ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

水産会社2社が付加価値税の大規模脱税容疑で摘発される

2013-03-13 17:50:46 | 日記
2013年3月13日
モスクワ発
[水産会社2社が付加価値税の大規模脱税容疑で摘発される]
ロシア捜査当局は、水産物卸売会社“Грумант”(グルマン)と “Турий”(トウリ)の元役員による、2009年から2011年の活動での付加価値税の大規模脱税を摘発した。
この2社が、ロシア連邦予算に支払わなけばならなかった付加価値税は180百万ルーブルに達する。
アルハンゲリスク地域の捜査において、重要書類の存在がわかり、当局は容疑者の1人のアパートと車にあった所持品を押収した。
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密漁者は日本人ではない ロシア人が密漁を行い外国水産会社がそれを幇助する

2013-03-13 11:36:40 | 日記
2013年03月12日
モスクワ発
[密漁者は日本人ではない ロシア人が密漁を行い外国水産会社がそれを幇助する]
ロシアFSB国境警備庁は、昨年2012年、水棲生物資源の違法漁獲に特化した、60の犯罪集団を摘発し、38集団については、完全にその活動を停止させたと発表した。
最近の傾向として、密漁を行うのは、単独の"флибустьерские"(海賊)船とその乗組員ではなく、多国籍で組織化された犯罪集団となっている。
一般の人々は、勘違いしがちだが、カニの密漁をしているのは日本人ではない。
また、日本当局は、水棲生物資源の密漁密輸を防ぐために、ロシア国境警備当局と連携をとる等、良好な関係を保っている。
この密漁密輸を主として行っているのは、便宜置籍(FOC)船と呼ばれるシェラレオネ、グルジア、モンゴル、ベリーズ、パナマなどの国籍船を利用したロシア人である。
ロシア国境警備当局の努力等により、製品受入国の税関当局のデータと照合分析を行った結果、昨年2012年、外国の港へ向けたカニ密漁と違法製品輸出が30%以上減少したことが確認された。
しかしながら、ロシア国境警備当局は、ロシア人と外国人の密漁密輸の手口はより巧妙になってきたと指摘している。
この水棲生物資源の密漁は、密輸、マネーロンダリング等、犯罪の連鎖の最初のステップであり、この分野で、主として暗躍している国境を越えた犯罪集団のベースは、ロシアと外国の水産会社である。
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