ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

独占禁止庁長官が灰色操業の漁獲割当を剥奪する必要があると指摘

2013-03-01 19:13:26 | 日記
2013年03月01日
モスクワ発
[独占禁止庁長官が灰色操業の漁獲割当を剥奪する必要があると指摘]
ロシア連邦独占禁止庁長官アルテミエフは記者会見を行い、ロシア極東の53の漁業会社とロシアスケトウダラ漁業者協会を調査した結果、26の漁業会社と業界団体から、カルテルの関係が確認されており、これらの灰色(“серым”)操業と貿易に対して10億ルーブルまでの罰金を科し、漁獲割当を剥奪する重罰が妥当だと語った。
アルテミエフは、これらのグループの活動は、ロシア極東の経済に莫大な損失を与えていると指摘した。
ロシア独占禁止庁は、ロシア排他的経済水域のスケトウダラの漁獲枠を不当に管理していたとされる中国企業“パシフィックアンデス”(PacificAndes International Holdings)との提携に関連し調査、スケトウダラ漁業者協会の議事録等から、Aシーズン、Bシーズンの漁獲調整、スケコ卵率の調整、およびスケコ、フィレ、ミール製品の供給体制について、協会と会員53社の内26社にかかるカルテルの証拠を発見したと発表していた。
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