ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

ロシア産カニの貿易額激減

2015-03-06 14:11:47 | 日記

2015年03月06日
NHK北海道 NEWS WEB
[ロシア産カニの貿易額激減]
ロシアからの活カニの輸入量が全国一の稚内港で、ことし1月、輸入されたカニが去年に比べておよそ9割減少し、カニの密漁などを防止する日本とロシアの二国間協定の影響が現れているとみられています。
稚内税関支署によりますと、稚内港でことし1月、ロシアから輸入された活カニは48トンあまりで、去年の同じ月に比べて、88.5%の大幅な減少になりました。
このうち、タラバガニは96%減少の5トンあまり、ズワイガニは72%減少の42トンあまりとなっています。
また、稚内港に入港する外国船も大幅に減っていて、1月は15隻と去年の同じ月の5分の1にとどまりました。
ロシアのカニをめぐっては、密漁や密輸を防止するため、去年12月に輸出入の手続きを厳格化する日本とロシアの二国間協定が発効し、輸入の大幅な減少は協定の影響が現れているとみられています。
稚内市では「この状況が続けば水産加工業などの地域の経済に大きな影響が出てくる。今後の動向を注視するとともに加工をほかの魚に切り替える会社の支援策なども検討したい」と話しています。

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