却されるそうです。
そこで発生する熱量は数%しか使われていないとか

サーマルリサイクルは本当にいいかという疑問もあるが
発生した熱量が使われ尽くすことが出来ないということは
サーマルリサイクルの有効性について、さらに疑問がわきました。
この疑問は、的を射てはいないかも知れませんが・・・

焼却後の灰を先の中央電工に運ぶのです。

今回の視察は、現場を見て、話の本質を私自身が理解できたか否か分からないが
私たちが出したゴミの最終処分も私たち自身が理解しておく必要があるということ、
そして、その処分のあり方の是非についても考える責任があるということを痛感しました。





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