大学の講義で社会福祉政策の国際比較 を学んだ。
そもそも 社会福祉の 「福祉」とは何?
「社会」がつくとどういう意味になるの?
など、貧困問題を通して、日本とスウェーデンの社会福祉政策の違い
社会保障によって何がどのように変るか
貧困問題がどのように解決されるのかを
学ぶのが中心であった。
議論の基となる先進国の貧困率(2005年)を
日本とスウェーデンなどとの比較をすると
所得再分配前の貧困率は
日本 26.9% に対し、
スウェーデン 26.7%
デンマーク 23.6% とあまり変らない。
しかし、再分配後の貧困率は、
日本 14.9% に対し、
スウェーデン 5.3%
デンマーク 5.3% と大きな隔たりがある
なぜ国によって貧困率が異なるのかを、主にスウェーデンとの比較で学んだが、
かの国では、生まれてから死ぬまで
人生のサイクルの全てで公共サービスによる恩恵を受けられる制度になっていた。
つまり、
生まれた時から幼児期は 保育園(費用に上限有)、児童手当(全ての児童に)
義務教育期間~大学までの教育費は全て無料
就労年齢の期間は、医療や傷病休業手当などがあり、安心して生活できる仕組がある。
65歳を過ぎ、再び非就労期に入ると 年金給付やさらに手厚い医療が受けられる。
たとえ所得には格差があっても
再分配後の所得が保障されるため
(*この保障の使い方は合っているのだろうか)
物を買う力が貧困世帯にも残される
従って、その生活を一定の水準を持って営むことができる
と言うものであった。
わが国においては、所得に低い世帯で子どもがいる家庭では
保育料負担から義務教育終了期間までもお金が掛かり
尚且つ、高校以後は授業料がかかるので
子どものいる世帯は、可処分所得は大変低く
購買力も低い
しかし、スウェーデンでは、
子どもにかかる費用はほとんど全てを
国の社補償制度で賄われるために、
稼いで、税金を納めた以後のお金は老後の心配もなく
全て、消費に回せるというのである。
それは、
揺りかごから墓場までの人生のあらゆる段階で、国家が「良き父親」として、人々のニーズを包括的に調整する役割を担う。階級闘争ではなく、人々が助け合って生きる。協調の精神で全ての人々に生活の安全と安心が保障される
社会を作ることが国是となっているから、
国家の政策が、それに基いて作られ実行されているからである。
つまり、貧困は国家の姿勢を写す鏡であり、
国家の政策で貧困をなくすことができると改めて学んだ。
そもそも 社会福祉の 「福祉」とは何?
「社会」がつくとどういう意味になるの?
など、貧困問題を通して、日本とスウェーデンの社会福祉政策の違い
社会保障によって何がどのように変るか
貧困問題がどのように解決されるのかを
学ぶのが中心であった。
議論の基となる先進国の貧困率(2005年)を
日本とスウェーデンなどとの比較をすると
所得再分配前の貧困率は
日本 26.9% に対し、
スウェーデン 26.7%
デンマーク 23.6% とあまり変らない。
しかし、再分配後の貧困率は、
日本 14.9% に対し、
スウェーデン 5.3%
デンマーク 5.3% と大きな隔たりがある
なぜ国によって貧困率が異なるのかを、主にスウェーデンとの比較で学んだが、
かの国では、生まれてから死ぬまで
人生のサイクルの全てで公共サービスによる恩恵を受けられる制度になっていた。
つまり、
生まれた時から幼児期は 保育園(費用に上限有)、児童手当(全ての児童に)
義務教育期間~大学までの教育費は全て無料
就労年齢の期間は、医療や傷病休業手当などがあり、安心して生活できる仕組がある。
65歳を過ぎ、再び非就労期に入ると 年金給付やさらに手厚い医療が受けられる。
たとえ所得には格差があっても
再分配後の所得が保障されるため
(*この保障の使い方は合っているのだろうか)
物を買う力が貧困世帯にも残される
従って、その生活を一定の水準を持って営むことができる
と言うものであった。
わが国においては、所得に低い世帯で子どもがいる家庭では
保育料負担から義務教育終了期間までもお金が掛かり
尚且つ、高校以後は授業料がかかるので
子どものいる世帯は、可処分所得は大変低く
購買力も低い
しかし、スウェーデンでは、
子どもにかかる費用はほとんど全てを
国の社補償制度で賄われるために、
稼いで、税金を納めた以後のお金は老後の心配もなく
全て、消費に回せるというのである。
それは、
揺りかごから墓場までの人生のあらゆる段階で、国家が「良き父親」として、人々のニーズを包括的に調整する役割を担う。階級闘争ではなく、人々が助け合って生きる。協調の精神で全ての人々に生活の安全と安心が保障される
社会を作ることが国是となっているから、
国家の政策が、それに基いて作られ実行されているからである。
つまり、貧困は国家の姿勢を写す鏡であり、
国家の政策で貧困をなくすことができると改めて学んだ。