東村山市内小中学校の学校耐震化を一気に進めて!!

2008-07-07 06:30:04 | Weblog
今朝7日は、
第1月曜日は、東村山駅西口で、朝の駅頭宣伝をしていますが、
でお休み 

今日は、学校耐震化の問題

中国四川省大地震で学校が倒壊し、多くの子どもたちが犠牲になりました。
この報道に多くの子をもつ親、学校関係者、国民が暗澹たる思いをしました。
政府は、補助金を今までの2分の1から、今後3年間は3分の2にし学校耐震化を加速させると発表。

 私が、議員になった時は阪神淡路大震災が発生した後で、
当時から共産党市議団として、一般質問などで市内小中学校の耐震診断を要求してきました。
当時、ある担当課長が、「福田議員さん、耐震診断は必要だと思うけど、診断して老朽化が明らかになると保護者に不安を与えるからね~」
とおっしゃったのをいみじくも思い出します。

 遅々として進まない耐震化や学校改修に、
日本共産党市議団は市内全小中学校の実態調査を2度行い、
その結果、老朽化が進み、雨漏り、コンクリートの剥落等々、たくさんの問題点を指摘し、改修予算の増額も要求し続けてきました。
今日まで、耐震診断は全校終了し、一定の改修も行われてきましたが
コレまでのペースは、お金が無いからと、1年に1校。

当然、市立小中学校の校舎の耐震化率は、22校85棟の45・9%という実態。これは、多摩地区26市中21位にあたります。

読売新聞の報道によれば、
東村山市より耐震化率の低い市は、青梅市、昭島市、東大和市、清瀬市、あきる野市の5市。
福生市、羽村市、西東京市は100%終了しています。

 今年4月発表された東村山市の第6次実施計画でも
2008年から2010年までの3カ年間で、小学校4校、中学校3校が計画に上がっていただけでした。

共産党市議団はじめ他の会派も含めて、6月議会でこの学校の耐震化問題が取り上げられ
結果としてⅠs値0・3未満の学校の耐震化を優先して前倒しで行うという答弁を得ました。
 その後、市教育委員会はマスコミの取材に答え、
市立小中学校でⅠs値0・3未満の対象の校舎数は17棟で、
9月議会に補正予算を組み、前倒しで耐震工事を実施し、3ヵ年で完了すると発表。
しかし、それでも耐震改修率は100%ではありません。

 東村山市教育委員会の決断を大変嬉しく思います。
今後は、Ⅰs値0・3未満以外の校舎の耐震化も加速をつけるべきだと思っています。
何時発生するかわからない災害には、十分な備えをしておく以外に被害を防ぐ方法はないのですから
また、国も震化補助金の3分の2適用を今回の対象校舎以外にも広げるべきです。

念のため、東京都は耐震改修に補助金を出していません。
6月議会では、日本共産党都議団の提出した耐震化への条例案を
自民、公明、民主が否決したとか

   因みにⅠs値0・3未満とは
  震度6強の地震で倒壊のおそれがあると判断される基準値。
  対象学校は小学校で、八坂、萩山、南台。
       同体育館で青葉、大岱、東萩山、秋津。
       中学校で1中、3中、5中、6中。
       同体育館で3中、4中、5中、6中。

こうした問題にこそ、最優先でお金を使ってもらいたいものです

多摩北部医療センターを地域医療の砦に

2008-07-05 18:35:04 | Weblog
5日、
気温は上がり、エアコンを入れないのでもうグッタリ
家中の窓を開け放しているのに、風は有効に入り込まない
こういう日は、台所で水仕事に限るのかも・・・

 サテ、多摩北部医療センター
都立病院~から保健医療公社に移行して3年。
高齢者の医療と研究機関としても大いに取り組んできた多摩老人医療センターは、
石原知事の都立病院減らしの政策の下、
小児~一般成人を対象とし、救急医療、ガン医療、都の二次救急医療機関指定を受け、休日全夜間診療に関わる医療機関へと変わりました。

 この医療機関のあり方の議論がされていたとき、日本共産党は、
お年寄りの医療を中心に、高齢者が安心して医療を受けられる病院をなくさないよう、
 小児医療は、清瀬小児病院を存続させて、より充実させるよう
病院関係者、労働組合、多くの住民の皆さんと共に運動してきました。

しかし、都議会与党などは、多摩北部医療センターに女性専科の創設などを掲げ、
お年寄りだけでなく、小児科も新設される、一般成人も掛れるなどと、
これを推進してきました。

