きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

ももち講座/「つの出しの変化結び」などをおけいこ

2017-10-04 18:07:12 | 舞踊と振袖の着付け

六通の帯や、短い帯のときに役立ちます
若手の博多人形師の石田さんは、「自分の作品に生かしたい」と、舞踊の着付けを学んでいらっしゃいます。
今日のおけいこは、「つの出しの変化結び」。

本来「つの出し」は、江戸時代の帯結びです。
ですから、帯は全通が原則ですが、舞踊の会によっては、戦後になってから登場する「六通」を持って来られる場合が多く見られます。
時代考証からすると、江戸時代の帯結びを、戦後の帯では結べません。矛盾です。
しかし、結べないと言ってしまっては、舞踊の会の幕は開きません。
そんな時に結ぶ、いくつかの「つの出し」の結び方を学びました。(写真がなくてすみません)

その後、現代の女性のきもの姿の中で、よく結ばれている「二重太鼓」の帯結びについてもお勉強しました。(下写真)
博多人形界の世界を担う、若手の人形師に、着付けの技術を提供できることは、私たちにとっても幸せなことだと感じています。


 


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地域の活動を支える、ももち文化センター

2017-10-04 16:29:09 | 舞踊と振袖の着付け

藤崎駅から徒歩5分、文化施設の集合体。
「きつけ塾いちき」が開催している「舞踊と振袖の、着付け専門講座」の「ももち文化センター」。
場所は、地下鉄の藤崎駅から徒歩で5分とかからない県立の文化施設。
同じ施設内には、「ももち文化センター」、「大ホール」、「小ホール」、「ももち体育館」などが併設しています。

私たちの月一回の専門講座は、ここの「ももち文化センター」の部屋をお借りして開催しているわけです。
いつも利用される方が多く、駐車場などは満杯状態です。
それだけ文化活動が盛んな地域なのだと思われます。



今日は、街歩きのイベントが…
「文化センター」の二階で、多くの方が集まっていらっしゃいました。
テレビカメラも来ていて、「オレンジ通り」・「西新中央」・「中西」・「高取」・「藤崎通り」の「五つの商店街を歩く」イベントでした。
「サザエさん通り」に象徴される自分たちの街を知ろうという取り組みです。

ももち文化センターは、いろいろな所で、地域の住民にお役に立つセンターなのだと思いました。






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