ところが、今、多摩北部医療センターは、とても地域医療の最先端医療機関としての役割を果たしていません
それどころか、公立昭和病院から、小児救急医療機関としてもっとしかりやってもらいたいと注文を受けるまでになっています。

  診療科 21科
       病床数 336ベット
       職員数 361名  であったものが

今年4月では
 ベット数    42床 休止
       外科外来診療が 月・木が休診(手術のため)
       小児救急    22時の準夜間対応に
       小児病床    13床を3床に(そもそもは40床の約束)
       となっているそうです。

 医師・看護師不足も深刻で、
       医師欠員  14人、
       看護師欠員 18人 と言う実態。

もちろん、医師や看護師の募集は引き続きしているわけですが、
全国的な医師不足も原因の一つではありますが、
都立病院としてのステータスも無くなり、退職に歯止めが掛らない状態だそうです。

多摩北部医療センターは、結果として、地域の医療最先端機関であるべきであり、
地域住民の命を守るべき役割を持った医療機関であることは間違いありません。

中で働く医師や看護師初め、その他の職員、地域住民が協力して、
二次医療圏の中核病院として、再生すべきではないでしょうか

今国でも、公立病院に対する採算性を極端に重視し、公立病院の再編を進めようと言う政策も推し進められています。
そうした中で、無医村になる自治体が新たに誕生しています。

採算性を考えることに、一定の限界がある医療、
地域住民の命を守るべき医療機関だからこそ、
国や東京都がもっとと財政出動をして、命を守るとりでを再生、存続させて貰いたいと思うのは間違っているでしょうか

同時に、やはり、清瀬小児病院をこの地で存続させてこそ、
多くの小さき命を守ることが出来るのではないでしょうか

今日は好きな本のこと(追加しました)

2008-07-04 21:27:23 | Weblog
荒川様、廻田学童視察報告へのご意見ありがとうございました。
ご指摘の点、視野に入れ、安心して子育てのできる
職員と保護者が共同して、子育てする施設としての学童、守りたいと思います。

 今日4日は 夜出かける時になって
ピカピカと 稲光がして
娘が 怖い怖い と言っていたが
ピアノのレッスンをしている間に大雨
昼間は30度を越える暑
どうなってるのという感じでした。

 さて 今 木谷(こたに)恭介さんの 宮之原警部シリーズにはまっています。
たまたま、本屋さんで買った本に 100冊目とか書いてあって、
ずいぶん以前に読んだことはあったけど、それならシリーズで読んでみようと思い立ったのが始まりです。

ところが、通常の本屋さんには、木谷氏の本は見当たらず
よく利用させて貰っている古本専門店にはたくさん並んでいたので、購入し始めました。
1冊350円で、もう20冊は優に超えたので、7000円を越えて買いました。
発行順を考えていたら、読めないので、手当たり次第とはいっても、
読み始めはやっぱり少しでも発行年代の古い順になります。

 木谷氏の小説は、単に 推理小説としてだけではなく
彼が 分析する 社会の現象に なるほどと考えさせられることがあるのに気が付き、それもはまっている理由の一つです。

ある巻に、田舎の代々その地に住み続け、今後も住んでいくだろう人々がいて
片方に、ある町にできたおしゃれな新興住宅地は、1代限りで、住み手が次々に変わっていく
こんな描写がありました。
ああ、そうだ と妙にさびしくなりました。

私も、地方の出身です。故郷は奄美です。そこには母と弟がいて、帰れば同級生もいます。
でも、今は東京に住み、居を構えたけれど、我が娘達が、代々この地に住むことにはならないだろうな~と予感させることもあり、
我が娘達の帰るところはどこなんだろう~
と、考えさせられたからです。

今の地に家を購入した時の、判断の最大の基準は、
娘達が小学校を転校しないですむということでした。
入学から卒業まで、同じ学校ですごさせてやりたかったからです。
夫は、転勤族ですから、黙っていると、娘達は次々に学校を変わることになります。
事実、夫は金沢、仙台、金沢、広島と次々に転勤しました。

こうして、母校を持ち、東村山市を故郷とする娘達は今後、
この地を離れるのか、すみ続けるのか、ドンナ選択をするのかわから無いながらも、
代々、住むことは無いのかも~

 日本の社会のあり方の中で、代々住み続けることのできる人々がどれだけ残るのだろうか ちょっと、考えさせられました。
取り留めの無い話です。

こんなことを考えさせられたり、仏教のことを学べたり、
はまっている理由です。

廻田学童を視察しました

2008-07-02 15:14:16 | Weblog
 今日は晴れ、
台所の窓から外を見たら、隣家との境の塀に
写真の実が落ちているのを見つけました。

 我が家の庭(?)に、いつの間にか生えて大きくなった山桃の実です。
下の枝には実が付いておらず、今年はダメなのかな~
と、思っていたところです。
真っ赤な実は、酸っぱく、種もあるのですが、
そのまま食べてみるのを毎年楽しみにしているのです。

 サテ、6月30日に、
日本共産党東村山市議団の5人で廻田学童を視察しました。
保護者会からのお手紙を頂いたからです。
児童数約90人、当日は80人が来ているということでした。

尋ねた時間は、勉強の最中、みんなテーブルを並べて、班毎に勉強をしていました。
部屋いっぱいに並んだテーブル、歩くにも間を縫ってクネクネと歩くしかありません。

勉強が終わって、おやつの時間。
今日のおやつはトウモロコシでした。
茹でたての美味しそうなニオイが・・・・・・
当番さんの合図でいただきますのご挨拶をして食べ始めた顔の嬉しそうなこと

 食べ終わると、片づけをしたり、お掃除をしたり、遊んだり   いっせいに80人の子どもが動き出し、おしゃべりを始めるので、部屋の中は、とても賑やか

 合間を縫って、保護者会の役員さん、また指導員の先生とお話しをしました。
先生も、保護者も、
こんなに人数が多くては、子育てと言うより、
子どもたちに危険が無いよう見ているだけで精一杯
もっと一人一人の子どもたちの状態をわかって接することができるようにして欲しいと、口々に話しておられました。

 先日、参加した三多摩の学童フォーラムでの、村山先生や学保連の講師のお話が思い浮かびました。

子どもは学校で、友だちと、色々な確執を抱えて 
 学童に「ただいま」と帰って来るかもしれない そのときに、指導員がその胸に抱えたものを、気が付き、軽くして上げられるかどうか、
それが学童の果たす役割でもある
そのためには、1学童の規模は40~50人がせいぜい
と言うような、お話でした。

 廻田学童の現状はまさにこれとは逆行していると思います。
市内の他の学童も、多かれ少なかれ同じような状況です。

 一日も早く、大規模学童の解消を、第2、第3の学童の建設で進めるべきだと痛感しました。
そして、民間委託など考えずに、公設公営で、職員も引き続き正職で、増員もしてこそ
朝から、一人一人の子どもの状況を確認しあい、保護者と一緒に学齢児の子育てをする学童足りうると、改めて痛感しました。

西口の公益施設よりも、学童の増設が最優先課題であることは言うまでもありませんよね~
がんばります

後期高齢者医療制度廃止を求める市民の集会に150人が・・・

2008-07-01 00:29:36 | Weblog
 朝は雨、今日は降ったら困るな~と思っていたら、
  上がりました。

6月30日、後期高齢者医療制度の廃止を求める市民の集会が予定されていたからです。
集会の始める夕方にはすっかり晴れてしまいました。

 市民センターでの集会には150人が参加 、その後のパレードにも殆どの人が参加。
 パレードは、
   市民センターを出て
      
   府中街道を左折
      
   八坂神社前を左折
      
   久米川駅西側の踏切を渡る
      
   久米川駅北口交番前を左折し
      
   起点の市民センターに戻るコース 

沿道から、がんばれよ~ の声や、
窓から手を振る多くの方々の激励に
心から、後期高齢者医療制度はやっぱり廃止するしかないと痛感 

 集会では、市内で開業している和田医師が、
 終末を迎える高齢者に、退院を勧めたら診療報酬が入り、
 退院して自宅で最期を看取ることになったら診療報酬が入る
 こんな医療制度は、絶対おかしい
 与党が凍結とか言っているが、何の解決にもならない。
 解凍し、終末医療の報酬はやめますと言っても、
 この制度そのものが高齢者への差別だから
と医師の立場から講演

我が家にも86歳の夫の母がいるが
病気になって、あんた達に迷惑掛けることだけはしないからと
健康にいいと聞けば、酢大豆を作り、食べ、
足踏みがいいと聞けば、寝る前に200回足踏みをする
トマトがいいと聞けば、トマトを1粒ずつ食べ、
涙ぐましい努力をしている。

後期高齢者医療制度はこの高齢者を奈落の底に突き落とすようなものである 
それは、高齢者がそのように感じようと感じまいと同じことである